かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Leon Live

2024年01月16日 | Music


今日もゴルフ。
後半の前半まで、まずまずだったが、急に北風が吹き出し、ぐちゃぐちゃになってしまった。
今日は、コンディションの言い訳ができる。



Leon Russelのサインをゲット。
Leon Liveという1973年に出た3枚組ライブ盤のアルバムジャケットへのサイン。
結構年季が入っており、オリジナルに近いアルバムと思われる。

このライブは、1972年8月28日に、Long Beachで行われたものというが、3枚組のアルバムを出してしまうということは、相当の人気があったことを証明するようなものだろう。
バングラデッシュのコンサートは、1971年8月だから、その約1年後。
バングラデッシュのコンサートで取り上げた曲は、全て入っているし、アレンジもほとんどいっしょ。
その後、3枚組ライブアルバムを出したところまでいっしょということで、かなり意識していたのかな。

彼の音楽は、ビートルズ解散前後のジョージに大きな影響を与え、解散後の開花に繋がった。

Leon は、確か亡くなる前に来日してくれており、ライブに行けなかったのは、残念至極。
本アルバムを聞くと、ライブで、輝くミュジシャンのように思う。
とにかく、全編乗りまくり。



ジャケットは、ボックス型ではなく、インサート型。



コンサートの様子。
大所帯のバンド。
スワンプ・ロックの代表格。
学芸会みたいに、みんなで楽しくロックしてる感じ。



レオンの別バージョンの写真(裏ジャケ)。



スリーブまで、デザインが。
ということで、レオンの渾身のアルバムになされたサインをゲットできた。
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ジョンとヨーコの政治学

2024年01月15日 | The Beatles


本書は、本屋で見つけた。
早稲田大学出版部さんの新刊。
著者は、青学の名誉教授で、早稲田で教鞭をとっているようには見えないが。
元々社会学の先生のようで、ビートルズの専門家ではないものの、ひじょうに上手に、かつ鋭く、ジョンとヨーコの歌詞を分析されている。

ジョンとヨーコは、1970年代初頭、政治活動にのめり込んだが、反戦活動家や、黒人運動家、ウーマンリブの流れに乗せられてしまったというイメージが強かった。
本書を読むと、もっと本気に(特にヨーコ)、自ら取り組んでいたことがわかる。
イマジンが、最強の反戦歌と言われたりもするが、彼らの人気の高さもあり、本気で、当時の政治家達の邪魔者になっていた。

13曲の歌詞が取り上げられているが、特にヨーコの歌の歌詞は、怖いもの知らず。
改めて読むと、よくもまぁここまで書いたなという感じ。
社会学の先生の著作なので、その歌詞の背景になった当時の状況や、それが、現在のウクライナまで、残念ながら普遍的な課題になっていることに気付かされる。
男女平等についても、ジョンとヨーコは、70年代後半に実践したが、我々は、まだ、道半であることを認識させられる。
LGBTについても然り。
どこまで2人が、当時自覚していたかわからないが、彼らのメッセージは、50年先を見通していたかのようだ。

それにしても、過激なワードの数々。
かなりの放送禁止曲も出たが、お金持ちだから、歯牙にもかけず、直接的なメッセージソングを作り続けた。
マインドゲームズぐらいで落ち着き初めて、ニクソンが辞めてからは、自由を取り戻し、社会に対してではなく、内面的な歌が増えた。

そんなに専門的な本ではないが、より深く、ジョンとヨーコの思想、意図が、理解できて、面白かった。
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MISSION:IMPOSSIBLLE DEAD RECKONIEG PART ONE

2024年01月14日 | Movie


今日は、初打ち。
OB2発叩いた割には?
今年こそ?



