かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

対馬 その2

2023年12月08日 | Other Western Japan


今日も1日対馬。
行きたいところの半分ぐらいしか行けなかったが優先順位を付けてたので、良かったかな?
とにかく広くて、歩かなくては行けないところも多くて。
最初に向かったのは、金田城跡。
行くには、城山に登るしかかない。
道が心配なので、途中で乗り捨ててひたすら登る。
黒瀬湾が突然広がった。
まだ朝霧も。



最初に出て来たのは、東南角石塁。
7世紀に遡るこの山城。
感慨深い。
大野城、鬼ノ城に続く古代の山城だが、一番リアル?
ただ、ここから当時攻撃できたとは思えない。
やはり、見張りだったのか?
それにしては立派過ぎる。



当時の、掘立家屋跡が見つかっている。
防人たちの家だったのか。
粗末なものだ。



東屋まで登ってから、頂上は諦めて、ビングシ山を下る。
ここが、金田城の中心と考えられている。
門の礎石も片方だけだが発掘されている。



防人さんありがとう。



先ほどの東南角石塁にもどって来た。
下から見上げると、ますます壮大だ。



さらに北に向かい、結構タフだったけど、千俵蒔山。
標高287mだそうだが、絶景。



こちら北側。



こちら南側。



目を凝らしたが、たぶん韓国は見えなかった。

北の方に来ると、日本語のFMがほとんど聞こえなくなって、その代わり、韓国語のFMが、クリアにかつ複数チャネル入る。
半島からの電波なのか。
北方は、特に韓国人優位?



韓国展望所は、修理中で、異国の見える展望所に行った。



ここでも、目を凝らしたのだが。
無料の望遠鏡もある。



相当寒い時でないと難しいか。
50kmとのことなので、
見えるとは思うのだけど。



ランチは、蕎麦屋。



立派。
対州蕎麦は、十割だそうで。
いりやき蕎麦が名物。



豊砲台。
これも、結果びっくり。



中は暗くてたいへん。



下から見上げると、こんな感じ。



上から見るとこんな感じ。
砲台は長門と同じものだったというが。
結局一度も使われずに、廃墟になった。
巨大な砲台だが、水力だったという。



北にも、東横イン。
今は、釜山からのフェリーは、北に着くが、厳原へのルートもできるとのこと、



殿崎公園。
東郷平八郎の揮毫した石碑が残る。



ロシア兵がここに上陸したという。



沈没したバルチック艦隊の海兵を手厚く保護したことが、美談になっている。
本当は、よく分からないが、そのあと三国干渉があり、第二次世界大戦に向かってしまった。



そして、時間も無くなって来たので、厳原へ。
結構時間がかかるが、ナビよりは、1時間以上短縮して、1時間半ぐらいか。



厳原の八幡宮神社。
ここも韓国の観光客でいっぱい。
3社並んでいるが、こちらが、八幡様。



対馬博物館。
立派。
昨年オープンしたばかり。
ひじょうに綺麗に、でもコンパクトに、対馬の歴史がわかるような展示になっていた。
魏志倭人伝の時代よりも前から、朝鮮通信使まで、わかりやすく展示されていた。



昨日行った古墳で発掘された鉄剣も展示されていた。



金石城跡。
対馬藩主宗氏の城だった。



金石城庭園。
今も、しっかり維持されている。



対馬朝鮮通信使歴史館。



対馬博物館と重複感あるが、通信使の歴史がよくわかる。



最後は、万松院。



宗氏の菩提寺。



お墓にお参りするのもたいへん。



最上階。
大きく広がっている。



宗氏19代のお墓。
小ぶりだが、万松院の名の元になっている。



何基あったかわからないが、壮大な墓地だった。



最後に情報館。
お土産をちょっとゲット。



夜は、やっぱり海鮮。
明日は、壱岐に移動する予定。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする