1000の小説とバックベアード 作:佐藤友哉
調子にのってまた読みました
よくわからんが、期待の新人らしいそれこれ
なんか色々聞いてみますと、若いのに
すっかり固定ファンもいて、ステキというお話
で、とりあえずなんとか賞を受賞していたので読んだのでありますが
楽屋落ちかよ
なんか、凄く残念感というか、いや、多分思惑にはまってんだろうが
凄い、文章全体から不気味さとか、そういうかっこいい言葉じゃなくて
気持ち悪さみたいなのが伝わってきて、背中がうぞうぞとしたのです
別段よろしくない描写があったり、気持ち悪いことを
えんえんと書き殴ってるわけじゃないんですが
多分、文体なんでしょう、なんか書かれている
全ての事象が、ああ、書かれているというわざとらしさとは違う
なんだ、ともかく気持ち悪い
ある、文を字数を揃えて羅列したり
韻を踏んで羅列したり、対象を比較させ続けたり
同一単語を繰り返したり、リピート内容を対象をかえて何度もやったりと
なんか、色々凝らされているというか、
何か、眼にありありと映るようにそういうのを
連綿と綴ってある部分が、凄く読んでいて印象というか
いわゆる、気持ち悪さとなったのであります
話の内容は、なかなかステキで
小説と、それっぽいものとを生業にしたり、なんだったり
ともかく、小説に酷く執着したようなお話で
小説が好きでしかたないけども、かわいそうな人たちを
これでもかと集めて、争わせたというか
内輪ウケっぽい内容がテンコ盛りで
そのあたりも、かなり気持ち悪くてステキでありました
作者が小説ってこういうものだと
そう、小説を使って言いたいのか、なんだったのか
そういう表現を楽しませるエンターテイメントだったのか
読んでて色々考えさせられたので、なんだか
不思議な気分でありますが、若いからでは済まされないものが
そこかしこに見え隠れしておりました
ただ、ずろずろと並べたてられるそれこれが
どっからか借りてきた言葉みたいな風で
それを狙ってるのかもとも思うんだが
ともかく、感情移入というか、ストーリーに入り込みそこねたら
その違和感というか、気持ち悪さが凄くてびっくり
最終的に、それで終わりかーと
思わず呟いてしまったのでありますが、ともかく
自分には肌あわないと思ったのであります
しかし、心に突き刺さるというか
多分、そういう人が世の中に多いのだから
当たり前の感想のようにも思うが
根拠のない自信で膨れ上がった若者がゴミクズだというのは
まさしくその通りで、しかも27を越えているなんて
もはや人間としてクズ以下でしかないというあたりは
ごめんなさいと、思わず謝ってしまうくらいの衝撃でありました
ところどころというか、いちいち
台詞が台詞めいていて、クサイのでありますが
だからこそ、辛辣に罵るあたりは爽快でステキでした
ああやって、まくしたてるというか
だんだん狂気においたてられるみたいな長台詞を
言ってみたいものだとほれぼれするのであります
言葉を愛するものが、言説を弄して
罵倒するというのは官能であります
そういうお話でした
調子にのってまた読みました
よくわからんが、期待の新人らしいそれこれ
なんか色々聞いてみますと、若いのに
すっかり固定ファンもいて、ステキというお話
で、とりあえずなんとか賞を受賞していたので読んだのでありますが
楽屋落ちかよ
なんか、凄く残念感というか、いや、多分思惑にはまってんだろうが
凄い、文章全体から不気味さとか、そういうかっこいい言葉じゃなくて
気持ち悪さみたいなのが伝わってきて、背中がうぞうぞとしたのです
別段よろしくない描写があったり、気持ち悪いことを
えんえんと書き殴ってるわけじゃないんですが
多分、文体なんでしょう、なんか書かれている
全ての事象が、ああ、書かれているというわざとらしさとは違う
なんだ、ともかく気持ち悪い
ある、文を字数を揃えて羅列したり
韻を踏んで羅列したり、対象を比較させ続けたり
同一単語を繰り返したり、リピート内容を対象をかえて何度もやったりと
なんか、色々凝らされているというか、
何か、眼にありありと映るようにそういうのを
連綿と綴ってある部分が、凄く読んでいて印象というか
いわゆる、気持ち悪さとなったのであります
話の内容は、なかなかステキで
小説と、それっぽいものとを生業にしたり、なんだったり
ともかく、小説に酷く執着したようなお話で
小説が好きでしかたないけども、かわいそうな人たちを
これでもかと集めて、争わせたというか
内輪ウケっぽい内容がテンコ盛りで
そのあたりも、かなり気持ち悪くてステキでありました
作者が小説ってこういうものだと
そう、小説を使って言いたいのか、なんだったのか
そういう表現を楽しませるエンターテイメントだったのか
読んでて色々考えさせられたので、なんだか
不思議な気分でありますが、若いからでは済まされないものが
そこかしこに見え隠れしておりました
ただ、ずろずろと並べたてられるそれこれが
どっからか借りてきた言葉みたいな風で
それを狙ってるのかもとも思うんだが
ともかく、感情移入というか、ストーリーに入り込みそこねたら
その違和感というか、気持ち悪さが凄くてびっくり
最終的に、それで終わりかーと
思わず呟いてしまったのでありますが、ともかく
自分には肌あわないと思ったのであります
しかし、心に突き刺さるというか
多分、そういう人が世の中に多いのだから
当たり前の感想のようにも思うが
根拠のない自信で膨れ上がった若者がゴミクズだというのは
まさしくその通りで、しかも27を越えているなんて
もはや人間としてクズ以下でしかないというあたりは
ごめんなさいと、思わず謝ってしまうくらいの衝撃でありました
ところどころというか、いちいち
台詞が台詞めいていて、クサイのでありますが
だからこそ、辛辣に罵るあたりは爽快でステキでした
ああやって、まくしたてるというか
だんだん狂気においたてられるみたいな長台詞を
言ってみたいものだとほれぼれするのであります
言葉を愛するものが、言説を弄して
罵倒するというのは官能であります
そういうお話でした