CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

漫勉neo 惣領冬美

2020-12-16 20:55:18 | ドラマ映画テレビ感想
単体で、あまりにも凄いと思ったのでメモっておくために
記事書いておく次第
惣領先生はすげぇなと、決して古い読者ではないので、
モーニングでESのあたりからという若輩なんだが、
チェーザレは大好きな漫画のひとつなんだけども、
それをどのように作っているか、というか、惣領先生がどういう人か
そのあたりが、余すことなく映像になっていて
この回は凄すぎると、あまりに衝撃を受けたのでありました

チェーザレがちっとも進まないということで、
単行本もとうとう処分してしまったという
苦い過去を思い出したわけなんだが、
今も、精力的に書いてはおられるようで、
ただ、あの様子では、進むのにどれだけの時間が…
というか、ひょっとして、完結しないのか
確か、大メディチが死んで、コンクラーベやってたくらいで
まだまだクソ坊主も生きていたと思ったんだが
塩野先生の本だったら、始まってもいないくらいの序盤じゃねぇのかと、
嫌なことを感じてしまったんだが
でも、あのクオリティ、それを支える様々な話、
イタリア人が喜んでいる等々、
いやー凄い、凄すぎると感激してやまなかったのでありました

繊細なタッチと、それを実現する手法というのが
凄い生々しく映像になっていて、それを見て喜ぶコメンテータでもあり本人でもあるといった
あの二人のかけあいも含めて、いやー、すげぇ面白い回だったと
つくづく思うのであります

チェーザレという作品が、それまでの作風までも、
また作家本人に作用していたという評が面白くて
これは本当に凄いことで、その作品を現行で追っかけていたんだなと
なんか、心熱くなる話でありました
アシスタントの人たちも、あのチームだから作ることができるといわれていたが
それだけで食えるほどのスピードで刊行されてないけど
色々と大丈夫なのか、大丈夫じゃないんだろうなと
あれこれ気をもまされたのでありますが
まぁ、仕方ないところだな
それでも、気合のシーンはアシスタントが帰った後に
先生が遅くに仕上げていくというのがまた
漫画家っぽいというか、いかにもといった感じでよかったのでありました

作風が、だいたい男前すぎるというのは
なるほどと思うところもあって、
もっとほかの作品、それも少女マンガ作品を読んだほうがよさそうだなと
感じ入ったりしたのでありました
なんというか、勢いでメモってしまったが、ともかく
凄いよかったのだ