サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドから、もうすぐ50年。
また、お祭り騒ぎが始まっている。
6枚組セットとアナログは注文済だが、本の方も、目白押し。
本書は、その第一弾というところか。
正直、ボリュームの割りに高いが、シンコーさんの渾身の一冊と思いゲット。
完全ガイドと銘打っているが、ある程度基礎知識のある人でないと、難易度の高い本かもしれない。
マニア向けと言っていいだろう。
公演活動を終えてから、アルバム完成までの道のりを、インタビュー、写真、逸話、スタジオの使用状況塔から、組立て、すばらしいドキュメンタリーにまとめてある。
それは、必ずしも、劇的なものではないが、その発想の豊富さと、その発想(夢?)を、現実にしていった製作者達の試行錯誤が、リアルに再現される。
そして、50年経っても色褪せないとんでもない作品が仕上がった。
珍しい写真多数、懐かしい当時のインタビューも多数。今回新たに発売されるアルバムの情報も少々。
これは、完成パーティが行われたブライアンエプスタインが住んでいた家。
バッキンガム宮殿から近いが、閑静な住宅街だった。
2年前に訪れた。
ビートルズファンは、マスト。それ以外の方は、お好みで。
それにしても、高い。