J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在186

2015-07-21 00:04:46 | カリスマの存在

 PV観戦レポです。
 昨日、NO.12 EVERで開催されたJ1リーグ戦のPVに、サッカーを語る会も兼ねて参加してきました。3連休の間の日だからか、お店が駅から遠いためか、参加者の数ももう一つでしたが、語る会の長すぎる歴史(15年?)の中では一時の出来事。入店してみると、大勢のお客さんが座っていました。どうやら2組の家族連れのようですが、そうでした。この日はダブルPVという事で、柏対川崎戦ともう一つ、実質首位決戦の広島対浦和戦のPVも同時中継されるのです。
 こちらのお店では、最近地元岡山戦以外のJリーグ開催日には、2試合のPVをされている様子。これって、すごい事です。何年か前に東京でスポーツバーに行った事があり、都会の店では複数のPVをやっているそうですが、そのような都会的なPVを岡山で体験できるとは思ってみなかったです。はてさて、どういう事になるのか楽しみです。
   
 我々のグループは一番奥の席に座らせていただいて、カウンターや横のテーブルには広島サポファミリーさん達が座られています。男の子も女の子も含めて、小学生のチビッ子達が大勢応援しています。大人も子供もみんな広島さんを応援している光景は、改めてスゴイなと。一般的にはよくある風景なのかもしれませんが。
 この日は、コース料理を注文しました。2千円でお店のメニューを中心とした料理、2千円の飲み放題が付きますが、プラス千円で何とギネスビールが飲み放に加わります。もちろん後者を注文し、ギネスビールを堪能させていただきました。
 
 ダブルPV初めての体験です。試合が始まりましたが、どうも隣の試合も気になる(笑)。距離が近いから、状況も良く見える。こちらの試合の入りは上々。ポゼッションでしっかり試合を支配できています。負け試合の時は、最初から攻められて危ないシーンが続きますから。一方のあちらさんは、何度もワ~っと盛り上がっているが、どうやら危ないシーンを林選手がスーパーセーブしている様子。
 こちらの相手の川崎さんには、大久保選手がいて、怖い存在です。憲剛選手も元気に躍動していて、油断したらやられそうですが、余り危ないシーンも見られず、お互い攻め合い、パスミスやトラップミスなど全く見られない、J1らしい引き締まったレベルの高い試合を見せてくれます。
   
 エキセントリック工藤が、見事な股抜きゴールを決めて先制。マリノス戦のように、このまま守り切って欲しいです。ハーフタイムにはベンチ入りできず、スタンドから観戦する新外人選手のエデルソン選手がチラッと映りました。なぜか「エデっさん」という名前が出ていました。柏の方で呼ばれているのか、単なる妄想なのかは不明。あと、日本一面白い「みや長さんブログ」の話も出ました。この日も姑息な手段で川崎選手を翻弄されているのか(笑)。
 あちらの試合では、広島さんが同点になりました。2家族みんなが一斉に雄たけびを揚げています。こちらのテーブルも思わず万歳をしてあげる。よく考えたら・・・2ステージ制の完全優勝して欠陥制度を主張して欲しい立場のはずなのに、まぁいいか。
   
 気が付いたら、Fリーダーがいつの間にか向こうのサポーター集団に交じって一緒に応援しています。「実は大学が広島で、Jリーグ開幕は広島で迎えたんです・・・」と広島サポに変貌しております。そういえば、「昔はあの辺りは本当に熊が出たんだよ」とか、広島時代の郷愁ばなしをしていたっけ、油断していました。倉敷市代表の青山選手の逆転弾を決めた頃は、Fリーダーはすっかり広島サポです。大歓喜のまま、広島さんが勝利しました。浦和さんの開幕連勝記録を止めてしまいました。2ステージ制が脳裏にちらつく当方としては微妙な心境ですが、まぁややこしいからいいかと。
 そうそう、某黄色いチームは踏ん張って、1-0で何とか勝ちました。柏は先制されたら弱いですが、逆に先制したら強いのです。画面に順位が出ましたが、なぬ?3位?? そういえば後期の順位でした。まだ3試合しかしていません。後期は同時に年間総合順位を見なければいけません。年間総合順位は12位まで戻りました。もう少しで1ケタ順位です。エデっさんに1ケタまで導いてもらいましょう。
   
 ネットでの戦評としては、互いにゴール前のシーンが非常に多く、両チームのサポーターから歓声と悲鳴が上がるような前半。両チームとも相手の守備ブロックから逃げない、強気のパスで中央を攻略。後半は、猛攻を仕掛ける川崎さんに対し、柏はクリスティアーノの個人技を生かしたカウンターでけん制。最終的にはホームの大声援を受けた柏が、キリ選手の好セーブも光り、虎の子の1点を守り切って2連勝。スコアの変動が最小限だったことで終盤まで緊迫感が持続し、見応えのある試合としています。
 本当に後期の順位表はまやかしの代物だと思います。山陽新聞にも後期しか無いので、現状が訳わかりません。ネットなら年間総合順位を観に行きますが、新聞では後期しか無く、絶対に勘違いします。甲府さんも4位ですが、年間総合では油断できない14位です。これではライト層にも混乱を与えるだけです。何とかならないものでしょうか。
     
 何か、広島サポのチビッ子達も柏の事を知っていました。2次元中継の2試合とも勝つというのは、店内全体の雰囲気が良くなります。いつか同じ場所で、柏対広島戦でガップリ四つで戦いたいものですね。店内にはいろいろと面白いアイテムがあり、うちの一つ、ワールドカップを見つけたチビッ子達が高々と頭上に掲げました。大盛り上がりのうちに、21時からの「Jリーグタイム」もちょっと観ながら、広島サポファミリーズは上機嫌で退店していきました。
 その後、我々のグループはカウンター席に移動し、マスターとファジ談義に花を咲かせました。さすが2007年からずっと応援しているサポーターだけあって詳しかったです。今度はもっとファジに詳しいメンバーを連れて、語る会でやって来たいと思います。皆さまお疲れ様でした。
NO.12 EVER公式HP:http://no12ever.com/

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次に向けて頑張りましょう110

2015-07-20 00:20:27 | ファジアーノ岡山

 ボランティアレポです。今回の写真もシマカズ氏とろんぱ氏にお世話になりました。
 昨日、Cスタで開催されたファジのホーム徳島戦でFSSのボランティア参加してきました。台風一過で少し蒸し暑い天候。Cスタに近づいてみると、歓声が聞こえる。そうでした、前座的にネクストのホーム鹿児島戦が開催されていました。遠目にオーロラヴィジョンが見えて、目を凝らしてみると2-1で勝っている様子。
 ミーティングルームに集合。見渡すと、やはりこの日もベテランメンバー(特にOSS)の姿は少なく、ずっと毎回来られていた篤氏も不参加の様子。次はいつ会えるのか。それでも、息子さんが中学生になって少し手が空いたというオヤGK氏が今日も参加。結局、J2に上がった頃から変わらず来ている人はと最近よく考えます。今後に期待。この日も学生さん達が大勢来てくれていましたが、前回よりは少な目。最近では学生さんの存在無しでは考えられないという貴重な存在。これからもよろしくお願いしますよ。

 今回もバックスタンドの担当。Gゲートを任されたHN:濱さん、Eゲート担当リーダーのHN:中さんとシニア勢の台頭が見られます。期待しています。最近目減り気味っぽいFSSをぜひ盛り上げてください。ホーム側を担当しましたが、顔なじみのコアサポーターばかりで、楽しかったですね。観戦日であると、ゆっくりサポーターの方々と交流するという事はなかなか無いので、ボランティアの日はとにかくその場にずっと滞在するために、サポーターの方々の声掛けしたり、挨拶したり、対話したりと試合の接し方が全然違います。なのでこの日もいろいろとお話できて楽しかったですね。ボランティア活動のそういうメリットもあるので、「やっぱ。時々来なくちゃなぁ」と思わせます。
   
 この日は配布物が多かったですね。MDPの「ファジアーノレポート」は、先日牧石小学校を訪問した「食育活動」。いいですねー 次のMDPはどんな話題なんだろうと楽しみになります。そして、うちわ。去年まではファジ丸の可愛いデザインだったのに対して、今シーズンの文字ばかりの内容にいろいろと声も聞きましたが、今シーズンは「Challenge1」の年ですから。そして、「Jリーグ累計入場者数100万人記念ピンバッジ」。ちょっと大きめでインパクトあったからか、これは好評でしたね。5月の栃木戦で累計入場者数100万人を達成した記念品です。   
 そして、夏夜祭限定Tシャツプレゼント企画の「お誘いチケット」。チケットが無くても、ファンクラブ会員(シーズンパスホルダー含む)が前売り券または当日券を持つ人と一緒に来場したら、それぞれに「夏夜祭限定Tシャツ」を進呈されます。あと、プレゼント小学生以下を対象とした「ファジ選手シール」。配布担当じゃなかったので詳細はわからず。
 今回、ご一緒したのは吉備国大サッカー部員さん。今シーズン、女子(シャルム)のボラにまだ顔を出せていませんが、男子も頑張っているようです。広島と鳥取出身の子で、作業の合間にJリーグネタで会話を楽しめました。そういえば、横の歩道で自転車同士の交通事故がありました。皆さん、自転車といえども立派な車両です。見通しが悪い道はよく確認して通行しましょう。今回もTEAM AS ONE募金箱君も元気だった様子。
     
 イベント関係ですが、スタジアム前広場にプール付きウォータースライダー登場。夏の風物詩ですね。芝生広場には、ファジ縁日とファジ丸ぬりえブース、ハーフタイムには、ユナイテッド航空の航空券やグッズが抽選で当たるハーフタイム抽選会が実施されました。
 クラブ創設12年目記念として、クラブ創設12年記念特別企画「2014年パネル展」ブースがありました。去年の内容ですね。昔の時期のパネル展が楽しみです。
   
 「PRIDE OF 中四国 企画」として、岡山県と徳島県の特設テントとして出展していました。すだちジュースプレゼント、徳島県の名産販売や、徳島ラーメンの販売もありました。PRIDE OF 中四国スタンプラリーも実施されていました。スタンプの数に応じて抽選で豪華賞品が当たるという事で、スタンプシート(クリックしたら拡大します)を観ましたが、4県とも一応ご当地グルメでしたが、他の3県はメーカー(取扱い店舗)名が表示されているのが印象的でした。ファジステージも盛り上がったようです。
   
 トマト銀行デーという事で、この日も大勢の行員さんが来場したと聞いています。試合前には200万円の応援資金が木村社長に手渡されたようです。試合の方ですがネットの戦評は以下の通り。開始直後から徳島さんに押し込まれる展開で、。ロングボールでDFラインを押し下げられると、エステバンに何度もセカンドボールを拾われて一方的に守備に追われる状態。集中力の低下からか自陣でのミスが目立ち始める中、前半32分に木村のゴールで徳島さんが先制。2失点目を喫した岡山は、矢島を中心に反撃を試みたが、あと一歩のところで阻まれて得点に至らず。逆に、ダメ押しとなる得点をエステバンに決められて2連敗。
     
 山陽新聞朝刊には「苦悩」ファジ3失点 ミス連発2連敗 残留争い現実味」という穏やかでないタイトルの記事が載りました。前半の最後は勢いを盛り返しただけに後半の2失点目が痛手。その後も何度も好機があったのに速いプレスに苦しみ、全体にパスやトラップの単純ミスが目立ち、審判の判定にも泣かされ、リズムを作れず。
 徳島さんは球際で優位に立ち、シンプルに両サイドや2トップに当てる攻めで功を奏して得点を加算。エステバン選手などの相手の守備の網に引っ掛かり、なかなか前線にボールを送れず、攻撃を組み立てることなく、先制ミドルを食らう。この日は守備が持ちこたえられず、後半8分に左サイドを崩されて失点。終盤にもダメ押しの失点。目立ったのはミスの多さ。最後まで相手の強烈なプレスの残像を引きずり、プレーミスを繰り返したとしています。
 
 今回の敗戦で、群馬さんに抜かれて14位に降下。しかも讃岐さんに並ばれている状態。山陽新聞にはプレーオフ圏内とは勝ち点差7に広がり、下位との差は縮まり、残留争いも現実を帯びつつあると書いていました。一見、まだ残留争いという言葉は早いだろと言われそうですが、それは山陽新聞さんの愛のむちではないでしょうか。厳しい叱咤激励ほど気持ちが深いと思います。
 そういえばファジの公式HPも今のタイプで長いですね。情報化の流れは速く、よそはHPリニューアルが目につくようになってきました。地元岡山もいつかまたと思ってみたり。試合後のお見送り時に、岡ちゃんと歓談。「これってブログネタっすか?」と口にしていましたが、ごめん内容はすっかり忘れてしまったよ(笑)。今回は私用のために、終礼前に失礼させていただきました。皆さまお疲れ様でした。

【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 該当者なし  2位:   選手

まーさん親子: 該当者なし。
雉人・F原氏: 該当者なし。これからは点の取れるチームに、一点に満足せず!
江氏: 該当者なし。パスとトラップのミス、更にパス&ゴーもできていないという今季ワーストの内容でした。
シマカズ氏: 田中選手。途中出場にもかかわらず、流れを変える事ができたからですね。
kusu氏: 該当者なし。
issan: 該当者無し。前への意欲、勝つための戦術、個々の能力、全てにおいて劣っていました。
山やん君: 該当者なし。
B太氏: 該当者なし。
oketsu氏: 該当者なし。矢島選手がピルロっぽい。 
吉備ファジ会Oご夫妻: 該当者なし。

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北の王者へ コンサドーレ札幌18

2015-07-19 01:41:59 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 フットボールチャンネルを観ていたら、「札幌が誇る敏腕社長・野々村芳和氏。“元選手”の経営哲学、そして小野伸二がもたらしたもの」というタイトルのコラムが載っていました。野々村監督といえば、選手出身の監督さんで、当ブログとしても一目を置いていました。以下、抜粋して紹介。
   
【プロ選手の経験が社長業に活きた】
 1972年、静岡県生まれの野々村社長は、清水東高、慶應大を経てジェフユナイテッド市原(当時)に入団し、2001年に札幌で現役引退。プロクラブの社長に元選手が就くというのは、日本ではまだ少数派だが、プロとして人生を賭けたからこそ見えるものがある。
 J2札幌は、債務超過の解消が急務。単純に、選手にかける金額を減らせばすぐに解決したかもしれないが、野々村社長はそれを実施せず。チーム強化が満足にできなければ試合には勝てず、それによってファン・サポーターが離れてしまうという危惧があるためであり、プロスポーツである以上、結果を出せなければそのクラブの価値は下がってしまうと。
 そうしたクラブの経営状況の中でも、野々村社長のプロサッカー選手としての経験が活き、現役時代、Jリーグは1年契約が普通であり、シーズンが終わればその先はどうなるかわからないからこそ、日々を懸命に生き、新シーズンの契約を勝ち取るために必死。
 そうしたサバイバル精神を自然と身につけたことで、債務超過を抱える札幌の社長に就任しても同じスタンス、つまり1日、1日を無駄にしないよう日々を過ごせた。
【小野伸二がクラブにもたらしたもの】
 札幌の、野々村社長のこれまでの取り組みはユニークなものが多く、例えば社長とのディナーなどの特典がついたチケットを販売したりと、他のクラブがやらないことも野々村社長自らが率先して表に出ていくことで実現。
 更にベトナムの英雄レ・コン・ビンを獲得したことで、東南アジアの国々にクラブを知ってもらうこともでき、マーケットとしても大きな可能性を秘める東南アジアにいち早く目をつけ、選手を獲得。
 そして、J2札幌には現在、小野伸二と稲本潤一の2選手が所属。日本サッカーのレベルを一気に引き上げた黄金世代の中心選手がチームにいることの意味は、やはり計り知れないとか。
 野々村社長が「ダメ元」だったという小野の加入が実現すると、まずピッチ外での効果があった。小野が北海道のメディアに取り上げられることで、必然的にクラブの名前も露出。それによって「ライト層の人たちが観戦に来るきっかけになった」と野々村社長のコメント。
 ピッチ内での変化も当然あり、2012年に最優秀育成クラブ賞を受賞したように、札幌は若い選手が多いチーム。キャリアが浅いうちに小野伸二という本物の選手を目の当たりにすることで、若手は早いうちから自分がやらなければならないことを理解し、成長することができたと締めくくっています。
フットボールチャンネル「J.CHAN」該当記事:http://www.footballchannel.jp/2015/07/17/post97471/ 

 
その同じページの中に、「札幌・野々村社長に聞く!選手から経営者へ、そして小野伸二獲得の理由とは?」というテーマで、野々村社長へのインタビュー動画がありました。一部内容は同じですが、やはり、生の声を聞いた方がよく認識できました。以下、抜粋して紹介。

【J.CHAN「札幌・野々村社長に聞く!選手から経営者へ、そして小野伸二獲得の理由とは?」】
Q:「選手時代に学んだ事で、社長業に役立ったものはあるか?」
野:「選手の気持ちなどは元選手の方が理解できるし、自分のウィークポイントを認めたくない、認めると自信がなくなると、思っているようではダメという事を選手時代に学んだ。選手に若いうちに自分のダメなところを認めろと言えるのは元選手だからこそ。サポーターがいる事で、自分達が持っている以上のものを出せるという感覚がある。サポーターのありがたさは選手経験があるからこそ」
Q:「社長になった時に、クラブのここを変えたいと思ったところは?」
野:「絶対的なミッションは債務超過の解消。当時、クラブライセンスに引っかかる5千万円の債務超過があった。選手の人件費を下げれば解消できたが、そうすれば勝てる可能性は大きく下がる。札幌というチームの価値が下がったなと思われるのは、ブランディングとして良くない。そこで、投資をして回収できるサイクルを作っていかないとというところから始めた」
Q:「経済的にどういう経験を活かせたのか?」
野:「選手時代も今も、個人事業主としてずっと1年契約でやってきたので、ギリギリのところでどうやって生き延びていくかという事には慣れていた。絶えず新しい事にチャレンジしていって、なおかつクリアしていくしかなかった」
Q:「J2のクラブを作るには1年間どれくらいかかるのか?」
野:「J2もいろいろあるが、10億円あればできるが今シーズンはその3倍もあるビッグクラブがやってきた。強化費(選手から監督まで)で札幌は5億円だが、ビッグクラブは15億円とかあるから、J2上下の差が相当大きい。札幌でJ2で8番目くらい」
Q:「強化費は全体の50%を超えたらダメなのか?」
:「札幌は特別なところで、札幌ドームという立派な施設を使うので、売上は15億円くらいかかるが、強化費は5億円くらいしか使えないので、もう少し増やしたい」
Q:「小野、稲本両選手の加入が及ぼした影響は何か?」
野:「小野選手で当然露出が増えたために、ライト層の観戦のきっかけにはなった。若い選手が多いが、若い選手を育てるのに、オフザボールの大事さを学ばせる事ができたと実感した」
Q:「インドネシア人選手は大丈夫か?」
野:「大丈夫ではないか。スポーツ新聞において、今までサッカー記事は少なかったが、インドネシア人選手のおかげで経済面で露出できた。インドネシアに対して、北海道のシティプロモーションができたので価値は大きかった」
Q:「北海道は広い。2つ目のプロチームはどうか?」
:「いいと思うが、簡単ではないという事がわかってきている。札幌はJリーグの中で25から30番目の大きさで苦労しているが、500万人都市で10番目くらいに成長すれば、2つ目がやれるかもしれないと思うのではないか。(J1定着等で)魅力的だと思ってもらわないと、次のチームが出てこないと思う」
「J.CHAN」該当動画:https://www.youtube.com/watch?v=y0KhSM_2sBs&feature=player_embedded 

 
という感じでした。当ブログでも、選手経験のあるクラブ社長には一目を置いています。過去にはJ3鳥取の塚野社長もおられましたが、J2以上ではなかなかおられませんね。そうそう、山雅さんも神田社長がそうでした。今後に注目したいです。
 当ブログで尊敬するJクラブの社長といえば、J1湘南・眞壁会長、J1甲府の海野会長、J1山形の海保理事長。いずれも決して商業主義のみに走らず、文化を作っていっておられる方々。他にはそうですねぇ、J1川崎の武田社長、J1横浜の嘉悦社長、J1広島の小谷野社長、J2水戸の沼田社長も好印象ですね。そしてJ1松本の大月会長ですか。札幌さんの野々村社長には今後も頑張って欲しいし、選手経験のあるJクラブ社長が好ましいというのが新しいスタンダードになって欲しいと思ってみたり。
J2札幌関連⑰:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150218
  〃     ⑯:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140202
  〃     ⑮:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131218
  〃     ⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130809
  〃     ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130715
  〃     ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130525

  〃     ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130424
  〃     ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130414

  〃     ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121019

  〃     ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120113

  〃     ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090321

  〃     ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090206

  〃     ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071223

  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070920

  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20071009

  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051228
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051109

 話は変わり、今日Cスタへ、ファジのホーム徳島戦へ行ってきました。その模様は明日。

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観客の集客方法について24

2015-07-18 00:02:08 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 先日のFOOT×BRAINで「日本サッカーが強くなるために、女心をつかまえろ」というタイトルの特集が放送されましたあ。観ながら、「これはブログネタだ」と思い、慌てて録画ボタンを押しました。後で見直しましたが、やはり参考になりましたね。以下、抜粋して紹介。

【女性サポーターの増加は、日本サッカー躍進のカギを握っている】
 今回のブレインは、'92年のナビスコ杯からずっとJリーグのデータ調査を続けているという筑波大仲澤准教授、女性の視点からサッカーの魅力を伝えている松原渓スポーツライターの2人。仲澤准教授は、Jリーグや日本代表の試合において、観客動員の推移や観戦動機などを24年にわかり調査。今回は女性に関するマーケティングデータを紹介。
 
視聴者アンケート「好きな選手は?」
女性: 1位:内田選手(シャルケ) / 2位:柴崎選手(鹿島) / 3位:遠藤選手(G大阪)
男性:
1位: 本田選手、岡崎選手、宇佐美選手、柴崎選手
2位: 森重選手、遠藤選手、長谷部選手、三浦知良選手、中村俊選手
3位: 長友選手、石川直宏選手、大久保選手、闘莉王選手ほか多数。
 女性はわかりやすい結果だが、男性はその選手のプレースタイルが好きだからという理由が多かった。男性と女性ではこのように、サッカーの見方も大きく違う。
   
【女性観戦者の推移(%)】
 ブームの陰に女性あり。Jリーグ開幕当初は女性のパワーで盛り上がった。流行に敏感な女性は熱しやすく冷めやすい。その後は開幕ブーム後の減少、日韓W杯で一度盛り返すが、W杯後の減少というのが特徴に出ている。
 ブームとともに減少傾向にある女性層。それは観戦歴別の女性比でも顕著に反映。長くなるほど、女性の割合は低下。新規客の観戦動機は圧倒的に「誘われた」「チケットもらった」というものが中心。女性の方が誘われる比率が高いが、定着する割合は女性の方が低い。新規女性層の定着は、観客動員数増加につながる。女性層を定着させるためには?
 女性ファンの心をつかむポイント 「確実なもの」が大事。いい試合を観たいと思って来場したが、ダメな試合内容だったら、その日が台無しになったという感覚。どうやったら試合がはずれても、その日が楽しめたと思ってもらえるか。そういう保険をいっぱいかけたい。その確実なものとしては、スタジアムグルメやファンサービス、交流イベントなどが該当。そういうものの保険をかけるように考えるのが女性の特性。
 
