かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古寺を巡る

2007年01月26日 | Books

今週、小学館から、『古寺を巡る』 というシリーズが発刊された。最初は、法隆寺で、190円。毎週出て、50巻シリーズ。休みが入るから、最終巻まで、1年以上かかる。
もちろん、これ一冊でやめてもいいのだが、そうさせないように工夫を凝らしてある。
特に、我々の世代には。
単なるお寺の紹介にとどまらず、仏像の紹介、歴史の紹介、珍しい写真、最後に、写仏の塗り絵までついている。
戦前の金堂には、百済観音と、橘夫人念持仏、聖観音立像が勢ぞろいしていたことを知った(古寺巡礼にもそう書いてあったかな?)。

単なる写真集や、ノウハウ本にはない発見、体験が、楽しめるように工夫されている。
ついでに、全巻予約するとおまけがもらえたり、専用ファイルに綴じることにより、きれいに保管し、買い揃えることの達成感が味わえるようになっている。これは、コレクター感覚が味わえるようにということだろう。

ということで、どうしようかな?
190円は安いから、まずは一冊お求めになってはいかが?

ちなみに、この週刊小出しパターンにはまって買い揃えたのは、ロックの30冊シリーズと、シルクロードの50冊シリーズ。好きなのだけパラパラ買ったのは、世界遺産シリーズと、ヒーローシリーズ(ウルトラマン、マグマ大使など)と、中国悠々シリーズ。他にも、興味のあるシリーズがあったが、一冊買うと病みつきになるのを恐れ、控えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上海環球金融中心

2007年01月25日 | China・Mongolia


今日まで、みなとみらいのパシフィコ横浜で、日本ショッピングセンター全国大会というのをやっていた。31回目の開催というから、結構、伝統のある大会なのかもしれない。
売り場の箱(建物やショッピングセンター)を作る方、売り場の中身を作る方、売り場に出店する方、いろんな方々が出展されていて、面白い。いろんなものももらえるし。

その中で、あの六本木ヒルズで有名な、森ビルの展示ブースもあった。
展示は、なぜか、上海環球金融中心についてであった。今、また101階建てぐらいの、最上階に四角の穴の開いたビルを建てている。立体模型があったので、どうぞ。リンクしてある森ビルのページで、もっと詳しく見れる。
新しいビルが、本当に雨後の筍のように、ニョキニョキ建つので、上海の町の様相がどんどん変わっていく。同時にオフィスからの景色は、どんどん悪くなって行く。
私が、最初に中国大陸に上陸したのが、上海で、約10年前。紅橋空港だった。その時は、まだ、浦東地区は、空き空きだったのに!

ちなみにこのビル。最初、丸い穴にする予定だったらしいが、風水の関係で、四角の穴に変わったそうだ。シンガポールでも風変わりなビルが多いが、風水が理由のケースも多い。風水恐るべし。

それにしても、すごいスケール。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知っておきたい日本の仏教

2007年01月24日 | Books
最近、仏教の入門本に凝っているのだが、知っておきたい日本の仏教(角川文庫)も、その内の一冊。
仏教のイロハを、宗派、仏像、儀式、行事、仏具等、様々な切り口で、わかりやすく説明してくれる。

告別式などのお焼香で、抹香を何回くべたらいいかわからなかったのだが、宗派によって違うことがわかったので、あまり真剣に悩む必要はなさそうだ。

これは、ご存知の方も多いと思うが、読経の時の木魚は、元は、時を知らせる楽器だった。確かに、アジア大陸の国々の僧院では、時を告げる楽器に、魚のデザインのものが多い。これは、魚が昼も夜も目を開いて、きちんとした姿勢で泳ぎ続けているとの考えにもとづくものであったという。修行僧も、この魚をかたどる木魚にならって、日夜お勤めに励むべきだとされた。

お彼岸ということばは、昨日触れた『パーラミター』が語源で、『パーラミター』が、『到彼岸=とうひがん』と訳され、さらに『彼岸』となった。ちなみに、『到彼岸』は、仏の世界にいたることを表す。『彼岸』の慣習自体は、日本独特の祖先供養だったが、その行事が、仏教と結びついて、『彼岸』になったと考えられる。

