CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

オトコマエ!

2008-07-30 22:12:28 | ドラマ映画テレビ感想
半年以上前だったでしょうか、
最後の木曜時代劇「鞍馬天狗」が終了して
ステキだったわ、感動だわと
能書きをたれまくったのでありますが
その後番としてやってきたのが
装いも新たに、土曜日で、30分で、若手で
と、不安と期待がいりまぢる中始まった「オトコマエ!」でありました

舞台は維新の30年前くらい、
お江戸の北町奉行遠山の金さんとかが大活躍のお話
そこで、新進気鋭の町人上がり「藤堂逸馬」と
幼なじみの「武田信三郎」が、てんやわんやを起こしながら
お江戸を駆け抜けていくという具合でありました

なにせ30分番組、もの凄いテンポで
テンポがよいというか、早回しのコント見てるような具合で
ぽんぽんと話は進んで、何か事件が起きては解決する
そんな具合でありました
面白かった、と言っていいかは微妙でありますが、
殺陣が刀ではなく、あくまで召し捕らえてから
吟味するという手前じょう、殴る蹴るの応酬といった具合

ただ、最初の一、二話くらいが、そんな派手な殺陣で
あとは、半ばギャグというような、ほうきで殴られたりに近い、
発憤した沢田美代子に叩かれたりとかそんな具合
どたばた時代劇として、十分に面白かったので
晴れ晴れと見終わったと思うのであります

斬新な試みも多く、カット割りがあれこれ分割されたり、
ともかくギャグ漫画みたいなことを大まじめにやってみたり、
夢の中のお話を、まっとうに役者さんでやると
異様に見えるけど、演者さんの本気度が高いと
その滑稽さが、清々しく面白いと思えるとか
なんか難しいこと思ったけど、最終的には大笑いさせてもらったりと
なんか、随分気に入って見ておりました

役者の中で役者になるという話もあったし、
NEOの役者がやたら出てきたり、ちょい役にも事欠かず
凄く娯楽として楽しんだのであります
こういうのを、今回の続きじゃないにしても
またギャグ時代劇としてやってほしいなぁと
NHKに願いたいと思ったり考えたりしつつ

磐音の二幕を見るかどうか
現在思案中であります、NHKの時代劇は
もっと頑張ってもいいと思うというか、
評価されるべきでないかと思うんだがどうだろう