【プレミアリーグ スタジアム調査が示す男女の特徴(2014)】
 男性:邪魔されずに試合を観戦したい / 女性:wifiなどネット環境を求める(試合を観ながらでも誰かとつながっていたい)
 女性は情報収集能力が強く、好きな選手がいるとすぐにネットで調べたりとか、そこから派生してまた違う選手を追ったりとか、はまるとすごい特徴がある。そのためには時間もお金も惜しまないが、撤退する時は早い。
   
【女性ファンの割合が最も多いのはJ1鹿島】
 クラブ別女性比では1位はJ1鹿島で46.1%で1位。その大きな要因となっているのがカシマスタジアムのトイレの数。2001年改修工事の際に女性客を意識して、女性トイレを、53個から285個と6倍増設。そのために、ハーフタイム中、試合終了後のトイレ行列が余り無い。入口と出口を分けて動線もスムーズ。トイレ環境に気を使っている事がよくわかる。
 試合前にスイーツを食べながら選手や女性サポーターと交流できる、女性お一人様専用チケット「姫チケ」(期間限定)を販売し、女性サポーターに好評。ホスピタリティの向上を意識する事で、女性サポーターが増加。女性はホスピタリティが重要。
     
【飲食サービスの優れたスタジアム(2014)】
1位:県立カシマサッカースタジアム(J1鹿島) / 2位:IAIスタジアム(J1清水) /3位:日産スタジアム(J1横浜)  
4位:NDソフトスタジアム山形(J2山形) / 5位:フクダ電子アリーナ(J2千葉) / 6位:埼玉スタジアム2002(J1浦和) 
7位:岐阜メモリアルセンター長良川競技場(J2岐阜) / 8位:等々力陸上競技場(J1川崎) / 9位:山梨中銀スタジアム(J1甲府)
10位:味の素スタジアム(J1・F東京、J2東京V)

スタジアムへのアクセス時間(2014) Jリーグ平均:51.3分/カジマスタジアム:104.1分
 平均時間の倍かかる遠いところから来てもらう事は、スタジアムにいる時間を長くしないと元が取れない。J1鹿島は試合開始の3時間前に開門。3時間+試合2時間=5時間をスタジアムに滞留。試合開始まではスタグルを楽しむという事で、カシマスタジアムには常設の飲食店が多く、女性を意識した企画の売店もある。
   
【女心をつかむための活動を実施しているクラブ J1神戸】
 今年の4月から、女性向けファンコミュニティ「KOBE Vi女」(一般サポーターから選ばれた20名)を立ち上げ。そのメンバーが観戦風景やおすすめグッズなどの写真を投稿。グルメやスイーツなど女性目線の企画で活動。
 
【女性ファンの心をつかむポイント 母親目線】
新規女性観戦者
独身:53% 平均年齢:25.9才、友人と:58% / 既婚:47% 平均年齢:43.0才、友人と:83%
ほぼ半々という事で、若い女性客だけでなく、子どもがいる母親世代も注目している子事が、女性客定着につながっている。
   
【女性のつながる力に期待】
Jリーグ女性観戦者のファン・コミュニティ
リアル・コミュニティ(35%)  : スタジアム仲間:いる / ネット仲間:いない / 観戦頻度:15.9回/年
デュアル・コミュニティ(19%): スタジアム仲間:いる  / ネット仲間:いる   / 観戦頻度:18.3回/年
ノン・コミュニティ(43%):     スタジアム仲間:いない/ ネット仲間:いない / 観戦頻度:  8.2回/年
ネット・コミュニティ(3%):        スタジアム仲間:いない/ ネット仲間:いる   / 観戦頻度:12.8回/年
 このうち、デュアル・コミュニティは年間18.3回観戦に来ているので、その層を育てる事が重要。また、ネットでの交流が無くても、現場での交流があれば観戦頻度は倍近くなるという傾向もあり、女性の立ち話持久力にも期待し、つながる力に注目。それが強くできると強力な「試合内容に左右されない保険」になる。試合が面白くなくても、あの人に会えたとか、そういう事が重要になる。
 ・既存のサポーターが新規サポーターを受け入れる → コミュニティ拡大
 ・女性視点を運営に入れていくと、運営レベルが上がる。
なでしこのサポーターも女性が多い。試合後に握手できたりと、選手との距離感が近い。

 という内容でした。なるほどなと思わせる内容ばかりでしたね。男性客は女性客に引き付けられてくるため、女性客を狙えというのは昔からいろいろなシーンで言われてきた言葉でした。女性は情報収集能力が強く、好きな選手がいるとすぐにネットで調べたりとかという話ですが、そういえば確かに女性はすぐにスマホで調べものをやっている人多いと思います。LINEはもちろん、フェイスブックやツイッタ―なども情報ツールとして、積極的に利用している人多いと思うし、つながり力というのはうなずけます。という事は、女性が強いどのSNSも重要であり、LINEだけとかという発想はこれらに逆行した発想でなのかなと。LINEはどちらかといえば縦のつながり、FBとツイッターは横のつながり。この特集で言うのは後者でしょう。
 せっかくLINEをやり始めたので、フェイスブックと言われても今さらLINEを辞められないし・・・という価値観には首をかしげざるを得ません。フェイスブックやブログを書くと、ツイッタ―が連動して自動投稿になるというやり方もあるし。
 ちなみに神戸さんの「KOBE Vi女」は、フェイスブックページとInstagramのSNS事業ですね。ここでもSNSがいかに武器になるのかがよくわかりました。ふと、フェイスブックをやっていないところって・・・

 あと、観戦者調査でのスタグルに関する調査が出ていました。そういうテーマでの調査も行われていたのですね。J1やJ2のクラブがズラッと並んでいましたが、あるかなとファジフーズで有名なJ2岡山の名前を探して観ましたが、ベスト10には何回目をこすって見ても見当たらず。普段あれだけファジフーズが露出されているのに、本当に意外でした。10位台に出てくるのかな。顔ぶれをみると確かに、以前にJ's GOALのスタグル特集で出てきた常連さん達。しかもご当地グルメの重鎮さん達。すぐにどこにどういうメニューがあったか浮かんでくるくらいに。こうして見ると、個人的にスタグルのあり方というのを再認識させられた気がしました。
 また、上にあるようにカシマサッカースタジアムで合計5時間を過ごすスタイルもあれば、対して駅から近いために合計2時間ちょいを過ごすスタイルもある。今まではJリーグの上の方で「駅前スタジアム」を強調されていましたが、鹿島さんの事例を観て、必ずしも近ければいいというものでもない事が良くわかりました。この辺が、一時的な出来事(宮間主将で言うと「ブーム」)に終わるのか、文化になるのかと思ってみたり。ぜひ、次の東京出張時にはスーパーひたちに乗って、鹿島に行ってみたいな。遠いけど。

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Jリーグの話題87

2015-07-17 00:02:30 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今回は当ブログで何年も長い間取り上げてきた「2ステージ制」の話題です。またかいなぁと思われる読者の方がおられると思いますが、思えば書くというのが当ブログのスタンス。情報開示の方針を貫きます。
 昨日、J1リーグの後半戦(基本的にこう呼びます)第2節が昨日ありました。某黄色いチームもここ数年相性のいいマリノスさん相手に何とか勝って、13位まで上げましたがまだまだ先は遠いです。今朝になってふと、朝刊のスポーツ欄にはJ1順位表がどう表示されるのかと。いつもお世話になっている「YAHOO!(スポナビ)Jリーグ」では、「2ndステージ」の順位表が出ますが、よく観たら「1stステージ」と「年間総合」のタブがあり、一応年間順位もすぐに観れるようになっており、まあ想定内でした。で、新聞を観た結果は・・・
   
