植物たちの不埒なたくらみ 著:稲垣栄洋
様々な植物の繁栄の裏にあるたくらみを看破した
といえば面白い感じでもあるのだが、
結果としてそうなったともいえる、繁栄している植物たちの歴史を紹介して
進化とは、選抜とはということを面白くとらえようとした本でありました
割とよく見かけるようになった、小麦の奴隷に人間はなったという
まぁ、ああいうお話がたくさん載っているのでありました
稲、トウモロコシ、大豆といったところの繁栄が
人間にいかに取り入った内容であったかということも面白いのだが、
それによって、人間が争い始めたということもある
それは、植物に操られているのではないかという
皮肉めいた感じは嫌いではないところでありました
特に、サトウキビ栽培に端を発した奴隷制度発祥説とかは、
なるほどなと思うところでもあるわけだが、
意図というものが存在するのかどうなのか、
これは本当に進化というものを考えるうえで重要なことであるなと思うのである
結果として繁栄しているのは間違いないわけだが、
本当にそのためになのか、それは、人間が勝手に考えている擬人化ではないのかしらとか
色々思うのだが楽しい
豆の花が訪花する蜂を選抜している、より力の強い蜂、より小さい蜂といった
花の形が、適したもの以外を寄せ付けないようになっているというのも面白いところで
本当に不思議な変異だと思うばかりである
そこに意思があったかのように思えるのだが、そんな回りくどいことをするべきか?
結局結果としてそうなだけで、たまたまのめぐりあわせじゃないかしらとか
そういうことに対する答えはまったくないのだけども
まぁ、考えたくなるような、様々な植物の生存戦略が書かれているので
大変楽しく読めた本でありました
愛玩というのもまた、進化の一つ、たくらみの一つであろうかと思えば
植物に限らず、猫とかもそうだよなと思うのだが
まぁ、そこはそれとして、植物の不思議が知れる本でありました
様々な植物の繁栄の裏にあるたくらみを看破した
といえば面白い感じでもあるのだが、
結果としてそうなったともいえる、繁栄している植物たちの歴史を紹介して
進化とは、選抜とはということを面白くとらえようとした本でありました
割とよく見かけるようになった、小麦の奴隷に人間はなったという
まぁ、ああいうお話がたくさん載っているのでありました
稲、トウモロコシ、大豆といったところの繁栄が
人間にいかに取り入った内容であったかということも面白いのだが、
それによって、人間が争い始めたということもある
それは、植物に操られているのではないかという
皮肉めいた感じは嫌いではないところでありました
特に、サトウキビ栽培に端を発した奴隷制度発祥説とかは、
なるほどなと思うところでもあるわけだが、
意図というものが存在するのかどうなのか、
これは本当に進化というものを考えるうえで重要なことであるなと思うのである
結果として繁栄しているのは間違いないわけだが、
本当にそのためになのか、それは、人間が勝手に考えている擬人化ではないのかしらとか
色々思うのだが楽しい
豆の花が訪花する蜂を選抜している、より力の強い蜂、より小さい蜂といった
花の形が、適したもの以外を寄せ付けないようになっているというのも面白いところで
本当に不思議な変異だと思うばかりである
そこに意思があったかのように思えるのだが、そんな回りくどいことをするべきか?
結局結果としてそうなだけで、たまたまのめぐりあわせじゃないかしらとか
そういうことに対する答えはまったくないのだけども
まぁ、考えたくなるような、様々な植物の生存戦略が書かれているので
大変楽しく読めた本でありました
愛玩というのもまた、進化の一つ、たくらみの一つであろうかと思えば
植物に限らず、猫とかもそうだよなと思うのだが
まぁ、そこはそれとして、植物の不思議が知れる本でありました