CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

三沢光晴

2009-06-15 23:17:29 | スポーツ
先週の土曜日の衝撃ったら無かったです
どっかのニュースで、プロレスラーが試合で意識不明とか
その程度の流し読みで、またかね
とか思っていたところ、少しして、その倒れた選手が
あの、三沢光晴だと知ってからの
狼狽というか、もう、どうしたらいいかわからないほどの
ふるえというか、恐怖というか、真っ暗になったと
表現できるほどの衝撃でありました

こういう時にネットってのは便利だと思うところ
いや、この一連というか、三沢光晴死去に至るまでを
刻々と生の声で、嘘も混じりながら、混濁した情報の中で
右往左往した経験は、たまらないものでありました
いつもなら落ち着いていくつかを散見して判断という感じなのに
この時の、一報一報に振り回され続けて
途中、信じたくない情報の時は、嘘をつけと罵りながら
しかし、実際はそうであったと
振り回されて、疲れ果てた感じが、今も続いているのであります

既に二日も過ぎているので
落ち着けというお話なのでありますが
正直、中学生の時憧れ過ぎていただけにショックがでかい
こういう感じの落ち込みは、相撲で剣晃が死んだ以来じゃないかな
あの時もショックがでかかった
プロレスラーとしては、重鎮が次々死んでいってるというか
橋本とか、鶴田とか、ビッグネームが死んでいくわけなんだが
個人的にはそこまでプロレスにはまっていなかったおかげか
というか、全日寄りすぎたからか(鶴田はどうした)、
ピンときてなかったのでありますが
三沢は別格だと自分の狼狽えっぷりで気付いた
どうしようもない

中学生の頃、なぜかプロレスが流行っていた
これは局地的なものだと、最近地元を離れたことで
気付いてしまったのだけども
ハンセンやホーガンやベーダーなんかが
ぶいぶいいってた頃(新日混じってる)、全日本プロレスに
どっぷりとはまったのでありました
三沢のタイガードライバー、
川田のストレッチプラム、
この二つを見ただけで狂喜を繰り返すという
実に古めかしいプロレス視聴者だったわけであります

具体的に三沢のどの闘いがよかったとかは
正直ほとんど覚えていない、ただ、よくわからないけども
応援したくなるというか、好きなレスラーだからという理由で
登場するだけで大興奮、当時柔道部だったんだが
もう後輩を実験台にして、タイガースープレックスの練習したりと
楽しくて仕方なかった

しかし、年齢を重ねたせいもあったり、ノアの放送なんてやってねぇよと
未だ地上波アナログの自分では見ることもかなわなくなると
めっきりと追うこともなくなっておりました
正直、エメフロっていう技がどんなのか知らないのだ、悲しい
と、すっかり忘れていたんだが
なんだかんだと、プロレスのど真ん中で頑張ってんだなぁと
そういう噂だけで安心していたところ、この事件なわけでありました

色々、その直前の動画やら写真やらが目にはいるにつれて
確かに三沢なんだけど、チャンピオンだった頃の
あのスピーディーで、最高に強い受けのレスラーだった三沢でなく
ぼろぼろになっていると、見てわかるほどの三沢がいて
そして、動かなくなってしまった

同級生の数少ないプロレス仲間と
メールで小さくやりとりをしたんだが
プロレスが終わった
とか、いかにも年寄りという具合の感想というか
嘆きを呟いてしまったのでありました

何がどうというわけではなく、ただただ
三沢を失ったのが凄いショックだったので
思うままに書き留めておくのであります

ただ、こんな中で泣き笑いさせて貰った名も無き人のコメントに
「今ごろ、超人墓場で馬場に喧嘩売ってるよ」というのがありました
それはそれでいいなぁ、楽しそうだなぁ