かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

魅惑のトルコその1 チャナッカレへ

2024年05月04日 | Europe・Middle East・Africa


今日もゴルフ。
前半頑張れたけど、後半失速し、平凡なスコア。
残念。



今日からいよいよトルコシリーズ。
2/29~3/8。
旅行中に、前期高齢者になった。

フライトは、エジプトに行った時と同じドーハ経由。
偏西風が強かったのか、前回よりも揺れたし、時間もかかった。



拡張を続けるドーハ空港。
ターミナル間は、モノレールが行き来する。



土地の制約が少ないだけ、立派で広い空港ができる。



よくわからないが、EXPO2023のシンボルの熊。
芸術とはこういうものか。



そして、イスタンブールへ。
さらに、5時間ぐらいかかる。
まさに、飛んでイスタンブールだが、エルドアン大統領がイスタンブール市長時代に、ずいぶんきれいになったと、前に紹介した本にあった。



イスタンブール空港も広くて、立派で、日本の空港の狭苦しさが際立つ。
それもそのはず、2018年に開港したばかりで、将来は、世界最大の空港になる予定という。
確かに、ヨーロッパとアジアをつなぐ交通の要所である。



デコレーションもまだ初々しい?



トルコは、エジプトと違って、現地通貨(トルコ・リラ)を使うタイミングも多い。
ドルや円もほとんど使用可能なので、そんなに多く両替する必要もないのだが。
途中で、両替は、難しいので(ホテルはレートが悪い)、結局カードを多用することになった。
大体1リラ5円なので、わかりやすい。
物価は、インフレが続いているせいか、そんなに安くはない(ヨーロッパやアメリカのように、めちゃくちゃ高くもないが)。



なかなかわかりにくいのだが、トルコは、ボスフォラス海峡を堺に、東がアジア大陸、西がヨーロッパ大陸に属している。
ヨーロッパ側は、バルカン半島の東南端になる。
ただし、ヨーロッパ大陸に属している部分は、国土の数%に過ぎない。
アジア大陸に属している部分は、アジア大陸から西に突き出したような形になっており(アナトリア半島、小アジア)、北から、黒海、内海のようになっているマルマラ海、エーゲ海、地中海と、4つの海に囲まれている。
マルマラ海と黒海を結ぶ海峡(北側)がボスフォラス海峡で、マルマラ海とエーゲ海を結ぶ海峡(南側)がダーダネス海峡になる。

という風にわかりにくいので、地図を一度見ていただいた方が早いだろう。
そして、イスタンブール空港から向かったのは最初の宿泊地であるチャナッカレ。
見えているのは、トルコの内海になるマルマラ海。



立派な道路があり、その名は、1915チャナッカレ。
1915年3月18日は、第一次世界大戦のガリポリの戦いにおいて、トルコが連合軍に勝利した日だそうだ。
しかしその後、連合軍に負けたことで、オスマントルコは滅び、今から100年前の1923年に、トルコ共和国が建国された。
トルコの歴史は、ヨーロッパとの闘いと協調の歴史と言えるだろうか。



Yunanistanは、トルコ語でギリシャのこと。
イオニア人に由来する言葉という。
そのまままっすぐ行ってしまえば、ギリシャ。



SAで見たカラス。
灰色と黒のブチ?
エジプトで白いカラスを見たのだが、誰にも信じてもらえない。



トルコ人は、甘いものが大好きだそうで、お菓子類が並んでいる。
ビスタチオのチョコが人気だそうで、自分用とお土産用にゲット。



トルコ国旗を模したモニュメント。



チャナッカレ1915橋のゲート。
何と、2022年にできたばかりで、その前までは、フェリーで渡っていたという。
霧が出るところで、フェリーが欠航になることも多かったというから、この橋ができて、ずいぶん便利になったろう。



マルマラ海とエーゲ海を結ぶダーダネス海峡を渡る橋だが、巨大でびっくり。
主径間の距離は、2023mで、明石海峡大橋を32m抜いて、世界一という。
また、2023mは、トルコ共和国建国2023年を記念した長さでもある。



アジアとヨーロッパを結ぶ懸け橋。
空港のあったヨーロッパ側から、アジア側に渡る。



ホテルに着いた。
エーゲ海が臨める。
日本から、チャナッカレまで長い移動日。
実は、長い移動日は、翌々日まで続いた。



EFESビールは、トルコの人気銘柄。
翌日行く、エフォソスの今の名前を冠している。
コメント
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