本書は、本屋で見つけた。
母校でもあり、たびたび扱われる話題でもあり、即ゲット。
まぁ、面白かったところもあるし、ちょっと違うと思ったところもあるし。
やはり、面白かったのは、経済ジャーナリストならではの、経済界での、慶応閥の功罪。
これは、たぶん、卒業生みな感じていることだろう。
いい面が多いが行き過ぎると変な方向に走り出す。
いろいろな話を聞いたが、本書は、それを、絶妙に引き出して、取り上げている。
一方、地味な連帯感。
これは、本当に外からは、わからないことで、大学が一緒なだけで、距離が一気に縮まる。
Wとの違いは、Fは、国に頼らず、民間のサポートで塾を育てたということにあると思う。
Fについては、和魂洋才の中で、評価は別れるが、現在の状況を見ると、やはり功の方が大きいと思うし、本書の底辺には、それがあると思う。
別にどっちの肩を持つわけではないが、ライバルが切磋琢磨するところに、進歩があるとすれば、その切磋琢磨をどんどん続けて行くことにより、日本の世界への貢献により寄与できる人材を育てられると信じたい。
慶応卒業生だったら、いいかなという感じ?
外部の人が読むと、誤解を生じる恐れあり?
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