CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  ならぬことはならぬ

2013-01-06 21:14:42 | NHK大河ドラマ感想
NHK新大河ドラマ「八重の桜」
とうとう始まりました、しっかと視聴完了です
思ったよりもといっていいのか、
心配したほどではないようで、
非常に楽しみになってまいりました

清盛の奮戦むなしく、低迷して終わったしまったばっかりに
今回は、反転してきらびやかで華やかなといった
そういう内容になるんじゃないかと
ひやひやしておりましたが、一回目を見るかぎりは、
まじめにというと御幣がありますが、
藩という視点と、明治維新というのを
しっかと描いてくれそうで
やたら期待があがってまいりました
しかも、画面はそこそこ明るい感じなので
初めての人にも見やすいんじゃないかしら
美男美女多いし、みんな、眉毛あるし

一話目だけで予算使い果たして
あとはしょぼくということがないよう
ただただ祈るばかりでありますが、
意外な合戦シーンというのか、軍事調練風景やら、
南北戦争シーンやらと、なかなか
泥臭いというか、ばっかんばっかん大砲が吼えるといった
ステキな状況も見せられまして、
本当の会津戦争に突入したらというか、
戊辰戦争まわりは相当に面白くなるんだろうかなと
期待してしまう内容で見事でありました

最初、南北戦争シーンで兵隊が歩いてやられていくのは
いかがなものかなとも思いましたが、
あれは、やる気なく歩いているように見えただけで
マーチが、あの速度だったからあってるんだよなと
不安を覚えたり、
南北戦争と会津戦争をリンクさせてるから、
知らない人からすると、あの頃にガイジンと
大砲で戦ってたんじゃと誤解されんじゃないかとか
まぁ、あれこれやきもきしたけど
全体的にすばらしいからいいやとかいう感想を抱くに至りました
いいですね
あのシーンは、ひょっとすると、坂の上の別画像だったりしないか
ちょっと、感じが似ていたと思うのですが
どうなんだろうかな

とりあえず、会津の状況と幕府の状況
ひいては、日本の状況が分かりやすく説明されたうえで、
幕末の初期英雄がいくつも出てきて、
主人公は、鉄砲大好きと、それくらいわかったので
十分だったんだろうかなと
来週を心待ちにしつつ、八重さんがおっきくなって
どう活躍するか、見守っていきたいと思います

新春ワイド時代劇 白虎隊~敗れざる者たち~

2013-01-06 00:06:33 | ドラマ映画テレビ感想
正月はテレビ三昧になってしまいますね
酷いことであります、あー楽しい

さて、そんなわけで、毎年恒例のワイド時代劇をしかっと見ておりました
毎年恒例でありながら、昨年はうっかり見損なう、
しかも、かなり面白かったと後から聞いてものすごく残念だったんですが
今年はきっちり見守りました
もっとも、清盛の総集編見てからだったので序盤見てないんですが

内容は、会津の白虎隊のお話と見せかけて
会津藩というか、西郷頼母主役のお話といったところでありまして
三部構成の三部も中盤にならないと、白虎隊のびの字も出てこねぇという
なかなか、タイトルに偽りありな内容でありましたが
内容そのものは非常に面白かったと思うところです

あの頃の会津藩というものがどうであったか、
というか、みんな大好き、会津中将様がどうであったかというのが
割と細かくというか、それに伴って、領国会津がどうであったかが
すらすらと描かれていてなるほどと勉強になったのであります
佐幕派というか、ただの新撰組フリークで
幕末を知った気になっている自分には、非常にためになるところで
この番組のおかげで、次の大河ドラマも
すんなり入り込めそうだとひそかに楽しみにしているところ
ともあれ、地元でかなり難儀を強いていたというのが
ありあり伝わってきてなかなかよかったのです

もっとも、ドラマとして、ちょっと無理があるなという部分も
ちらちらと見え隠れしておりまして、
史実とのつじつまあわせの部分で、
頼母が領民のことを訴える割には、それが貫徹されてないというか
なにかもう一つ、そのためというではない
そんな判断がいくつか見られて残念ではありました
松平容保がどんだけ大変だったかというのはよくよくわかりましたが、
その判断が、後々を作ったという感じは
話の流れとしてはわかるものの、無念いっぱいという感じで受け止めるところ

白虎隊がどうしたという部分については
ほとんどわからないというか、
そういう題材はよそのドラマで見てくれといわぬばかりに
会津戦争の悲しさについては、白虎隊のそれよりも、
頼母の家族が揃って自害のあたりが壮絶でありまして
あのシーンだけで、このドラマの価値は十分あったと
勝手に感激したりしていたのであります
あれは酷いが、ああであったのでしょう、
そうでないと、会津と長州があんなに仲悪くなるはずがない
史実いかんはともかく、悲しさとやりきれなさは
すごく伝わってきて素敵なところでありました
なんというか、とても悲しかった、もらい泣きしたよ、年だし

ドラマは最終的にどうなったかが描かれず
なんというか、尻切れトンボ的で
残念でありましたが、
会津戦争前後の話がよくよく描かれていたので
非常によかったとメモっておきつつ
新撰組関係とかの、軽い扱いというか、
ドラマ上仕方ないストーリー処理が露骨すぎて
なんというか、驚いてしまったのでありますが
それはそれとして見て楽しめば
非常によかったんじゃないか

そんな風に思えるのであります
もっとも、あのドラマのあの終わり方で、
まさか、容保も頼母も生涯を全うしてしまうというのは
いささかどうであろうかと思わなくもないですが
史実なんですから、四の五のいわないで
楽しかったとしめておきます