夜行 作:森見 登美彦
SFでもあるんだろうけども、
ホラー分が非常に強い一冊だったと感じるところです
話には冬の話がいくつかあったんだけど、
これは夏に読むべきだなと、それくらい
怪談めいた内容で、なかなか不思議な読後であります
すっきりしないといったらいいのか、
読み進めたけども、理解が置いてかれたような
そういう気分でもある
だけど嫌いな感じにならないのが不思議だ
ある銅版画と、神隠しを思わせる不気味な体験が折り重なる
不可思議きわまりないお話であります
あの世とこの世ではなく、
時間軸が違うというのか、よく聞く用語である
世界線が異なるというこれが描かれていました
こういうのは、慣れというか、
あんまり深く考えないで、この感じを
どきどきと楽しむべきものなんだろうと
読み進めたわけでありました
今回はヒロインとよぶべきものが居ないというか、
居るんだけども、それが不可思議の向こうなので
現実感がないというか、
下世話な萌え的なものが感じられなかったのが
私としては残念だったわけですが
それでもやっぱり、はしばしから
女性の描写に、並々ならぬものを感じたのでありました
妖艶とは違うんだが、なんだろう
癖になる女ばっかり出てくるなぁ本当にもう
いくつかの語りが出てくるお話の集合だったわけでありますが、
それぞれがオチないという、恐ろしい内容だったので
正直、違和感ばかり増していくという
苦しい読書だったように思うんだが、
それでも、途中で諦めることなし、さりとて、
物凄く気になってとまらないというのでもない
ほどよい楽しみ方が出来たのでありましたとさ
謎解きでもないし、やっぱり
ホラーとして読むのが正しいんだろうと
思うのであります
SFでもあるんだろうけども、
ホラー分が非常に強い一冊だったと感じるところです
話には冬の話がいくつかあったんだけど、
これは夏に読むべきだなと、それくらい
怪談めいた内容で、なかなか不思議な読後であります
すっきりしないといったらいいのか、
読み進めたけども、理解が置いてかれたような
そういう気分でもある
だけど嫌いな感じにならないのが不思議だ
ある銅版画と、神隠しを思わせる不気味な体験が折り重なる
不可思議きわまりないお話であります
あの世とこの世ではなく、
時間軸が違うというのか、よく聞く用語である
世界線が異なるというこれが描かれていました
こういうのは、慣れというか、
あんまり深く考えないで、この感じを
どきどきと楽しむべきものなんだろうと
読み進めたわけでありました
今回はヒロインとよぶべきものが居ないというか、
居るんだけども、それが不可思議の向こうなので
現実感がないというか、
下世話な萌え的なものが感じられなかったのが
私としては残念だったわけですが
それでもやっぱり、はしばしから
女性の描写に、並々ならぬものを感じたのでありました
妖艶とは違うんだが、なんだろう
癖になる女ばっかり出てくるなぁ本当にもう
いくつかの語りが出てくるお話の集合だったわけでありますが、
それぞれがオチないという、恐ろしい内容だったので
正直、違和感ばかり増していくという
苦しい読書だったように思うんだが、
それでも、途中で諦めることなし、さりとて、
物凄く気になってとまらないというのでもない
ほどよい楽しみ方が出来たのでありましたとさ
謎解きでもないし、やっぱり
ホラーとして読むのが正しいんだろうと
思うのであります