
ノーベル賞受賞後の初のディランのアルバム。
いやぁ、やりたい放題。
アメリカのスタンダードをディラン節で歌いまくる。
それで、初の3枚組になった?
そういえば、ノーベル賞は、結局もらえることになったのかな?
いきなり、しゃがれ声から始まるが、ずっとそのまま。
今の彼の声なのだからしょうがない?
気持ちは、通じてくる。心をこめて歌っている感じはすごく伝わるのだが。
我々が、今のディランに何を期待しているのかも問われるのかもしれない。
若いディランは、若者の代名詞のように、我々の感情を歌に込めた。
時代を作った。
そして、後期高齢者の仲間入りをしたディランは、何を歌えばいいのだろう。
このアルバムが、今のその答えなのだろうが、後期高齢者だからこそ訴えられることもないのかなとふと思ってしまったりもする。
名曲アルバムと思って聞けば、全然いいのだが、ディランの最新作と言われると.....