CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  松陰の遺言

2013-02-03 20:45:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了しました、今日も面白かった

ここ数話で思いましたが、
まだ、幕末の動乱に身を投じていないというか、
もうひとつ、会津では何も起こらないということもあって、
なんとなく退屈といってはアレなんだが、
安穏とした日常パートが続いておりますゆえか、
やたら気合の入ったアクションシーンというか、
殺陣が見られて、個人的に大満足であります
今回は、攘夷の刺客がやってくるという
なかなか唐突すぎて、そりゃないだろうといった
そんな感じでありましたが
それはそれ、抜き打ち一閃からの一連の殺陣は、
剣戟ではない殺陣として面白かった

八重が違和感なく活躍する殺陣というのがなかなかステキで、
今までの感じからすると、八重の立ち回りで
何かしらおきてしまうんじゃないかと思いましたが、
石礫のお喜代なみのお手並みでさらっと助ける、
さらに傘で戦うという、明日雨だったりしたら、
小学生大狂気だなんて思ったりしたものであります(小学生は見てない)

鉄砲構えて近づいてくるところはどうかなと思うものの、
兄つぁまの、一人目が石礫で弱ったところに、
すぐもう一方に注意を向けるんだが、
この向ける様がスローモーションに見えて
よく睨んでいるというか、構えの一環のように動いたのが
かっこよくて仕方なかった、あれはよい、
傘というアプローチも面白かったけど、
できれば刀で見たかったかもしれない

と、まぁ、そんな殺陣に大興奮したものの
見事逃げられてしまって
最近出番があんまりなかった父上にいさめられるとか
なかなか大変でありました
また、奥方ほか、女性人の一喜一憂もよくよくすばらしい
なんとも、儚げでありました

そして、もう一つの見所でありましょうか、
寅次郎の死に様でありましたが
こっちはもう、期待通りというか見事という言葉でつづるところ
よい狂気ぶりでありましたが、これは、
原作というか実際を知ってないと、
なんであの人怒って死んだのかわかんないよなと
思ったりもしてしまうところ
そのせいか、覚馬との繋がりもちょっと希薄で
あそこまでの落胆するというのが理解しづらかったのであります
でも、仕方ないですね、そこを念入りにするわけにもいかないし
一回、江戸での遊学風景を増やしておいてもよかったのかもしれない

そんなこんなで、終わるのかなと思ったら
終盤に、まさかの容保大活躍に驚き
かっこいい、こんなにかっこいい会津様が見られるとは
正直思ってもみなかった
今後の会津のせつなさを考えると
非常によい当たりの役者さんじゃないかと
今後期待をつのらせるのであります