本書は、もちろんThe Beatles 1の便乗本。
老舗の、シンコーさんが出版。
正直、この手の便乗本は、相当出ているのだが、かつ、たぶん重複もあるのだが、 The Beatles 1に合わせての出版ということでいいんじゃない?というレベル。
内容的には、新しくでたThe Beatles 1で初めてビートルズに出会った人向けなのだが、こういった本を散々読んで来た向きにも、楽しめるようになっている。
後者の私としては、各アルバムの評価が、ジャケットと、詩と、メロディの三部構成になっているのがいい。
トータルで見るとみんなよくなってしまうのだが、こういう切り口で見ると、いろんな見方ができるのがわかる。
特にジャケット評は面白く、当初のファーストアルバムのジャケットが当初アビーロードスタジオの階段での写真だったそうだ。
もしそうだったら、アビーロードのジャケットとセットで面白かっただろう。
現在活躍中のミュージシャンのビートルズの各曲に対する評価も面白い。圧倒的に、中期以降の曲が多いが。
ビートルズ関連のソフトの紹介も興味深かった。特にまだ見てないものも結構あったんで驚いた。
一方、ビートルズの遺伝子を受け継ぐ50枚というコーナーもあったが、ヤリスギでは?
このコーナーに感動したという人は、流石にいないだろう。
無理!
いろいろごじゃごじゃ書いたが、入門者にはうってつけ。