かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

日本の歴史16 豊かさへの渇望

2013年01月11日 | Books


本書は、日本の歴史シリーズの最終巻。後で、別巻が追加されたから、実際は、ラスマエということになったが。

戦後の復興時代を忠実に蘇らせてくれる。
戦後のイメージは、朝鮮戦争もあり、急速に復興し、好景気を謳歌したが、バブルになり、それがはじけて、20年間鳴かず跳ばずというものだが、本書を読むと、戦後積み残したものが、眠ったままずっと今まで、残されていたことに気付く。

図らずも、民主党政権になり、3.11も起こってしまい、自民党がずっと目立たないようにしてきた問題が、一挙に噴出したともいえる。
憲法問題≒防衛問題、沖縄問題、原発問題。

政権が替わって、市場は評価しているが、この戦後政治の清算をどう行っていくのか?
直球だけでは、前進できないことは明らかだが、変化球ももう投げ過ぎた。魔球もなければ、残るは?

選択肢は限られるが、逃げずに、まっすぐ取り組んでいくしかない。子孫のためにも。
コメント
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