
本CDは、告井さんの2012年の作品。
ベスト版みたいな色彩もあるが、新作も入っている。
先日のライブ版でゲットし、サインもいただいた。
CDだけ聞いても、びっくりはするが、本当の凄さは、ライブを見ないとわかないかもしれない。
一本のギターで、こんなに重厚な音が出せるのか、かつオリジナルに忠実。
流石のビートルズも、ボーカル+ギター2本+ベース+ドラムで、音を作っているのにだ(もちろん他にゲスト楽器多数)。
基本的には、ベースとリズムギターとボーカルで音を作っているが、リードギターを肝心のところで、交えることによって、迫力を増している。
中には、ピーターバラカンさんと告井さんの対談が入っていて、似た年頃の二人のビートルズ体験が興味深い。
二人とも、ビートルズによって人生が変わったことがわかる。
ただ、日本とイギリスのビートルズ人気の密度の違いもわかって、それはそれで、また興味深い。
この辺は、同時代に中にいた人でないとわからない感覚だ。
ちょっと他の告井作品に比べ、曲数が少ないのが、物足りないかもしれないが、その分、ちょっとお安くなっている。
告井作品を一枚と思っている人にお勧めできる。