かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Paul McCartey's WINGS Live 1972

2022年11月19日 | The Beatles


今日もゴルフ。
流石に、連荘は、しんどくなってきた。
秋晴れで、最高のコンディションだったが、スコアさっぱり。

とにかく、わざと、アップダウンを強調したような設計で、カートがなかったら、まさに、トレッキングコース。
よくぞ、作ったというコース。



今日は、紅葉を見に来たということで。



今年の紅葉は、綺麗だ。



本CDは、ネットでゲット。
正直、西新宿で売られているような代物だったが、この時期のWINGSのライブを聴いたのは初めてだったので、私にとってはまずまず?

Paul は、ソロアルバム2枚を作成後、WINGSを結成し、即席で、アルバムを1枚作って、WINGSの初ツアーを企図。
メンバーをさらに集めて、 5人体制で、1972年、小さなホールを中心にUK、ヨーロッパでのライブツアーを行った。
この音源は、1972年8月22日のベルギー、Antwerpでのライブ音源だが、ステージの最初の方と最後の方が欠けており、8/20のアムステルダム公演の重複しない音源を加えている(後半の5曲)。

演奏はラフだし、音も、切れたり飛んだりする部分があり、必ずしもよくないが、当時のコンサートの様子が分かって興味深い。
当然、当時は、ビートルズの曲は、演奏せず。
ソロアルバムからの曲もない。
WINGSになってから取り組んだ曲ばかりで、演奏もこなれていない訳だ(といっても、ツアー最終に近いタイミングなのだが)。
当時、地元TVで放送されたものを、音源化したもののようだが、音が飛ぶ部分があることから、一次音源ではないと思われる。

既発表曲もあるが、ほとんどが未発表で、最終的に、正式リリースされなかった曲も多い。
その中で、その後、正式にリリースされたMy Loveや、Hi Hi Hiは、演奏のレベルも比較的高く、客のノリもよい。
コンサートだけで披露する曲と、正式にリリース予定の曲と、気合の入り方が違うのか。
Soilyも、ライブ盤で、正式リリースされたが、本音源の方は、かなり、シンプルなアレンジで、かつ演奏がラフで、正式ライブ盤の迫力はない。
Henry McCulloghが、2曲、ブルースを演奏しているが、WINGSのコンセプトとは異質であり、客の反応も悪そう。
その分野は、クラプトンに任せておけばよかったのにと思う。
ポールが、グループの演奏に満足していたとは到底思えないが、ビートルズ時代できなくなっていたライブをまずは始めてみたということではなかろうか。

などなど、Wingsの創生期のライブ音源を聴いたことのない私のようなリスナーにはいいが、その辺に詳しいリスナーには、がっかりかもしれない。
コメント
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