治療島 作:セバスチャン・フィツェック
精神病を取り扱ったといっていいのか、
統合失調症がキーワードとなる、不思議世界がえんげんと続くと思ったら
割と普通に大変な事件があったという
なんともいえないお話でありました
読んでいる序盤から、これはそういうことですな
なんて思うように、統合失調の症状をありあり
体験するわけでありますが、
終わりがけ、その世界から戻ってくるという奇跡というか
なんか、凄いスペクタルな感じで
判ってたと思ったのと違う収束をむかえて、
なんとも形容しがたい感情を抱いたのでありました
面白かったんだけども、どうなんだ、怖いよう
新聞の連載小説みたいに、
細切れというか、小さい小編が折り重なっていくお話でありまして
きりのよいところで、すぐやめられるから
電車通勤にはありがたい一冊でありました
さておき、まさかミステリ小説だと思わずに読んでいたというか
完全に、統合失調という症例を見て、ああ、こう終わるんだろうなと
確かめていくように話が進んでいったのに
終わりになって、急な展開というか
ミステリ要素が山盛りでてくるというのが斬新に感じた次第
なんだろう、考えるのを放棄していたせいか
すっかり騙されたでもないが、
ああ、そうか、そんな話があったのかと
おかしな世界観ではなく、しっかりと通常の世界と
地続きになっていたというのが驚愕でありました
遠大なひっかけにすっかりやられたと
そういう気持ちであります
うっかり語ってしまうと、ネタバレになってしまうと
そんな要素もありきでありましたけども
実際にそういう症状の人には、こんな風に見えているというか
脳内で繰り広げられる何かがあるんだろうかと
思わされたりして、なんともいたたまれないではないが
そちらに引っ張られてしまいそうな具合でありましたけども
まずまず、楽しい終わりではないけども
面白い物語を読めたと、感心しきりに
一冊読み終えたというわけでありました
精神病を取り扱ったといっていいのか、
統合失調症がキーワードとなる、不思議世界がえんげんと続くと思ったら
割と普通に大変な事件があったという
なんともいえないお話でありました
読んでいる序盤から、これはそういうことですな
なんて思うように、統合失調の症状をありあり
体験するわけでありますが、
終わりがけ、その世界から戻ってくるという奇跡というか
なんか、凄いスペクタルな感じで
判ってたと思ったのと違う収束をむかえて、
なんとも形容しがたい感情を抱いたのでありました
面白かったんだけども、どうなんだ、怖いよう
新聞の連載小説みたいに、
細切れというか、小さい小編が折り重なっていくお話でありまして
きりのよいところで、すぐやめられるから
電車通勤にはありがたい一冊でありました
さておき、まさかミステリ小説だと思わずに読んでいたというか
完全に、統合失調という症例を見て、ああ、こう終わるんだろうなと
確かめていくように話が進んでいったのに
終わりになって、急な展開というか
ミステリ要素が山盛りでてくるというのが斬新に感じた次第
なんだろう、考えるのを放棄していたせいか
すっかり騙されたでもないが、
ああ、そうか、そんな話があったのかと
おかしな世界観ではなく、しっかりと通常の世界と
地続きになっていたというのが驚愕でありました
遠大なひっかけにすっかりやられたと
そういう気持ちであります
うっかり語ってしまうと、ネタバレになってしまうと
そんな要素もありきでありましたけども
実際にそういう症状の人には、こんな風に見えているというか
脳内で繰り広げられる何かがあるんだろうかと
思わされたりして、なんともいたたまれないではないが
そちらに引っ張られてしまいそうな具合でありましたけども
まずまず、楽しい終わりではないけども
面白い物語を読めたと、感心しきりに
一冊読み終えたというわけでありました