樹海考 著:村田 らむ
いわゆる富士の樹海について書いた本でした
樹海に詳しい著者が、そこで出会った人や出来事をまとめたもので、
なかなか読み応えがあるというか、
まぁ、内容の半分以上が、自殺と死体の話なので
ちょっとどうかと思わなくもないけど
興味深く読めた一冊でありました
世情に疎いのでこの本で知ったのですが、
青木が原という単語が、メタル的な世界で流行してんだそうで、
Aoki-Ga-Haraなる単語は通じたりしてしまうというのが
結構衝撃的だったんだけども、
まぁ、死と近いというのが人をひきつけるんでありましょう
と、その死に近いというのは、誤解のようでもあるし
本当のことでもあるというのが、樹海の不思議なところで
自殺の名所という噂が、自殺を呼ぶという悪循環もあるそうで
なかなか考えさせられるところである
そんな部分のほかにも、やたら滅法宗教施設も多いのだそうで、
新興宗教は、とりあえず富士山にやってくる雰囲気すらあって、
山の中に謎の道場があり、そこへ取材にいった話とかも
結構面白かったのでありました
もう今は閉鎖というか、空き家になっているというのが
また、いかにもといえばいいのか、時代みたいなものを感じさせられたのだけども、
オウムやら、上九一色村やらと、懐かしい単語も出てきて
樹海も色々だと思うのであります
比較的新しい森であるという指摘は面白いところで、
さらに、地面がほとんど凝結した溶岩なので
あまり木が育たないというのも不思議で面白いと思えたのでありました
もっと、きのことか動物の話とかがあると
より面白かった気がするとも思ったが、
専門が違うのでそれは詮無いことであります
というわけで、樹海についてちょっと知ることができる
面白い本でありました
いわゆる富士の樹海について書いた本でした
樹海に詳しい著者が、そこで出会った人や出来事をまとめたもので、
なかなか読み応えがあるというか、
まぁ、内容の半分以上が、自殺と死体の話なので
ちょっとどうかと思わなくもないけど
興味深く読めた一冊でありました
世情に疎いのでこの本で知ったのですが、
青木が原という単語が、メタル的な世界で流行してんだそうで、
Aoki-Ga-Haraなる単語は通じたりしてしまうというのが
結構衝撃的だったんだけども、
まぁ、死と近いというのが人をひきつけるんでありましょう
と、その死に近いというのは、誤解のようでもあるし
本当のことでもあるというのが、樹海の不思議なところで
自殺の名所という噂が、自殺を呼ぶという悪循環もあるそうで
なかなか考えさせられるところである
そんな部分のほかにも、やたら滅法宗教施設も多いのだそうで、
新興宗教は、とりあえず富士山にやってくる雰囲気すらあって、
山の中に謎の道場があり、そこへ取材にいった話とかも
結構面白かったのでありました
もう今は閉鎖というか、空き家になっているというのが
また、いかにもといえばいいのか、時代みたいなものを感じさせられたのだけども、
オウムやら、上九一色村やらと、懐かしい単語も出てきて
樹海も色々だと思うのであります
比較的新しい森であるという指摘は面白いところで、
さらに、地面がほとんど凝結した溶岩なので
あまり木が育たないというのも不思議で面白いと思えたのでありました
もっと、きのことか動物の話とかがあると
より面白かった気がするとも思ったが、
専門が違うのでそれは詮無いことであります
というわけで、樹海についてちょっと知ることができる
面白い本でありました