【日刊スポーツ】
 「J1勝敗表」という形で2試合を終えた後半戦の順位を勝敗等の数、今後の対戦相手が載っていて、いつもの光景。あれっ、年間順位表が並んでいないのかと思ってよく観たら、やや左上に「J1年間勝ち点順位表」が掲載されていました。まあ、これも想定内ですが。でもてっきり上下とか左右に並びで載ると思っていたので、少し距離感がある掲載は少し意外でした。見方によっては空きスペースにねじこんだのかなとも。まあ、スポーツ新聞で、紙面スペースはある訳ですから載るとは思っていました。
【山陽新聞】
 「J1第2S勝敗表」という形で、今までの前半戦と同じ形でそのまま後半戦の内容が掲載されていました。当ブログの予想では、一般紙のスポーツ欄は第2ステージの順位表で、その一番端に小さく年間順位が載るのかなと。その予想は見事にはずれました。
   
 こういう結果になりましたが、どういう事になるのか当ブログなりに論じてみましょう。
 山陽新聞の読者には、終盤戦など時期的な部分は除いて、年間順位の情報が一切伝えられない事になります。たぶんJ1の優勝は前期優勝チーム後期優勝チームの決勝戦で争われて年間順位が決まるのだと普通に思うでしょう。それが最後の最後に年間順位が登場して、複雑なプレーオフ制度を出されると、「何それ、ややこしいぞ」「普通に前期と後期で決めればいいじゃん」とまず反発するのでは。年間優勝の部分でまずそうなりそう。
 次に残留争い。最後の最後に降格ラインの部分だけ突然出てくると、「えっ、○○って真ん中の方にいるのに、なんでその位置なの? わかりにくい~」とまたしても不満が漏れます。後半戦と年間双方の順位表を比べてみるのは、ビギナーファンよりは、ほとんどがコアサポーターでしょう。ビギナーファンの獲得を目指してスタートしたはずの2ステージ制は「去年までより全然わかりにくい」「面白くなくなった」となりませんかねぇ。
 例えば山形さん。後半戦では12位と表示され、一見J1昇格1年目で健闘しているじゃねえかと思ってしまうかもしれませんが、年間順位を観ると実は15位で崖っぷち状態なのです。後期が真ん中辺りで終えて残留できたと一瞬思っても、結果はJ2降格という事態にもしなってしまったら、ショックを倍増させてしまうかもしれません。(あくまで例えですから)後半戦の順位表は本当にまやかしの表示ですね。

 ネット情報を見ていると、新制度になって観客動員数は全体的には微増とありましたが、当ブログとしては「当たり前」の事。こんだけやって、減少していたらどうしようもないでしょう。問題はこれからどう推移していくかではないでしょうか。来年もまだ2年目という事で、まだ目新しさは残り、同じく微増かトントンではないかと。3年目くらいからかな、開幕からの伸びがイマイチで、結局微減となってしまう。ただ、スポンサーと5年(個人的予想)契約があるので、もう2年我慢して継続するが、4年目の終盤に1シーズン制復帰が決まるかな。3年から4年目で散々2ステージ制の功罪が論じられて、結局何だったんだとファン・サポーターからボヤかれる。で、当ブログで何度も口にしてきた「失われた5年」につながります。

 次にマスコミへの露出度。報道では少し増えたという情報も利きましたが、TV放送ですが、元々地上波にはほとんど出ていないので、増えたうちに入らない。今回の浦和さんの前期優勝についても、NHKの生中継もなかったです。1シーズン制での優勝ですが、柏の2011年の優勝時はしっかり放送されていましたよ。もし、マスコミの注目度が上がっていれば、前期の優勝でもNHKが生で流していたはず。スポンサーになったというTBSはJリーグのJの字も出ていなかったですね。総合優勝しか注目されないのでは、1ステージ制と全く変わっていないのではないでしょうか。

 まあ、そもそも2ステージ制と、チャンピオンシップ制が欠陥制度な訳ですから、ビギナーファンに対してわかりにくくなっているのは、昨年からわかっていた事で、今さらどうこうという話ではありません。先日の村井チェアマンが、検証やマイナーチェンジを口にしていましたが、「大いなるチャレンジ」が大失敗する事は最初からわかっています。浦和さんのクラブもサポーターも、2ステージ制を終わらせるため、完全優勝して誤りを正したいという目的で今シーズン戦っています。今の勝負の相手はJリーグ本体に対してなのです。ちょっとオーバーな表現があったかもしれませんが、本質はそうだと思います。
 当ブログでは、大会方式という「店舗レイアウト」ではなく、「選手」という主力商品に磨きをかけるべきだと思っています。もちろん、選手といってもカードや写真ではなく、選手そのものの露出です。宮間主将が「ブームではなく文化」と口にしていましたが、2ステージ制はブームまで到達しないまま、「負の文化」としてJリーグの時代に刻まれるのではないでしょうか。なぜか、かつて実施されていた「2ステージ制」は本当に強いチームが優勝できなかったという理由で1ステージ制に移行され、今回時代に逆行する愚行な訳ですから。もともと悲しい話なのです。当ブログでは今でもあくまで「2ステージ制騒動」という扱いです。1年でも早くこの悪夢が終わって欲しいです。
Jリーグ組織問題関連(2ステージ関係):27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
Jリーグ組織問題関連 (その他):21 / 20 /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /

 話は変わり、最近マスコミでは、新国立競技場の話が盛り上がっていますが、当ブログで言いたいのは、「普通、公共資産に関する発注というのは入札形式が通例であり、価格をある程度設定してからその範囲で競うはず。価格設定をしていないからこんな事になったのではないか」という点。青天井でデザインのみで競わせたから、そりゃ途方もない値段のデザインにもなるよと。ちなみに報道によれば、安藤忠雄委員長は、過去に工費暴騰の前歴があるそうですね。いやはや規模は大きいがお粗末な話ですねぇ。

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湘南ベルマーレの事例46

2015-07-16 00:32:31 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 Jリーグ.jp(情報量はJ’s GOALに比べて相変わらずしょぼいですが)を見ていたら、「バブルサッカー体験会」という言葉に目が留まりました。名前は何となく聞いた事がああり、確か少し前に初めてのW杯がどうこうと耳にしていました。よく読むと、昔からJリーグ百年構想の優等クラブとして活躍され、当ブログでも事例紹介が最多の部類に入る付加価値の高い湘南さんの事業でした。 それに先立って、バブル相撲対決というイベントを実施。バブルサッカーの用具を使って、相撲の形で体験会を実施。以下、続いて抜粋して紹介。
   
【バブルサッカー体験会】
・対象: 小学生以下(135cm以上の方)※サッカー未経験者もOK。
・内容: スタジアムピッチ内でのバブルサッカー体験会
・日時: 7月29日(水)17:15〜17:30(前半)/ 17:40〜17:55(後半)
     ※時間内で5分の試合を交代しながら実施。
・場所: Shonan BMW スタジアム平塚 ピッチ
・募集数:94名(先着にて受付)
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/127115

【スプラッシュサマー~泡フェス2015】
・内容: 今話題のバブルサッカーの用具を使って、真剣勝負の相撲対決を実施。専門スタッフによる安全指導や、時間帯毎に年齢・カテゴリーを分類。
・日時: 7月19日(日)
      15:00~15:30 女性・子ども(小学生以下)のみ
      15:45~16:15 大人
      16:30~17:00 フリー
      17:15~17:45 女性・子ども(小学生以下)のみ
      18:00~18:30 大人
・場所: スプラッシュランド(平塚市総合公園はらっぱ)
・賞品: 3連勝した人に「ベルマーレ放送部特製リストバンド」を進呈
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/126853

