かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

1963 NME Poll Winners Concert Program

2022年11月15日 | The Beatles


今日は、かなり寒い。

そんな中、やっとコロナワクチン4度目接種。
なかなか接種のタイミングがなく、遅れてしまったが。
これは、横浜接種会場近くのクリスマスツリー。

トーハクの国宝展のチケット販売、今日が最終日だったのだが、また取れず。
人気歌手のコンサートならともかくも、国立博物館のチケットが、普通に買えないというのは、いかがなものか。
まぁ、ほとんど見たことがあるものなので、いいんだけど。



本プログラムは、1963年4月21日(日)に催されたNew Musical ExpressのPoll-Winners’ All-Star Concertのプログラム。
他の年の、NMEコンサートのプログラムは、持っていたが、1963年4月は、最も古いものになる。
1953年が第1回だったと思うから、10回目ぐらいだったか。

当時の人気スターが勢ぞろい。
1グループ、5曲ぐらい披露したそうで、一部音源も残されている。



人気スターの紹介。
Billy Furyや、Cliff Richardなど、人気歌手の紹介が、細かく紹介されている。



当日のプログラム。
かなりの時間がかかったのではないか。
Beatles は、トリの3つ前で、かなり人気が出ていたが、まだ、トリを務めるまでは至っていなかった。



ビートルズの紹介は、1/4ページで、写真もない。
付箋が付いているのは、前所有者のハンター・デイビス氏のメモ。
1963 NME Winner Concertと読める。
one of Britain's most exciting vocal-instrumental groupsと紹介されており、時代を感じさせる。
まず、rock groupという言葉がなかったようだ。
2月から、突如、チャートに登場したとある。
ジョンが、全曲自分達で作ろうと思っているとのコメントがまず載り、ポールとジョンがソング・ライティングすることは簡単と豪語し、100曲ぐらい書き溜めた曲があると述べている。
ハンブルグ時代のこと、独特の髪型なども、紹介されており、ロンドンでは、ビートルズをまだ知らなかった人も多い時代。
最後に、"Merseyside r-and-b"を、イギリス中でもっと人気のあるものにしたいと大志を語っている。
ビートルズの人気が出だした頃の業界の様子がわかる資料として貴重。
コメント
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