CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】スイッチクラフト 切り替える力

2024-02-21 20:54:04 | 読書感想文とか読み物レビウー
スイッチクラフト 切り替える力  著:エレーヌ・フォックス

前に読んだ、継続は力なり的な「GRIT」に代わる新たな価値観
という感じなのかと思って読んだわけだけども、
まぁ、当たり前のことながら、こういうこともあるよねという
いわゆる柔軟性の大切さを説いた本でありました

変化するということの良さ、大切さというのが主軸で、
あっちもこっちもと手を出そうという話ではなく、
行き詰った時に発想を変えたり、気分を変えたりという
スイッチをすることで、現状を打破できるということを語っていて
なるほどと思うばかりでありました
割とメンタル的な話でもあるわけだが、人間、ちょっとした気分で
判断の良し悪しすらも変わってしまうのだから、
それをよい方向へといざなうように、うまくスイッチをコントロールしようと
これまたごもっともというお話であります

変化するということもあるのだが、変化への気づきの大切さにも言及していて、
ちょっとした違和感、直観、こういった認知以前に判断が行われるメカニズムと
それが結構正しいという話が非常によかったようにも思うところ
まぁ、実際のところは、考えるのが面倒で、第一感に従うという
最低のそれを選びがちなので、気を付けなくてわと思うばかりなんだが
訓練することで、直観が磨かれている
経験が生きているというのは、大切な話だと思うのでありました
生きているだけで、何か成長しているようですらあって、
なんかいいじゃないかと思うのである

変化に対する恐怖心の克服、対応力向上のための努力
こういったものが、結局のところ慣れとすら言えるようなものというのが
変化に対するスイッチやらといった感じで
すべてやれるとは思えないが、変化するための練習と思えば、
様々なあれこれも気にならなくなりそうで、いいなと思ったのである