【バブルサッカーとは】
 バブルサッカーは、ノルウェーで生まれたBUMPERと呼ばれるバブルボールを身に付けてお互いに押し合いながらサッカーをする新しいスポーツ。2009年ごろ、ノルウェーのバラエティTV番組内の企画でバブルサッカーが取り上げられたことにより、動画投稿サイトで話題となりヨーロッパを中心に大会も開催されるなど普及。2014年に日本でも紹介され、東京、大阪等でイベントや大会を開催。また、澤田昨日(コピーライター)らのグループがクラウドファンディングを活用して、日本バブルサッカー協会を設立し、全国に支部を設立。現在は、日本全国でバブルサッカーの大会の開催とレンタルが可能な状態。世界的には国際バブルサッカー協会(IBFA)が設立され、2016年にはワールドカップが開催予定。日本国内予選はIBFA JAPANによって2015年秋に実施され、代表選手が決定。
 現在は、技術の有無に関わらず皆で楽しめるサッカーとして世界に普及していますが、各国の人たちが好き勝手にプレーしているのが実情。比較的多く見られるのは、フットサルと同じ形式。
日本バブルサッカー協会公式HP:http://bubblesoccer.jp/

 と、いろいろ読んでいたら、日本バブルサッカー連盟という組織が出てきました。どうやら違う組織の様子。東京タワーでの大会を2014年2月に、日本初主催した団体により設立された業界団体。 日本最大回数の大会実施、全国大会開催のノウハウを最大限に活用し、IBFA(国際バブルフットボール協会)の協力も得て、バブルサッカーの発展・普及とサッカー人口の底上げを目的として2014年に発足とありますが、何となくバスケの構造と似ています。またしても川淵さんの出番なのかと。
 まあ、とにかく湘南さんはさすがで、新しいサッカー競技を積極的に進めておられます。今後も頑張って欲しいですね。

日本バブルサッカー連盟公式HP:http://bubble-football.jp/
J1湘南関連:48474645444342414039383736353433323130292827262524232221

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カリスマの存在185

2015-07-15 00:05:06 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 J1リーグで現在かなり下位の順位で苦しんでいる某黄色いチームですが、昨日驚くべき吉報が舞い込みました。何とブラジルリーグの元得点王のバリバリのストライカーが入団し、来日しました。という事で、順番に抜粋して紹介。
   
【クラブ公式発表】
・氏名: エデルソン・アウヴェス・リベイロ・シウヴァ(Ederson Alves Ribeiro Silva)
・登録名: エデルソン
・ポジション: FW
・身長・体重: 171cm・68kg
・年齢: 26歳
・出身地: ブラジル
・経歴: アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル)→セアラーSC(ブラジル)→ABC FC(ブラジル)→セアラーSC→ABC FC→
      アトレチコ・パラナエンセ→アル・ワスル(UAE)
・主な出場記録
 2012年 ABC FC: ブラジル全国選手権2部/27試合12得点
 2013年 アトレチコ・パラナエンセ:ブラジル全国選手権1部/34試合21得点。※ブラジル全国選手権得点王
 2014/15年 アル・ワスル(UAE)/26試合14得点
・コメント
 「レイソルについては、熱狂的なサポーターをはじめ、クラブの組織、施設などについて聞き、また日本への良いイメージも持っているので、この移籍を決断した。自分は中央でもサイドでもプレーできるし、ゴールの決定力を見せたいと思う。レイソルの一員として勝利に貢献できるよう頑張りたい」
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2015/013751.html

 昨日、新聞休刊日でたまたま購入した日刊スポーツにデカデカの載っていました。「エデルソン電撃来日 13年ブラジル1部得点王、リベルタドーレス杯3発」というタイトルの記事で、誠に頼もしい記事でした。佐藤寿人タイプとも書いていましたが、当ブログでは「憎っくき」寿人です。まあいいか。以下、抜粋して紹介。
    
 昨シーズン、期限付きで所属したアル・ワスル(UAE)で、元鹿島のジョルジ―ニョ監督のもとで活躍。圧倒的な攻撃力が自慢だが、独りよがりな選手ではなく、CFだけでなく、左右のウイングでもプレーが可能と話し、チームワークの大切さも強調。ACLの準々決勝の広州恒大戦では「相手は中国のビッグクラブで、偉大なフェリペ(スコラリ)監督のもとでブラジル選手も増加しているので、自分のモチベーションは高い」とコメント。登録手続き等を経て、最短で19日の川崎戦から出場可能となる見通し。

その下の記事に今まで活躍した外国人選手一覧が載っていました。ちょっと簡単に紹介してみましょう。
・カレカ('93~'96): '89-90セリエA優勝
・ミューレル('95): '87ブラジル全国選手権得点王
・エジウソン('96~'97): '00クラブW杯MVP
・ストイチコフ('98~'99): '94W杯得点王
・洪明甫('99~'02): '92KリーグMVP
・サンパイオ('02): '98W杯準優勝
・エジウソン('02~'03): 
・フランサ('05~'10): '03-04ブンデスリーガアシスト王
・レアンドロ・ドミンゲス('10~'14): '11JリーグMVP

 こうして見ると、黄色いチームに来た外人選手は蒼々たる顔ぶれでしたね。今回のエデルソンは、昔のエジウソン('96-'97)のようなイメージですね。移籍金は4億円だとか。過去の選手では、カレカ、ミューレルに次ぐ3人目のブラジル1部得点王となる大物選手になります。ここはJ1クラブで、企業チームの顔がちょっと出ましたね。そして、サッカーダイジェストWEBにも「【柏】待望の“切り札”が合流。エデルソンがもたらす効果は?」というタイトルで、特集記事がありました。以下抜粋して紹介。

 レアンドロの神戸移籍が濃厚となった6月の段階で、「決定力があって、味方に点を取らせることができる選手として、渡辺ダイレクターがをリストアップ。代理人によれば、ブラジル、UAE、サウジアラビア、中国からもオファーがあったそうですが、文化や環境面を含めて「日本でプレーするのが夢だった」本人たっての希望で、柏へ入団。
 エデルソンいわく、「シュートやドリブルは、ロマーリオを自分の目指すところに重ね合わせている」とロマーリオを常に意識したプレーを強調。代理人も「彼は10番(ゲームメーカー)よりも、9番(ストライカー)タイプの選手。スタミナがあって、故障も少ないタフな選手。UAEに移籍した時と同様、日本でもアジャストできると思う」とコメント。
 注目されるのはその起用法。UAE時代は主にサイドハーフとウイング、得点王に輝いた13年のアトレチコ・パラナエンセでは2トップの一角でプレー。「トップ下も含めて前のポジションならどこでも対応できる選手。今いる選手との連係を重視して決めていくと思う」とCF、ウイングの二通りでの起用を視野に入れていると渡辺ダイレクターのコメント。
 エデルソン本人への「CFとウイングどちらでプレーしたいか?」という質問には、「ゴールを決めるという意味では、CFのほうが自分も慣れているので得点の可能性は高いと思う」とコメント。「監督がサイドでと指示するのであれば、もちろんそこでプレーして、チームに貢献できるように全力を尽くします」とも本人がコメント。ウイング起用では「守備面」に不安が残るともありました。
 クリスティアーノは背後のスペースを突かれてサイド攻撃からの失点を招く場面が何度も見られるため、攻守のバランスを考えれば、スタートポジションにCFエデルソン、ウイングに工藤とクリスティアーノを据えて、流動的にプレーさせるのが現実的なのかと。

 エデルソン選手(まだ、宙で覚えきれていませんが)、頑張ってもらいましょう。正直、先日の鳥栖戦の完敗を観て、やはり吉田監督はここまでかと思いました。吉田体制になる時に、前半を終わって2ケタ順位なら降格する心配が出てくるので、監督は交代してもいいのではないかと論じてきましたが、まさにそんな成績で前半を終了しました。もう、これはあかんわと思っていた時に吉報。エデルソン選手に、窮地に陥った黄色いチームを救ってもらいましょう。くれぐれもACLだけの活躍というのは無しで。

サッカーダイジェストWEB該当記事:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=10225
日立台広報日記該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_2079.php

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次に向けて頑張りましょう109

2015-07-14 00:03:11 | ファジアーノ岡山

 PV生観戦レポです。
 昨日、ウルトラスで開催された、ファジのアウェー大宮戦のPVに参加してきました。今回はkusu氏に席取りをしてもらい、開始少し前に入店したのですが、何だか人が少ない。やはり、最近の戦いっぷりが原因なのか、それともちょうど忙しい時期なのか不明。他に山やん君も登場。周りを観ても余り知った顔は無し。PVメニューのフードに新しく「ファジカレー」が登場していました。この日は昼がカレーだったので、次回にしようと。

 昨日の相手は、去年までJ1だた大宮さん。先発には「憎っくき」播戸選手がいます。メンバーに「今までいろいろなシーンで、何度この人にやられたか」と説明しました。そして、去年まで岡山在籍していたシミシン選手こと清水選手も先発です。大宮さんに帰って、茶髪に戻して表情もどこと無しに緩やかに感じました。スペイン帰りの家長選手も、何度も画面に登場しました。J2で久しぶりに有名どころが大勢いるチームを対戦した気がします。あと、聞いた話では同じ埼玉県という事で、矢島選手を観に、浦和サポが結構来ているという情報も。試合前に「Jリーグ6月月間MVP」のセレモニーがあり、家長選手が表彰されていました。
   
 試合の入りは岡山の強いプレスが続き、大宮さんを圧倒していましたが、10分くらいで元に戻りました。大宮さんはなぜか、プレスをかけて来ない。目の前で岡山選手がボールをキープしても対峙して見守る程度の守備。なぜプレスをかけて来ないのか最初は不思議でした。
 前半では、お互い特にポゼッションが強い訳でなく、相手のパスミス等でボールを奪えては反撃するパターンをお互いやり合う程度。この日の大宮さんはポゼッションが強い訳でなく、守備的でもなく、また1対1で強い訳でもない展開が前半ずっと続いていました。前半途中で気づきました。これは体力を温存して、逆に岡山にボールをいくらか持たせて体力を使わせて、後半一気に攻めてくるのではないかと勝手に想像していました。
 
 前半13分にクロスから頭で決められて先制される。マーク無しでフリーの状態でした。そこから大宮さんは落ち着きを取り戻したようです。「岡山は後半バてるから、ゆっくり待てば良い」というセオリーを実践しているかのように、ボールを大事に回して相手の焦りを誘い、J2で最少失点数を誇る守備陣が堅いブロックを形成。後半からは大宮さんは少しギアを上げて、ポゼッションが上がったように見えました。
 後半13分に失点。そして、後半ロスタイムで、見事なボレーシュートを決められる。昔、押谷選手が見せたような見事なラインを描いて、ネットを揺らしました。
   
 横から後から「ごめんなさい、J1昇格を口にして」とか、「大宮はJ1レベル。まだまだレベルが違い過ぎる。まずはプレーオフを目指さないと」など、厳しい言葉が聞こえていました。それくらいの完敗でした。まるで、J1チームとやっているような内容で、岡山の方がシュート数は多いのに、枠内シュート数はゼロという厳しい結果。これが今シーズンの現実なのでしょうか。
 大宮さんは15試合目の無失点試合だそうで、一方の岡山はスタメンを5人変更した影響か、パスの精度が上がらず。連係を欠いたプレーが目立ったと戦評を見かけました。試合後、岡山のゴール裏が映りましたが、片山選手の母校の後輩たちか、大勢映っていました。

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観客の集客方法について23

2015-07-13 00:03:42 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 4日の山陽新聞朝刊に「大台割れ正念場」「成績とともに入場者下降線 巻き返しへ知恵絞る」というタイトルで、今シーズン実施している「チャレンジ1」についての特集記事がありました。以下、抜粋して紹介。
   
 今シーズンは開幕以来、平均1万人を維持してきたものの徐々に減少。ホーム愛媛戦でついに大台割れ。開幕から約4ケ月、ホーム9戦目で初めて平均1万人を下回った試合。開幕のホーム岐阜戦は10,995人、2戦目のC大阪戦は15,820人を数えて、順調に推移。その後、勝ち切れない成績に比例して入場者数は下降線に。クラブによれば、年間パスや前売券が好調な一方、初観戦者の購入が多い、当日券が停滞ぎみ。
【夏夜祭】
 今回のプロジェクトは「ホスピタリティー日本一」を合言葉に、天候や勝敗にかかわらず、魅力的で快適なスタジアムの観戦環境を整え、ファン拡大を図ろうというもの。プロジェクトの成否を左右するのが目前に迫る夏休み。例年、初観戦者が多く、新規顧客にどれだけ満足してもらえるかが、リーグ終盤を迎える秋以降の入場者数にも影響。「夏夜祭」と呼ぶ7、8月のナイトゲーム4試合様々な企画等を計画。広報活動も強化する方針。
【危機感】
 2009年から右肩上がりだったJ2岡山の入場者数は昨シーズンは平均8,404人。終盤まで昇格争いがあったが、初の減少を記録。毎試合1万人超の熱狂的な応援に後押しされ、J1自動昇格を勝ち取ったJ1(現)松本とは、地域の「熱量」に差があったとも。J2岡山が「1万人」という高い目標を掲げた背景には、現状への強い危機感が存在と締めくくっています。

 比較対象として山雅さんの名前が挙がっていましたが、山雅さんの環境はホームスタジアムは、最寄駅から歩いて行けない、ホームタウン人口も少ない、独立リーグやbjチームと男子プロチームと競合している環境で、しかも長野県の第2都市のチームで、県庁所在地(長野市)には別のチームが競合しているという、元々はとても1万人超になりにくい環境でした。去年の山雅さんに関するコラムを観てみました。
 山雅さんは昨シーズンの入場者数はJ2では13万人と1位で、J1、J2合わせても8位であり、優勝した湘南さんは23位ということを考えると驚くべき数字。地域リーグ時代だった2009年に、天皇杯2回戦でJ1浦和を2-0で撃破した試合が一つの転機とあります。この試合を転機に一般ファン・サポーターの増加とともに市長までもが応援。'07年に平均2千人台だった観客動員が、'09年には5千人になり、最終的に1万人を突破。あの試合は、サッカー不毛の地だった松本に、「見る文化」が根付いた瞬間とか。その後には、故松田選手の加入と、同じ3番を受け継いだ田中選手の加入というストーリーが垣間見えます。

 山雅さんのこういう一つのストーリーを観ると、当ブログで「Jクラブの付加価値」でよく使用する表現である、ホスピタリティなどの「ソフト面」だけではなく、看板商品である「選手」、それを取り巻く環境面などの「ハート面」が大きいと感じます。以前の記事観ると、山雅さんからJ1川崎へ移籍した船山選手が「松本が地域との距離がすごく近いと思っていたけど、川崎はそれを上回った」というシーンがありましたが、船山選手がそう口にするくらいに、選手と地域との「距離感」が近いという事がよくわかります。
 素人なので、細かい難しい部分はよくわかりませんが、以前に読者の方からの依頼で、岡山と山雅さんを比較した特集記事↓を出しています。岡山は山雅さんと同じ道をどうして歩めないのかと思っている
方は、一つの参考になるかもしれないので、ぜひお読み下さい。ちなみによくサイトを観に行きますが、山雅後援会という組織は素晴らしいようですね。
岡山・松本比較関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150216

