帰国後のリハビリ期間は、書評を。
本書は、先日お話を聞いた野口さんのfb投稿で知った。
この7月に出たばかり。
著者は円堂都司昭さん。
私より、ちょっと年下だが、文芸音楽評論家としての著作も多いようだ。
中には、読んだことのある本も含まれる。
意味も知らずに○○○シリーズ第4弾になるが、前3弾の著者は違う。
プログレというと難解な曲構成、歌詞等で、とっつきにくいところがあるが、本書を読むと、大したことない?ことがわかる。
他の作詞家と同じように、題材探しに苦労し、その独りよがりな詩は、他のメンバーから理解されなかったりする。
取り上げているのは、キンクリ、ピンフロ、イエス、ELPぐらいまではわかるのだが、GENESIS、ASIAなども入っており、もっと絞って深くした方が?とも思ったりする。
詩の解説のみではなく、バンドの解説などにも深く切り込んでいて、それはそれで面白い。
挿絵がすばらしい。
エッチング風なのだが、プログレを語るにふさわしい深遠な雰囲気を醸し出している。
ポピュラーなバンドの本は、結構あるが、マニアックなバンドの本は少なく、そういった意味でも面白かったかな。

今日は、フライトが夕刻だったので、フランクフルトを半日観光。 結構、ちょうどいい。
美術館が、月曜で、クローズなのは、残念だったが。
フランクフルトは、出張で、結構来ているのだが、街の印象は、あまりない。
ヨーロッパには、珍しく、高層ビルが立ち並んでいる。
そろそろ出発なので、そろそろ。
無事帰れそうで、めでたしめでたし。

ドイツ旅行もあと2日。
今日は、フランクフルトに行く途中の、アイゼナハへ。
ゲーテ街道沿いにある。
この、ヴァルトブルク城は、マルティンルターが、聖書の末sったことで有名。
その後、ルターは、宗教改革により、ヨーロッパの社会を変えていくことになる。

ライプツィヒに移る前の、バッハの生誕地としても知られる。
バッハが洗礼を受けた教会も健在。
いよいよ明日は、最終日。
今日は、まず、ライプチヒ。
バッハも街のイメージが強いが、メンデルスゾーンなど、多くの芸術家を輩出した。
午後はワイマール。
第二次世界大戦後のワイマール憲法で有名だが、ゲーテの名声が高い。
芸術家より、政治家、行政官の功績も高かったそうだ。
百聞は一見にしかず。