かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

雪舟伝説

2024年05月22日 | Culture・Arts


今日は、関西からの戻り中、京都国立博物館で開催日中の、雪舟伝説展に寄った。
いい天気で、鴨川も綺麗。



隣の三十三間堂は、まだ空いていなかったが、帰りには、外国人で賑わっていた。
とにかく多い。
大きなスーツケースを引きずりながら、歩いている人が多いのも特徴。
でも、日本を楽しんでくれているようなのは、嬉しい。



開館10分前ぐらいに着いたが、もう200人ぐらい並んでいて、結構な人気。



京都国立博物館は、たぶん2回目。
以前訪れた時は、まだ、この建物だったが。



なんと、この素晴らしい新館が出来ていた。
すっきりしたデザインで、素晴らしい。



新館の前の池からは、京都タワーが臨める。



噴水も、きらきら、美しい。
 


展示の方だが、雪舟の6つの国宝全ての他、重文多数を含む有名作品。
そして、その影響を受けた画家たちの模写を含む作品が多数派展示されていた。
中が広くて、比較的ゆったりと見れた。
この三保の松原と富士の構図は、その後、多くの似た作品が作られた。
気持ちが、清々しくなる。

見たことのあるものもあるが、ないものの方が多い。
この特別展のために、集合してくれた。
雪舟というと水墨画のイメージだが、色付きのものも多く、題材も結構ばらけている。
当時の明で、10年ほど、絵の勉強をして、その後の日本画のベースとなる技法を修得した。



大作も多く、絵巻物なども圧巻だ。
江戸時代真筆とされた作品が、後代、模写とされた例も展示されているが、書を模写するように、雪舟の絵は、江戸時代の有名な画人達の目標になっており、模写だけでなく、雪舟の影響を受けたことを、誇示しているような作品も多く展示されている。
江戸時代は、鎖国の時代であり、中国で、絵を学んだ雪舟の絵は、理想の絵と映っていたことだろう。



これなど、ほとんど若冲?
狩野派や、蕭白、等伯など、枚挙にいとまがない。
展示の最初に、雪舟の国宝、重文をどーんと出して、その影響を受けた絵画群を、テーマ毎に展示。
素晴らしかった。



新幹線からの定点観測。
まだ無事だった。

そういえば、リニアの渇水問題は、どうなるのだろうか?
もうここまで作っちゃったし。
東海道新幹線のフリクエントユーザーだが、今でも、本読んだり、スマホいじってると、あっという間なのだが
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする