CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ドラマ 鬼平犯科帳スペシャル 泥鰌の和助始末

2013-01-04 22:49:25 | ドラマ映画テレビ感想
NHK以外もちゃんと見るんだ、見てるんだよぅ

そんなわけで、ファンから酷いお叱りを受けそうなテンションで、
楽しみにしていました鬼平スペシャルを見ました
面白かった、そして、よかった
ちゃんと、何人か切り殺された(酷い)
やっぱり時代劇はああでないとなと、
自分の価値観を満たされた、この満足感に
ひたひた浸りつつあるのでありました

いい加減原作読めよという話なんですが、
あいにくそんなこともなく、さいとうたかをプロのそれを
しれっと読み進めているのと、テレビ版の再放送を
いくつか見ているといった体たらくながら、
今回もしっかりと楽しめたのであります
「おつとめ」に関する薀蓄というか、説明が伊佐治からされたりは
まぁ御愛嬌というか、むしろ定番として受け止めつつ
久しぶりに時代劇を見たという満足感がいっぱいであります

全体には、スペシャルにしてはおつとめが小さいかなと
思わなくもない、というか、いつもだったら
1時間で終わる内容だったなと感じてしまったのですが、
初めて見る人もすんなり見られて、鬼平らしさを十二分に楽しめるといった
非常によくできた内容だったよなと
改めて感激したところ
要所要所で、各人の活躍も見られるし、
ちゃんと忠吾はあの体たらくだったし、素晴らしいなと思うところ
お約束の鴨鍋に加えて、どじょうまで出てきてと
おいしそう部門も十分でありまして、
スペシャルだから、いっそのこと、その料理薀蓄を
しれっと披露する内容もあってよかったんじゃないか、
どじょうを巡って喧嘩したほうがよかったんじゃないかなど
思わなくもなかったところ
まぁ、話のテンポを考えると要らないんですが
見たかった、お約束を

と、なんだか気持ち悪い感想文でありますが
やっぱり思ったところでは、冒頭の通り、
ちゃんと人が死ぬ、そうだ、あれこそが鬼平だよなと惚れ惚れ
手向かうものは切り捨てないといけないというその緊張感が
画面から殺陣を通して伝わってきたので素敵でありました
まぁ、役者のこともあってと考えるべきか、
もう少し、鬼平の殺陣を見たかった気もしますが
それは我慢というところでありましょうか

あとは、まぁ、言ってはならぬとわかりつつも、
やっぱり全体的に年齢が上がりすぎているから
安定しているけど、役者を総入れ替えしての鬼平をやっても
いいんじゃないかしら、見たいという気持ちも芽生えてしまうところ
鬼平の迫力は未だあまりある感じなので
いいのではありますが、なんというか、もう少し
鬼平という物語を見たいなぁと思ったときにと
いろいろ考えさせられたのであります

とはいえ、あれを総替えして、
その後が続くだろうか、というか、そんなニーズ
どこにあるんだよと言われたら元も子もないまま
夢だけ書いて、満足を記しておくのでありました
鬼平の新作が見られただけでよかったといのが
正解であります

大人のピタゴラスイッチ かなりむず

2013-01-04 00:03:05 | ドラマ映画テレビ感想
やられた…

そんなことを思い知らされたりしながら、
この子供番組は本当に半端ねぇなと
つくづく思ってましたが、それの大人版ということで、
その基本の部分をわかりやすく教えてくれるという
きわめて面白い番組でありました
メイキングピタゴラスイッチといっても過言ではない
ただ、実際のあの装置を作る過程ではなく、
もっと基本のあの装置を作るために利用しているもの
歯車、カム、リンクなんていう
すごく重要でありながら、基礎的なそれを
さらっと見せておいて、そのの成り立ちを説明するだけで
それ以上の応用は、自分で見つけなさいといわぬばかりの
ああもう、なんだこの番組面白いなぁ

物理と美術と生理でいいんだろうか、
そのあたりのことをごたまぜにして面白いことをしている
ただ、それだけなんでありますが、
だからこそ面白いというかなんというか
正直、本編のピタゴラスイッチをちゃんと見たことなかったので
今回の大人版が、どれくらいそれを踏襲しているのか
まったくわかりませんでしたが、
あらゆる機構を見せた今回のそれは
もう見ているだけで、面白くてたまらなかった

いちコーナーでありましたが、
ブラックボックス人問題は衝撃的でありまして、
たったあれだけ、とても単純なそれによって
一つのことが出来上がるという素晴らしさ
あれに愕然というか、感動と悲しさを覚えたのであります

すごい面白かったけど、絶対に俺には解けない

大人なのに…
思ってしまうのですが、あれはもはや
考えてどうなるというレベルなのだが、
その高さまで知能が到達しないという
とてもシンプルかつ、素敵なことに気づかされてしまう
えせ数学好きの自分をまざまざと見たような
そんな悲しさも覚えながら、
なんというかとっかかりのない素晴らしいものにひれ伏した感じなのでありました

ただ、右から左に物体が流れていくだけで向きが揃う
そういう装置を作るわけなんだが、あれは、
どこにとっかかりを持ってきたら気づけるのか、
ああいう面白いののオリジナルバージョンを作ることができるだろうかと
アタマを抱えてしまうのですが、できるはずもないというか
まったく浮かばないのであります
あれは、向き不向きみたいなのもあるんだろうか
あると言ってくれ、そうでないと夢がない
などと、わけわからんちんなことを思うのですけども
ともかく、あれはすごく感激するけど
すごく感激する子供のうち、何人があれを作ろうと思うだろうか
いや、あれと同じものを理解というか、
その根底というのかな、あの底に広がる知識のそれが見えるんだろうかなと
考えさせられるのでありました
ああいう子供ではなかったなぁ
説明書ないとプラモデル作れない感じだった気がするなぁ

そんなおっさんのセンチメントも刺激しつつ
実にすばらしい番組だったと
年末年始のテレビ三昧の中で書いておくのでありました