かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズ音楽概論 その2

2022年11月26日 | The Beatles


今朝は、雨だったが、昼頃上がった。
ビートルズ音楽概論口座の第2回で、横須賀に行った。
そんなに遠くはないのだけど、JRだと逗子から先の本数が少なくやや不便。
京急は、結構本数あるのだが、JRとの乗り換え駅が、横浜までなくこれまたいまいち。

JR横須賀駅は、のどかな雰囲気を残すが、昭和15年にできた駅舎で、大正3年に改築した時の面影を残しているという。
元は、明治22年にできた古い駅で、これは、横須賀が当時から重要な海軍基地だったことによる。



駅を出るとすぐ軍港で、詳しくはないのだが、様々な軍船が停泊している。



これは、戦艦陸奥の主砲の実物大モニュメント。
確かに巨大だ。



この横須賀港を望むところは、ヴェルニー公園として整備されており、その入り口に、ヴェルニー記念館がある。
ヴェルニーは、明治維新前から、横須賀製鉄所(造船所)を作り上げたフランス人。
富岡製糸場の巨大な窯も、横須賀で作られたと説明されたことを思い出した。



精巧な、戦艦陸奥の1/100模型。
軍事費を使わないで済む世界を、日本国憲法は、目指していたはずなのだが。



3tスチームハンマー。
蒸気の力で稼働するハンマーで、重文に指定されている。
1866年に輸入されたというから凄い。
船の部品を作るのに使用された。



当時の造船所の場所は、今も使用されている。



潜水艦も停泊中。



話がそれたが、本題のビートルズ音楽概論の話。
講師は、麻倉怜士先生。
今も津田塾や、早稲田で、講義をされているが、本講座は、横須賀市民向けに特別公開。
前回は、総論の説明に時間を要したが、今回から、個別の曲毎に分析。
今回は、初期の6曲。
1曲20分で、6曲という計算だが、とてもそれで収まる訳もなく、かなり飛ばした。

とにかくビートルズの楽曲のコード進行の特異さと、バリエーションの多さに感服。
そして、それを、的確に分析して、何故ビートルズの曲に世界がわくわくさせられたかを解き明かす。
とても面白い。

カノン進行、マイナー曲の最後がメジャーで終わる時の効果、ブルーノート連発、卓越したコーラス。
鍵盤で弾く様子を大映しにしながら、一音加わっただけで、大きく印象が変わることを説明してくれる。

1曲毎の構成としては、まずモノとステレオを聴き、曲の制作された背景とコード進行のポイントの説明、ハーモニーの特徴を解説後、特徴のある音源、映像で復習するというパターン。
津田塾で長年教鞭を取られてきたということで、ひじょうに、効果的に印象に残るご説明をしていただける。

残り4回、楽しみだ。
続編は、あるのかな?
早稲田アカデミーでは、中期、後期と続けれおられるようだが。
でも、横須賀市民優先なので、横浜市民は当たるとは限らない。
コメント
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