談志が死んだ、立川流は誰が継ぐ
著:立川談志ほか
談志師にはまってしまったので
とりあえず読んでしまいました
とりあえず読むなら、落語論のほうにしておけと
思わないでもなかったですが
こっちも面白そうというか、実際に
どうなるんだろうかと疑問に思ったので読みました
内容は、知り合いや弟子をまぜこぜにして
対談を収録したものと、寄稿によるもので
なんというか、こういうのを同人誌と呼ぶんじゃないかしらと
ちょっとだけ思ったのですが
内容はなかなかどうして凄かったのであります
赤めだかで落語デビューとか
もう、何言ってんのお前みたいな経歴のわたくし
その中で出てきた、すげぇ落語家が
ぞろぞろと対談しているのは興味深いを通り超えて感激
特にブラック師の素性もよくよくわかったし
満足できたのであります、そんなに古いお弟子さんだとは
夢にも思いませんでした、もっと若いというか
いや、なんだろうね、思ったんだよね
桂文字助師がいかに危ないのかというのも
よくよくわかったし、志らく師が
そもそも、あのシラクから名前とられてたなんて
夢にも思わなかったとか
いわゆる、談志師が俺より頭悪いヤツというのに
モロ入ってたんだなと、そのくだらないけど
あれこれの元ネタに気づけなかったのが残念だと
本を読んで感じたのでありました
いや、そもそも落語家みんなに
師ってつけるのかも、よくわかってないんだけども
まぁ、いいか
ともあれ、立川流が無くなった後どうなるかなんて
誰もがみんなテケトーにしか考えていないように
この本ではなっておりましたが、どうも共通だったのは
談志が死んだら、それは終わりであるけども
それぞれ別に何かしら生きてんじゃねぇかなと
まさに、まんま落語の体だなという結論
誰がつけたわけでもないですけども
そういうことになっておるらしく、なかなか
キモすわっているというか、楽しいのであります
そして、もう一つ共通なのが
お弟子さんみんなが、やっぱり一人として
談志落語のファンなんだなというのが
滲みでておりまして、こいつはまぁ
本当、同好の有志があれこれ書きつづった同人誌に
相違ない内容でありました
ただ、これはこれとして、極めて
巧緻というか、狡猾な営利団体たる立川流なので
そういうふうにアピールするという目的を果たす
そういうための本なのかもしれないと、考えたりもするところ
と、まぁ、斜め読みでろくなことになってないのだけは
間違いがないのでありますが
またひとつ、落語が面白いと感じられるようになったので
それはよいとしておこうと思うのであります
古典芸能ってのも凄いなぁ
生きてるなぁ、そういうのを感じるのも生きてるし
感じてないのも生きてんだなぁ
落語っていいなぁなんて、真面目に思ったのであります
著:立川談志ほか
談志師にはまってしまったので
とりあえず読んでしまいました
とりあえず読むなら、落語論のほうにしておけと
思わないでもなかったですが
こっちも面白そうというか、実際に
どうなるんだろうかと疑問に思ったので読みました
内容は、知り合いや弟子をまぜこぜにして
対談を収録したものと、寄稿によるもので
なんというか、こういうのを同人誌と呼ぶんじゃないかしらと
ちょっとだけ思ったのですが
内容はなかなかどうして凄かったのであります
赤めだかで落語デビューとか
もう、何言ってんのお前みたいな経歴のわたくし
その中で出てきた、すげぇ落語家が
ぞろぞろと対談しているのは興味深いを通り超えて感激
特にブラック師の素性もよくよくわかったし
満足できたのであります、そんなに古いお弟子さんだとは
夢にも思いませんでした、もっと若いというか
いや、なんだろうね、思ったんだよね
桂文字助師がいかに危ないのかというのも
よくよくわかったし、志らく師が
そもそも、あのシラクから名前とられてたなんて
夢にも思わなかったとか
いわゆる、談志師が俺より頭悪いヤツというのに
モロ入ってたんだなと、そのくだらないけど
あれこれの元ネタに気づけなかったのが残念だと
本を読んで感じたのでありました
いや、そもそも落語家みんなに
師ってつけるのかも、よくわかってないんだけども
まぁ、いいか
ともあれ、立川流が無くなった後どうなるかなんて
誰もがみんなテケトーにしか考えていないように
この本ではなっておりましたが、どうも共通だったのは
談志が死んだら、それは終わりであるけども
それぞれ別に何かしら生きてんじゃねぇかなと
まさに、まんま落語の体だなという結論
誰がつけたわけでもないですけども
そういうことになっておるらしく、なかなか
キモすわっているというか、楽しいのであります
そして、もう一つ共通なのが
お弟子さんみんなが、やっぱり一人として
談志落語のファンなんだなというのが
滲みでておりまして、こいつはまぁ
本当、同好の有志があれこれ書きつづった同人誌に
相違ない内容でありました
ただ、これはこれとして、極めて
巧緻というか、狡猾な営利団体たる立川流なので
そういうふうにアピールするという目的を果たす
そういうための本なのかもしれないと、考えたりもするところ
と、まぁ、斜め読みでろくなことになってないのだけは
間違いがないのでありますが
またひとつ、落語が面白いと感じられるようになったので
それはよいとしておこうと思うのであります
古典芸能ってのも凄いなぁ
生きてるなぁ、そういうのを感じるのも生きてるし
感じてないのも生きてんだなぁ
落語っていいなぁなんて、真面目に思ったのであります