インドで生まれた仏教が、日本に到る過程で、様々な文化と交じり合い、また新たな考え方が加わり、様々に変遷する様は、本当に興味深い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代語訳 般若心経

2007年01月23日 | Books
ちくま新書の”現代語訳般若心経”は、ベストセラーにもなったから、読まれた方も多いだろう。
平易な語り口で、挿絵付きで、読みやすく書かれていると思う。科学の薀蓄が織り交ぜられているのもいい。
写真も厳選されているし、最後の、”ひらがなの般若心経"や、江戸時代に使われたという”絵心経”も楽しい。

内容は、般若心経の解説であり、決してやさしくはないが、ひじょうに丁寧に説明されている。
六波羅蜜寺の名の由来である、六波羅蜜は、6つの波羅蜜多(パーラミター)を言い、般若波羅蜜多を実現してこそ、多の五種の波羅蜜多(布施、持戒、忍にく、精進、禅定)もきちんと正しく行われるという。逆に、それぞれの波羅蜜多を行ずることで、般若に近づくことができる。平安時代に、般若心経がいかに、重要な思想であったかがわかる。

ちなみに、この般若は、バーリ語のパンニャーから来ており、般若のお面とは全然関係ない。理知的な『知』ではなく、体験的な『知』を言う。『知』と訳すと、前者の知と混同されることを恐れ、そのまま般若と音訳したのだそうだ。

うーん、決して易しくはないかな?
何度か読み返したい本だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がんばれベアーズ

2007年01月22日 | USA

まさかと思ったのだが、何とベアーズが、スーパーボウルに進出してしまった。
21年振り!!

私が、赴任した1987年頃は、まだ、スーパーボウル初出場、初優勝(1986年1月)の余韻が残っていた。優勝時には、当時世界一の高さを誇っていた"Sears Tower"に、"BEARS"の文字が浮き出されたと聞いた。
が、それから、結局泣かず飛ばずで、今回21年振りに、2回目のスーパーボウル出場となった。確か、1920年創設だったはずで、決して強いチームではない。でも、人気は、高かった。

私も、ソルジャーフィールドには、何回か応援に行ったが、寒いの何の。今日の試合も氷点下の中だったようだ。デストロイヤーのような帽子(目だし帽)をかぶって応援している人がいる一方、上半身裸の人もいた。熱烈なファンは、どのチームにもいる。熱燗がないので、その寒さでも、ビールを飲みながらの観戦になる(アルコールが欲しい人は)。

当時、伝説のRBのペイトンは、既に引退していた(45歳で早世した)。
QBのマクマーン(サックされるとすぐ肩を壊し故障ばかりだったが、スーパーボウルでは、超人的な活躍をした)、DEのリチャード・デント(派手で、絵になるディフェンスだった)、" Refrigerator = 冷蔵庫 "ことウィリアム・ペリー(ディフェンスの真ん中で、大きい図体でびくともしなかったことからこのニックネームがついたが、この体格を利用し、飛び込みTDを決めたこともある)、マイク・シングレタリー(ディフェンスの要で、まさにチームの中心・リーダーの頼りがいのある奴だった)という、個性あふれる魅力のあるチームだった。
コーチのマイク・ディトカは、東欧系の人(ポーランド系?)だったが、ちょび髭をはやし、本当にBEARみたいな風貌だった。すぐ興奮するタイプで、確か心臓に持病があり、よくぶっ倒れた。

私が、見ていた頃は、マクマーンが絶頂期を過ぎて、攻撃の要に欠け、ディフェンスは引き続き強かったものの、もう一息で、プレーオフ進出を逃すシーズンが多かった。プレーオフに出てもすぐ負けた。
近年も、負け越しが続いていたのだが、何故今年は、急に強くなったのだろう。ずっと続けてウォッチしているわけではないので、わからないが。

まあ、せっかくここまで来たのだから、是非スーパーボウルに勝って、再び、"Sears Tower"に、"BEARS"の文字を、浮き上がらせて欲しい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする