CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【テレビ】藤井聡太二冠 新たな盤上の物語

2020-10-15 21:07:49 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャルで特集組まれるなんて…
嘆息見舞ってしまうくらい、楽しく見られたのでありますが
藤井先生がどれくらい凄いかをわかりやすくというか
いい塩梅に紹介していた、実に素晴らしい番組だったので
メモっておくのであります

渡辺名人を魔王と紹介していたのだけ
ちょっと違和感があったのだけども、
実際呼ばれてんだろうか
自分はネットに毒されすぎているから、魔太郎のイメージしかないんだが
そんな、渡辺名人が棋聖戦でのことを振り返る内容がありまして、
さばさばと、解りやすく語っているのが素晴らしいというか
藤井先生の特集番組ではあるんだが、
喋りに関しては、魔太郎先生は凄い上手いよなぁと感心してしまったのであります
棋士って、ちょっと変わった喋り方の人が多いというか
頭よすぎて、言葉がついてきてないときがある印象が
数人の方によって植え付けられてしまっているわけだけども
丁寧で解りやすく、凄いよかったと思えたのでありました

何気に、将棋のわたなべくんもさらっと紹介されつつ、
笑いをとるでもないけど、ほのぼのと見ていられたけども
対局中に相手の様子で盤上のことを計ってんだなと
はからずも理解できたのが楽しかったのでありました
苦戦してると独り言が多いとか、
読み筋に入ると静かになるとか、
物凄い観察しながら勝負してんだなと
ただ、将棋を指してるだけではなくて、対人間勝負をやってんだなと
改めて思い知ったエピソードでありました

藤井先生へのインタビューではなく、あくまで外堀からというか、
藤井先生をどう見ているかという、様々な人たちのコメントという
一種、ノーナレ的な作り方が番組として凄いよくて、
藤井先生の凄さだけでなく、将棋というものの面白さにも肉薄できていたようで
とてもいい番組だったと思うのでありました

気付けば竜王戦も始まっていて
ああ、今年ももう終わりが近づいてきたとか思ってしまうくらいは
将棋になれてきた昨今でありますが
NHKがしっかり取材して作ってくれる番組に
随分癒されたというか、楽しませてもらったというお話でありました
凄い人を、どのように見せると凄いと理解されるのか
そこに挑んだ番組だなと思うのである