CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

飛べ屋島へ

2005-08-08 08:41:41 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ義経
見終わっております、いよいよ
義経中盤というか、義経が、立身と物語ともに
1番盛り上がるところではないかという屋島の戦い
海に関するあれこれもさることながら
今回は、戦目付の梶原景時と対立する姿から
この戦いが物語られておりました

面白い

素直にそう思って、また
あの景時の言う様、思う様、なにもかもが
渋い、渋すぎる、そしてかっこよすぎる
あんだけ武者ぶりが似合う男も
現代にゃなかなかおらんなと
つくづく思うわけですが

定石とそうでないことの差を
痛感させるような内容でありました
義経の奔放な戦ぶりは、奇をてらう作戦が多く
リスクの高い、たしかに、大群を率いる大将が
用いるべきではない作戦のような気もする
途中、景時が息子に投げかけていたように
その後のことを考えたら、
それが軍略であるし、最悪の場合も想定して
作戦は練らなくてはならないだろうしと
言うことはすげぇよくわかるんだが、はてさて
やはり若い子と同様に、その
軍神のような戦ぶりを目の当たりにしていると
どうしても、景時の地味な、鉄壁な作戦より
義経の方を見てしまいます

それが反映してか、終始ケンカばかりで
挙句、別れて義経だけ単騎出陣という形
たかだか150の武者で勝てるのかどうか
不安は募るというか、あの嵐っぷりを見ていると
そりゃたどり着く前に死ぬだろうよ、おい
と思ってしまったわけですが
次郎がとても楽しそうなのがステキでありました
海の男はかっこええね、はやはや

次週はいよいよ四国上陸しての戦いになるとか
わたくし、個人的には鳴門付近をどうやって乗り越えるのかが
すげぇ楽しみだったりするんだが、さて、与一の弓も
出てくるみたいだし、屋島戦が楽しみであります

義経の捨て身ともとれる気概もわかるんだが
どうななろうか
全ての逆境をチャンスと捉えるのは
ある意味常道のような気もするけど
無謀と勇気は違うとか
様々、思ったりしつつ、でも理屈じゃなくて
それを先頭きってやるからこそ後ろもついてきて
作戦として成り立つ、また、目標である勝利を手に入れる

そうとも思うのだが
平家の凋落ブリを見ながらいきたいものです