CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

金曜時代劇 柳生十兵衛七番勝負

2006-02-28 08:31:00 | ドラマ映画テレビ感想
念願の時代劇をついに見られる

というわけでありまして
村上弘明氏が主演という、時代劇として
現代、これほど楽しみな作品はなかろうと
個人的に信じていたりするステキドラマ
柳生十兵衛七番勝負の再放送が始まりました

また、各話レビウでもしていこうかと
思わないこともないですが
もう、純粋に時代劇として楽しみたいというのもあって
やきもきというか、もんもんとしているところ

とりあえず、本放送の時には最終回付近しか見られなかったのを
今回のでがっつり補完しておこうと、楽しみで仕方なかとです

で、第1回ですが
十兵衛と但馬守の親子関係が巧妙に描かれていてよかった
昨年末のワイド時代劇の十兵衛、但馬の関係とは
また一味違うというか、こっちの十兵衛は
もうひとつ割り切った感というか、大人っぽさがあるなと
思わせるステキな具合
結局、幕府のためにやるのではござらんと
言うところは一緒でありますが
こっちの十兵衛の方が悪そうな具合がステキです

忍はたくさん出てくるし、なんたって
当代きっての使い手とか出てくるし
殺陣の面白さにも感激

この枠らしいというか、斬新と言うほど凄くもないんだが
なかなか妙な心意気のカット割が、見ているほうを
非常に楽しませてくれております
漫画みたいな手法だけども、刀を抜く姿を
三方向から撮って、それを三分割した画面に見せるなんて
なかなか面白い趣向だと思うんだが、どうなんだろうか

まずは一刀流の相手ということで
ごく普通の剣戟ではありましたが
すれ違いながら、敵の攻撃をいなすところとか
ああ、刀を平にして流すって動作は
あのことを言うのかと、大変これまた勉強になるとか

まぁ、実際刀やってる人から見たら
そんなわけあるか、というぐらいかもしれませんが
かっこよかったのでよしとしよう

どっかりと腰を落とす斬り方もさることながら
すれ違いにズバっと切り落とすのもステキ
勘解由の見事な体さばきも見所でありますが
江戸弁で、まくしたてない村上先生が見られるところが
1番よいのかもしれないと

様々に期待しながら、しばらく見つづけようと思います
木曜時代劇になってからは、続編もやるみたいだし
すげぇ楽しみなNHK時代劇枠でありました