CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

お盆休みに台湾旅行 02 臺北機廠鐵道博物館

2019-09-13 20:49:08 | お盆休みに台湾旅行(2019)

鉄人
台北駅前にあるいつもの奴であります
流石に夏真っ盛りというところで、日差しのあるところにいると
物凄く暑くてたまらん、名古屋のほうが台湾より暑いだろうと思っていたんだが、
台北もまけず劣らず暑い、それも蒸し暑いのでろくなことない
そんな按配でありました
さて、家族4人ということもあってタクシー使ってとっとと移動、
目指すは、松山近くの臺北機廠鐵道博物館であります


近くにあった謎の建物、多分映画関係の会社かなんかの建物と思われる
タクシーの運ちゃんも、入り口をよく知らなかったようで
妙なところに降ろされてしまったばっかりに少々歩いて無事到着


臺北機廠鐵道博物館
昭和の頃に稼動していた鉄道工場跡であります
日本から予約して無事見ることができたんだが、
解説は台湾語のみのため、さっぱりわからず、ガイドについて
暑い構内をうろうろとしただけなんだが、なかなか珍しいものを見られたのでよかった
ただ、物凄い熱気の中で2時間も知らない言葉を聴き続けるのはくたびれたので、
年寄りには向かないと痛感したのであった


入り口でヘルメットを受け取って、ガイドについて回ります

番犬なのか、日陰でたたずむ大型犬が凛々しい

スタートの工場入場受付から歩いていきます

説明を聞きながら工場内部をあれこれ移動していくんだが
ひとつもわからないので、とりあえず建造物を眺めて
写真を撮るということを繰り返しただけなのであります
弟が鐵っちゃんなので、喜ぶだろうと連れてきたんだが
どうも乗り鐵という別ジャンルだったようで、
あまりピンときていなかったようだが、日本の鉄道好きにも受ける部分があるとの由



入り口近くに展示品を飾ってあるところがあり、その入り口と模型の写真
ここだけは冷房がきいていてステキでありました
このほか、当時の制服とかもあって興味深かった



紫電というのは、どうもディーゼル車を著していると推測したんだが
はたして合ってるかどうかはわからない
ともかく、ディーゼルを使った機関部分を直したりする場所だった様子
この廃工場感がたまらず、廃墟好きにウケそうな場所であった




別の工場では、実際に走っていた電車がいくつもおいてある
青いのは古い台湾鉄道の車両だそうで、よく見ると内部の冷房施設が扇風機である
なんというレトロ感、ステキすぎるだろう
さらに、どっかで見たような車体と思ったら「秋田」の文字があり、
どうやら日本から譲渡された車両も置いてあった様子
これについては、うちの母が乗ったことがあると言っていたので
50年くらい前に現役だった車両なんでなかろうか、
どうも、JR東日本から最近寄贈されたのだそう



このほか、朽ち果てたディーゼル車とか、野ざらしと思しき車体が
あちこちに散在しておりまして、それぞれいい塩梅で朽ちてきているのが
なんというか歴史を感じさせるものでありました
特に車体に草生えてしまっているのとかあって、手入れもままらない現状が透けるのだが、
これはこれで、ひとつのアートっぽいなぁとも感じたのである

ほかにも、電車を直す機械とか、実際にそれを使って作業をしている姿を模した模型とか、
展示が少しずつ充実してきているのだそうで、また整った頃にやってきたいと思うのでありました
残念なことに、社員向けの浴槽というのが工事中で見られなかったんだが
全体的に、まだまだ大量に人間を受け入れられるほど
安全確認ができてなさそうな印象で、これからの場所なんだろうと思いつつ
見学を終えたのでありました、興味ない人にはちょっと長い見学だった

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お盆休みに台湾旅行 01 出発

2019-09-06 21:03:07 | お盆休みに台湾旅行(2019)
さて、懲りずにまた台湾へ行ってまいりました
今回は、父に加えて、年老いた母と、うらぶれた弟も連れてと
家族旅行の体であります、老齢家族の一行である
特に年老いた母が、さほどに歩けないということもあって
過去に行った場所のなぞりなおしみたいな内容だったのだけども、
そういった人を連れて行けるのかという実証にもなって
なかなか楽しんだのであります

中部国際空港を起点にして、桃園空港へ行き、台北、台南の中心地のほか、
野柳(台北)、鹿港(台中)、安平(台南)と新幹線を使って
いったりきたりを楽しんできたのでありました

様々な制約があり、今回は始めてのお盆時期、世間様のお休みに合わせての旅行なので
なかなか四苦八苦した次第、いつもならもっと安く済むはずが
すべての料金が高いと驚きつつも、為替レートに恵まれて、
1台湾ドル=3.51円と素晴らしい内容だったのがよかったところ
AirAsiaを使って、のんびりのっぺりの台湾旅行を楽しんだのでありました

最近レビューが長くなりすぎているので
ちゃちゃっと進める感じで今回はやりたいと念頭に書いておくのであります



さて、まず出発のセントレア空港(中部国際空港)
赤福の大きな看板と、グランパス忍者たちの躍動がステキであります
AirAsiaの出発が8:15と早めなので、実家を出たのが5時頃
朝早くからドタバタと移動となったのであります
自分は前日に会社終わるとともに帰省し翌朝出発という感じでありましたが、
両親が出るにあたって、あれやこれやの忘れ物を唐突に思い出して
なかなか出発できない、挙句に、いったりきたりする間に、
足がもつれたのか母が転倒するという驚愕のアクシデントがあり、
なんというか、年寄りとの旅行の洗礼を受けたのでありました、余談だがよい経験になった
教訓:何事も焦らせてはいけない
とりあえず無事なのでそのまま出発し空港に到着

空港では、発着口から、バスで遠くの発着場へ連れ去られるというルートで
無事搭乗成功、出発は、ちょっと機内清掃で遅れたもののオンタイムで離陸


さらば雨の日本
ちなみに、大型台風がこの翌日やってくるというニアミスっぷりで危険だった、
夏の旅行も楽しいんだが、台風を避ける方法がないのが辛い

そして、到着台湾桃園
こちらもずっと雨予報だったけど晴れてるやんと、上機嫌に
運がよいというか、到着が予定よりも20分早くなると
ステキな滑り出しでありました


入国管理待ちの間に撮影
しかし、台北の入国審査がやっぱり凄い混雑していて辟易
台湾行くなら、絶対高雄経由が正解だなと改めて思い知るのだが
せっかく早く到着したものの、ここでえらい時間を食って一緒になったのである

今回、MRT空港線のチケットを予約しておいたんだが
前評判だと、これのおかげでさっさと移動できると期待したが
これの受け取りカウンターが混雑するという状況になって
何事も、お盆という混雑するときには向かないなと反省したのでありました
そう、日本人が凄い多いのである


なんだかんだ言いながらも、ちょうど特急がやってきたので
あっさりと台北到着、ちなみに、移動は1時間弱でありました
到着してから、まずホテルに荷物を置きに行き
そこで、ちょっと行き違いがあっていざこざがあったんだがとりあえず事なきを得る
いいホテルだったんだが、不思議な対応であったので後述する
手続きが終わって、台北駅に移動し昼食をとることに

結構あれこれ手間取ったおかげで、このあとのイベントを考えると
ぎりぎりの時間配分になってしまい失敗であった
台北駅ならどっか入れるだろうと高をくくっていたんだが
凄まじい混雑っぷりに驚く、台北は平日のはずなのに、
微風台北車站(ブリーズ)のフードコートが、どこも超満員、
おまけに、おなかが空いたと母が怒り始めて
なだめながら、昼食できる店を走り回って探す、
教訓:集団旅行の場合は予定を綿密につめておく必要がある


微風台北車站では、できれば夜市コーナーで食事をとりたかったのだけども
座る場所がない有様だったので、仕方なく「美食共和國」にてシンガポール料理を買うことに
なんで台北まできて、シンガポール料理食べてんだ…



同じような料理ですが、それぞれ違うお店の料理であります
いわゆるシンガポールチキンライスというやつなんだと思うんだが
味はほどよく、長米種のご飯が独特の味付けで単体でも食べられる仕様、
スープが凄い塩っ辛いのが残念でありましたが、おおむね満足
上記で430元、家族4人でえらい安く済んでしまった
口直しに、小南門の豆花(50元)も食べたのでありますが写真撮り忘れた
ほどよい甘さがよかったようで、年寄りも満足の様子でありました

とりあえず、腹ごしらえも終わったのでさっさと移動開始
次は、ちょっと楽しみにしていた、臺北機廠鐵道博物館へ向います

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