かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

The Return of Emerson Lake & Palmer

2023年12月12日 | Music


今日は、ELPのトリビュートコンサート。
トリビュートといっても、カール◦パーマーが出演してるから、完全なトリビュートではないが、リターン◦オブ◦ELPと言われると、リンゴしかオリジナルメンバーがいないバンドが、ビートルズを名乗るようなもので、やや違和感はある。



ELPは、特に高校時代よく聞いた。
ポスト◦ビートルズということで、ハードロックと、プログレシブロックが、もてはやされた時代。
キースのキーボードと、レイクのボーカルは、出色だった。



パーマーは、その要ではあったが、ドラマーとして、特徴を出すのは、難しい。
この2人が、あまりにも目立ち過ぎる。
キースは、もう少しで見れるところだったのだが、寸前に自死してしまい、チケットが払い戻しになった。
パーマーも後を追うように亡くなってもう見るチャンスがないと思ってたところに、パーマーが立ち上がったという感じ。
キースとレイクの御遺族のフルサポートを得てのショーだという。



グッズは、相変わらずの人気で、結構早く行ったのだけど、1番の目当ては、寸前で売り切れて、結局は、プログラムと、タルカスのTをゲットした。
まぁ、よしとしよう。



六本木ヒルズの向かい側。
東京タワーは、クリスマス仕様だった。



ステージは、こんな感じで、巨大なディスプレイが、3台。
中央が、パーマーで、向かって左がギタリスト、右が、ベース&チャップマン◦スティック。
みな、凄いテク。



席は、前から2列目だったが、ギタリストが遠いのが、たまに傷。



70年代から、90年代のELPの曲を再現。
ディスプレイのキースやレイク共に演奏したり、ギタリストが、キースのキーボードを演奏したり。
ボーカル曲は、基本ギタリストが歌うが、これも,なかなか。
1曲余興で?パーマーが歌ったりもした。
レイクは、この曲を決してライブで歌おうとしなかったそうだ。
私は、やっぱり一番聞いていた頃のタルカスが良かったかな?
シンプルなのでは、ラッキーマンも懐かしかった。
これは、映像のレイクが歌う。

バーチャルコラボで使われた映像・音源は、1992年のロイヤルアルバートホールでのライブのものに統一されていた。

ただ、ギターとキーボードが、重なるところでは、リアル演奏と、ビデオからの音が判別できなかったりして、いろいろ意見は、あるところだろう。
エレキの音が、ほとんどキーボードの音色で、かつ上手いので、キースの映像からの音なのか、リアルな音なのか?
私は、正直、キース役、レイク役を堂々と入れて、完全なトリビュートバンドの方がよかったような気がする。
今のキングクリムゾンのように。

ただ、パーマーの熱演には、大拍手。
パワフルだし、もちろん上手い。
MCも多く、サービス精神も旺盛。



ラストのファンファーレだけ、撮影可能だったので。
アンコールは、なし。
ビデオとのコラボ曲が多いので、プログラム通りにしかできないが、相当こなれていて、コラボ部分の違和感はなく、楽しめた。
明日もあるので、ELP好きの方は、いかが?
当日券も若干あるようだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする