誰かが言った
そんなフレーズがステキすぎて
数年前に悶絶を何度も繰り返した、個人的に伝説のドラマ「ハゲタカ」
その劇場版がさりげなく公開されていたので
慌てて見てきたのであります
ここ数ヶ月で、随分映画を見るようになった私ですが
驚いたことに、今まで見たどの映画よりも客の入りが多かった
凄いんじゃないのか?思うんだが
世間ではぱったり評価というか、評判になってない様子
悲しいけどそういうものでありますね
でも、内容はすげーよくできておりました
そもそも最近見た映画のそれこれは
確かに映画で見ないとだめな作品ばかりという
紙一重でもなく、馬鹿にしているような感想だったけど
これは、映画館で見なくても大丈夫なデキでありました
ある意味映画館で見る意味がないのか?とも思いましたが
それはまた違う、なんというか、やっぱり
よいものを、大きな画面と音とで飾るってのは
部屋の20インチに満たないくらいのテレビで見るのとは
まるで違ったのでありました
と、くだらない前置きはさておき、とても面白かった
凄く良かった、大変素晴らしかった
こういう美辞麗句を並べ立ててしまう、素晴らしい作品でありました
褒めすぎているというか、色々粗というのか
見えるところは見えたんだけども、期待して
期待通りで、満足して劇場をあとにできたので
これは優秀すぎる作品だろうと感嘆
舞台は、テレビ版から少し後、あけぼの電機も軌道に乗って
芝野さんが、今度は別のコンサルをやるというところから始まる
それがまた、ステキすぎる内容でありまして
「日本の基幹産業である自動車メーカー」
そういう設定であります
実際に今の日本経済の基幹に自動車メーカーが居座っているか
これはまた、色々議論が必要なのでありますが
そういうマスコミの煽りもしっかり描きながら進みます
内容は、勧善懲悪型というではないが
非常にわかりやすい、構造も理解しやすいというか
なんとなく想像に難くない内容であります
つまるところ、これは、本当の話じゃないな
そんなのはハゲタカにとっては当たり前のことであります
サンサントイズで通った道だ
さて、アカマという自動車メーカーでありまして
起死回生の新車を発表というところから始まる
そこに、暗雲たれ込めるというか、突然TOBが仕掛けられる
どういうことか、社長以下戦慄するなか
少しずつ実態が明らかになっていく
今回、もう一人というか、鷲頭、芝野と並んでいても
全く遜色ない、見事な敵役を演じた玉山鉄二の劉一華という男
中国の息がかかったというか、なんというか
まぁ、そのあたりの絶妙な胡散臭さと
NHK的な、その不穏さを隠す様が絶妙でステキすぎる
そういう裏読みしては、一人にやにやしているような
私のような性格に欠陥のある人種にはたまらない小細工も使いながら
NHKの映像で進んでいくわけであります
そこで困った芝野が鷲頭を呼び出す
彼は投資に失敗して、いわゆるファンドの時代終了のお知らせの
旗というか、シンボル的な扱いをされて腐っていたんだが
なんだかんだ復活して絡んでくる
そこからは少年誌さながらの展開で
わきわきしつつも、最終的には…
と、物語というか、小説的ですばらしいと
私には非常にストレスがたまらない、タメも絶妙で逆転もステキと
だが、逆転したその時のあの無常観というか
ああ、ハゲタカ見てる
というあの再現度だけでたまらん映画として終わるのでありました
内容にはとりあえずほとんど触れずで、楽しかったということだけ
今は記しておこうと思いますが、非常によい映画でありました
また、劉のしざまというか、さりげなく派遣工員を取り込んで
共産党員のように仕立てるしざまやら、
あのラストの不思議すぎる唐突さやら、
なんというか、深読みさせる材料がこれでもかと盛られているのも
最高に楽しいのでありました
もう一度見に行くのもいいんじゃないか
なんて、真剣に考えてしまったのであります
そんなフレーズがステキすぎて
数年前に悶絶を何度も繰り返した、個人的に伝説のドラマ「ハゲタカ」
その劇場版がさりげなく公開されていたので
慌てて見てきたのであります
ここ数ヶ月で、随分映画を見るようになった私ですが
驚いたことに、今まで見たどの映画よりも客の入りが多かった
凄いんじゃないのか?思うんだが
世間ではぱったり評価というか、評判になってない様子
悲しいけどそういうものでありますね
でも、内容はすげーよくできておりました
そもそも最近見た映画のそれこれは
確かに映画で見ないとだめな作品ばかりという
紙一重でもなく、馬鹿にしているような感想だったけど
これは、映画館で見なくても大丈夫なデキでありました
ある意味映画館で見る意味がないのか?とも思いましたが
それはまた違う、なんというか、やっぱり
よいものを、大きな画面と音とで飾るってのは
部屋の20インチに満たないくらいのテレビで見るのとは
まるで違ったのでありました
と、くだらない前置きはさておき、とても面白かった
凄く良かった、大変素晴らしかった
こういう美辞麗句を並べ立ててしまう、素晴らしい作品でありました
褒めすぎているというか、色々粗というのか
見えるところは見えたんだけども、期待して
期待通りで、満足して劇場をあとにできたので
これは優秀すぎる作品だろうと感嘆
舞台は、テレビ版から少し後、あけぼの電機も軌道に乗って
芝野さんが、今度は別のコンサルをやるというところから始まる
それがまた、ステキすぎる内容でありまして
「日本の基幹産業である自動車メーカー」
そういう設定であります
実際に今の日本経済の基幹に自動車メーカーが居座っているか
これはまた、色々議論が必要なのでありますが
そういうマスコミの煽りもしっかり描きながら進みます
内容は、勧善懲悪型というではないが
非常にわかりやすい、構造も理解しやすいというか
なんとなく想像に難くない内容であります
つまるところ、これは、本当の話じゃないな
そんなのはハゲタカにとっては当たり前のことであります
サンサントイズで通った道だ
さて、アカマという自動車メーカーでありまして
起死回生の新車を発表というところから始まる
そこに、暗雲たれ込めるというか、突然TOBが仕掛けられる
どういうことか、社長以下戦慄するなか
少しずつ実態が明らかになっていく
今回、もう一人というか、鷲頭、芝野と並んでいても
全く遜色ない、見事な敵役を演じた玉山鉄二の劉一華という男
中国の息がかかったというか、なんというか
まぁ、そのあたりの絶妙な胡散臭さと
NHK的な、その不穏さを隠す様が絶妙でステキすぎる
そういう裏読みしては、一人にやにやしているような
私のような性格に欠陥のある人種にはたまらない小細工も使いながら
NHKの映像で進んでいくわけであります
そこで困った芝野が鷲頭を呼び出す
彼は投資に失敗して、いわゆるファンドの時代終了のお知らせの
旗というか、シンボル的な扱いをされて腐っていたんだが
なんだかんだ復活して絡んでくる
そこからは少年誌さながらの展開で
わきわきしつつも、最終的には…
と、物語というか、小説的ですばらしいと
私には非常にストレスがたまらない、タメも絶妙で逆転もステキと
だが、逆転したその時のあの無常観というか
ああ、ハゲタカ見てる
というあの再現度だけでたまらん映画として終わるのでありました
内容にはとりあえずほとんど触れずで、楽しかったということだけ
今は記しておこうと思いますが、非常によい映画でありました
また、劉のしざまというか、さりげなく派遣工員を取り込んで
共産党員のように仕立てるしざまやら、
あのラストの不思議すぎる唐突さやら、
なんというか、深読みさせる材料がこれでもかと盛られているのも
最高に楽しいのでありました
もう一度見に行くのもいいんじゃないか
なんて、真剣に考えてしまったのであります