 話は変わり、今日ウルトラスで開催された、ファジのアウェー大宮戦のPVに参加してきました。その模様は明日。

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Jリーグファミリーの資格60

2015-07-12 00:20:58 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 前々から読者の方に依頼を受けていた特集記事がやっとできました。「Jクラブの公式HPのホームタウンページのムラが余りにも多き過ぎる。せっかく地域貢献活動をやっても、ブログに載せただけでは埋もれて消えてしまう。その点、しっかりレポートページで過去の記録のしっかり残しているクラブは立派。そういう点で全クラブ調査をして欲しい」というもの。という事で以下、抜粋して紹介。
   
【J1】
・浦和 : ホームタウン活動報告ブログ:http://reds-hometown.blog.so-net.ne.jp/
・広島 : サンフレNEWS(ホームタウン):http://www.sanfrecce.co.jp/news/?m=7&y=2015&c=11
・G大阪: ホームタウン活動(2014更新):http://www2.gamba-osaka.net/hometown/
       NEWS(ホームタウン):http://www.gamba-osaka.net/news/index/c/6/
・F東京: ホームタウン活動(普及活動報告):

       普及活動報告【レポートページあり】http://www.fctokyo.co.jp/popular_activity
・川崎 : フロンターレ日記:http://www.frontale.co.jp/diary/

・横浜M: ホームタウン【レポートページあり】(2015更新):http://www.f-marinos.com/hometown

・鹿島 : レポート(ホームタウン)【レポートページあり】(2015更新):http://www.so-net.ne.jp/antlers/photo-reports/hometown-reports
・湘南 : 「For 4プロジェクト」活動報告【レポートページあり】http://www.bellmare.co.jp/for4project
       ホームタウン活動(2014更新):http://www.bellmare.co.jp/hometown_activity
・仙台 : ホームタウン活動について(2012更新):http://www.vegalta.co.jp/hometown/hometown_about.html
       ホームタウンブログ:http://www.vegalta.co.jp/blogs/hometown/
・鳥栖 : ホームタウン活動【レポートページあり】(2015更新):http://www.sagan-tosu.net/news/?cat=3

・神戸 : ホームタウン活動(2015更新):http://www.vissel-kobe.co.jp/hometown/
       「GOAL for SMILE プロジェクト」:http://www.vissel-kobe.co.jp/hometown/g-project/
       ホームタウン活動レポート【レポートページあり】http://www.vissel-kobe.co.jp/hometown/report/
・名古屋: ホームタウン活動(2015):http://nagoya-grampus.jp/hometown/
       ホームタウンレポート【レポートページあり】http://nagoya-grampus.jp/hometown/pdf/hometown_2015-n.pdf
・甲府 : ホームタウン(2015更新):http://www.ventforet.jp/club/hometown.html
       ホームタウンレポート:http://www.ventforet.jp/club/pdf/htr2014.pdf
・柏   : ホームタウン(ホームタウンデー)(2015更新):http://www.reysol.co.jp/club/town/
       クラブの取り組み:http://www.reysol.co.jp/club/environment/
       ニュース(ホームタウン):http://blog.reysol.co.jp/news/home/
・松本 : ホームタウン活動【レポートページあり】(2015更新):http://www.yamaga-fc.com/home-town

       ニュース(ホームタウン):http://www.yamaga-fc.com/archives/category/activity
・山形 : ホームタウン活動【レポートページあり】(2014更新):http://www.montedio.or.jp/hometown/
       山形県スポーツ振興21世紀協会ホームタウン活動【レポートページあり】(2014更新):http://www.montedio.or.jp/hometown/
・新潟 : ファンページ(ホームタウン活動)(2012更新):http://www.albirex.co.jp/topteam/fanpage_g03.html
・清水 : 地域イベント情報【レポートページあり】(2015更新):http://www.s-pulse.co.jp/news/community/

   
【J2】
・大宮 :  ホームタウン(2015更新):http://www.ardija.co.jp/hometown/
        東日本大震災復興支援活動:http://www.ardija.co.jp/club/shien.html
・磐田 :  ホームタウン活動:http://www.jubilo-iwata.co.jp/hometown/
        ホームタウンレポート【レポートページあり】(2015更新):http://www.jubilo-iwata.co.jp/blog/?cat=1554
・金沢 :  特に見当たらず

・千葉 :  特に見当たらず
・福岡 :  ホームタウン活動:http://www.avispa.co.jp/club-info/home_town.html
・C大阪:  特に見当たらず
・札幌 :  ホームタウン活動(2015更新):http://www.consadole-sapporo.jp/club/hometown/
・東京V:  地域活動(2015更新)【レポートページあり】http://www.verdy.co.jp/hometown/
・横浜C:  ホームタウンプロジェクト)【レポートページあり】(2015更新):http://www.yokohamafc.com/club/home-town-project/
       その他:地域振興事業ページサポーター・市民との交流ページ子どもたちとの交流ページサッカー普及事業
・長崎 :  ホームタウン活動
【レポートページあり】(2015更新):http://www.v-varen.com/home_town
・愛媛 :  ホームタウン活動:http://ehimefc.ecgo.jp/page0264.html
・岡山 :  ホームタウン活動(2013更新):http://www.fagiano-okayama.com/club/home.html
・北九州: ホームタウン活動(2015更新):http://www.giravanz.jp/hometown/
       ニュース(ホームタウン):http://www.giravanz.jp/news/hometown/2015/
・讃岐 :  ホームタウン活動【レポートページあり】(2015更新)http://www.kamatamare.jp/hometown/
群馬 :  ホームタウン活動
【レポートページあり】(2015更新):http://www.thespa.co.jp/thespa_hometown/
       ホームタウン活動ニュース:http://www.thespanic.jp/thespa_hometown/news/newsinfo.cgi
・栃木 :  ホームタウン活動【レポートページあり(2015更新):http://www.tochigisc.jp/hometown/
       ゆめプロジェクト活動実績:http://www.tochigisc.jp/school/14yumeproject-repo.html
・徳島 :  ヴォルティス日記ホームタウン活動:http://www.vortis.jp/blog/index.php?c=13 (他に普及活動
・京都 :  ホームタウン活動【レポートページあり】(2015更新):http://www.sanga-fc.jp/development/index/
・水戸 :  ホームタウン巡回指導(2013更新):http://www.mito-hollyhock.net/hometown_lesson.html
・熊本 :  ホームタウン活動【レポートページあり】(2015更新):http://roasso-k.com/home_town/
       火の国もりあげタイ!”ページ:http://roasso-k.com/home_town/moriage.htm
・岐阜 :  ぎふ元気活動
【レポートページあり】(2015更新):http://www.fc-gifu.com/information/home
・大分 :  ホームタウン活動Jリーグ.jpリンク):http://www.oita-trinita.co.jp/hometown/with/

 という結果でした。どう思われるかは読者の皆様にお任せいたします。いくら地域活動をやっていても、情報開示していなかったらやっていない事と同じだと個人的に思っています。なぜか、社会貢献活動は社会への活動PRがあってこその存在だからです。「マスコミに流れていないだけで、いくらかはやっているからいいだろ」という価値観は、社会貢献活動に対して失礼なのかもしれないと。道のゴミをちょっと拾うだけもいいですが、ゴミを無くすために更にゴミ拾い活動をPRして、ゴミ捨てがいかに愚かな事かを主張すべきではないでしょうか。もし、情報開示ができていないところがあれば、公共財という認識よりも売上につながらない行動という認識の方が強いのかもしれません。
 あと、活動をしていないよりは活動できている方が全然いいですが、活動実績としてしっかり残さなければならないと思います。ブログ等SNSへ掲載しても、サイトの構造上そのうち埋もれて消えていきます。上の「レポートページ」のように、すぐに探し出せるようにサイトへ収納しないといけないと思います。上の「レポートページ」はどこも実に丁寧に取り扱われていますね。その辺りも価値観の違いが大きくにじみ出てきますね。読者の皆さんの地元クラブはいかがでしょうか。

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