遅ればせながら、BDで、MI最新作を見た。
まぁ、素晴らしい。
ドルビーアトモスの音も素晴らしい。
最初、鍵を探す? ベタ? と思ったが、あっという間に引き込まれた。
見事というしかないアクションの連続で、ストーリー展開もスリルの連続。
トム・クルーズはもちろん、出て来るキャラクター陣?も、まさに、キャラ立ち!
冒頭のオスプレイは、懐かしの映像になってしまうかもしれないが。

あまりネタバレは避けたいので、あまり書かないが、特典映像で、アクションシーンのドキュメントが収録されているので、それについて少し。
ここが、BDのメリット。
アブダビ、ローマ、ベニス、フリーフォール、スピードフライング、トレインと6アクションのテイクが納められている。
フリーフォールは、テレビでも流れていたから、凄いなとは思っていたが、そこに至るまでの準備など、凄まじい。
フリーフォールの次に続くスピードフライングは、フリーフォールの陰に隠れがちだが、リスクは、どっこいどっこい。
これを、全部、クルーズ自身がやったというから、アンビリーバブル。
フリーフォールは、いつかは、やりたいと思っていたアクションだそうで、夢が叶った!

トム自身のプロモーションのための来日が、ハリウッドのストのためにキャンセルになったが、俳優自体が命懸けのアクションに自ら望んで取り組む姿勢とのギャップ。

続編で、失速する作品もあるが、MIは常に想像の上を行っているように思うが、どうか。
アクション映画の金字塔!
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Mr. Moonlight

2024年01月13日 | The Beatles
今日は、好天。
でも、夕方雪の可能性もあるという。
冬ど真ん中だが、とんでもない寒さでもない。



映画で見たMr. MoonlightのBDをゲット。
映画で一度は見ているのだが、改めて貴重な映画だと思う。
ビートルズの来日という小さいテーマではなく、戦後日本の大きな変化の起点となった事件。
関係者も、仕事でやるというよりは、意気に感じて、怖いもの知らずで、自ら切り開いていったところが、よくわかる。
もちろん、ビートルズという核があったからこそなのだが。
映画館で見た時には、忘れていたのだが、佐藤剛さんも出られていて、wikiで現況を調べようと思ったら、2023年6月に亡くなられていた。
合掌。
高校の先輩だった。
本映画ができてから、まだ、数年だが、その後に、鬼籍に入られた方も多いだろう。

BDの特典映像では、藤本さんとポスターデザインを手掛けた浦沢さんとの対談と、カットされたインタービュー。
浦沢さんは、私よりも年下にもかかわらず、ビートルズの来日番組を、見ようとしたという。
最初だけ見て、チャンネル変えられてしまったというが。
藤本さんが聴き始めたのは14歳というから、意外と遅い。
私は、その真ん中ぐらいかな?
尾藤さんのカットされた部分で、この前のテレビ番組で喋ってたプレゼントを渡しそこねたエピソードと、ジョージが手を振ってくれた話をされていた。
これも、今記録していなかったら、忘れ去られてしまった話だろう。
最近行くようになったビートルズ研究所の本多さんが、来日公演関連お宝の解説をしてくれている。
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THE THIRD MAN

2024年01月12日 | Movie


本作は、オーソンウェルズの名作として名高い。
チターのテーマ曲も、たぶん誰もが聴いたことがあるはずだ。
ただ、まだ、見たことがなかった。

昨年、ウィーンに行った時に、ウィーンが舞台の映画(特に観覧車)であることを知り、DVDをゲット。
2019年に出たもので、4K化を機に、DVDも出たようだ。

もちろん、おもしろった。
ストーリー的には、ヒッチコック的なサスペンス。
ただ、作られたのは、1949年で、ヒッチコックより前。
終戦直後のウィーンを舞台にしており、白黒画面のせいもあり、最初から怪しげなムードが漂う。
20世紀前半の上海の雰囲気とも似てるかもしれない。
インターナショナルというか、国籍不明というか。

当時のオーストリアは、まだ、ソ連が統治している地域もあったようで、怪しげな人物、怪しげなビジネスが跋扈していた。
その中での、ミステリー。
現代でも、十分通じる完成度の高い映画。
リメイクされてもおかしくないが、1949年のまだ、混沌とした情勢下だったからこそできた映画かもしれない。
映画が、エンターテイメント性よりも、芸術性が、重視されていた時代とも言える。

観覧車の中での会話など、哲学的でさえある。

まだご覧になったことがない方には、まずご覧ならなることをお勧めしたい。
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