かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

浮世絵の見方

2023年12月22日 | Culture・Arts


今日も寒い。
風もある。

原宿の太田記念美術館で開催されている”浮世絵の見方”展に行った。
ラフォーレの裏というすばらしいロケーションで、外人観光客も多く訪れていた。
私は、初めて。
eテレで、本展を知り、閉幕寸前に訪れることができた。



本美術館は、今はなき東邦生命の会長さんが収集したものを展示するために作った美術館らしい。
浮世絵コレクションが中心だが、今回は、浮世絵の見方がわかるような、展示になっていて、たいへんよかった。
浮世絵を見る時は、構図とか色合いとか、絵として見てしまっていたが、本展で、浮世絵ならではの見どころをわかりやすく解説いただいた感じ。
現物の展示を見ながらの説明だからよくわかる。

浮世絵を作成する時の工程は、もちろんだが、絵師は、彫師の超絶技巧が貢献していることがよくわかった。
1ミリの間に、3本も線を彫る。
それも浮き彫りだ。
色についても、北斎のころから、ドイツからの青の輸入インクが、大きく貢献していることを知った。
また、版を重ねるごとに、劣化したり、色合いやデザインを変えたり、変化が見られるところも面白い。
明らかに間違った色を使ってしまったケースもあったが、途中の版から、修正された。
浮世絵は、幕府の規制対象になっており、その規制の網を逃れるための様々な工夫も行われた。

浮世絵にちょっとでも興味のある方は、是非。
今後の浮世絵を見る時のツボが押さえられる。



新たにできたFENDER SHOP。
立派過ぎる。
ここに足を踏み入れるのには、勇気がいる?



先日オープンしたストーンズのショップが、仮店舗に移転していた。
またちょっと買ってしまった。



帰りに、みなとみらいに寄った。
年に一度の全館点灯の日。
全館点灯の日に来れたのは、3回目ぐらいかな。



今回は、コロナ明けということで、気合が入っていた。
これは、Y-Cubeという立方体のスクリーンで、プロジェクションマッピングのショーがある。
シュールな映像で、わかりにくかったが。
ヨルノヨと称して、いろんなところで、光のショーが見られる。



Y-Cubeの回りを歩くと、光が追っかけてくる。



屋形船も一役買っている。



全館点灯は、いつみても素晴らしい。
省エネの観点から、今年は、3時間。



赤レンガ倉庫では、クリスマスマーケットがオープン中。
スケートリンクも。



定番の万国橋からの夜景。
ちょうど、船が、みなとみらいに向かって行った。
遊覧から戻るところだろう。
すばらしい!
コメント
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