CLASS3103 三十三組

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べらぼう  ありがた山の寒がらす

2025-01-05 21:01:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「べらぼう」
タイトルだけ見てると朝ドラ見たいだなと思ったのだが
癖になりそうな江戸ことばが飛び交って
景気の良いお話と見せかけて、のっけから大火だ、女郎が死ぬだわと
なかなか大変で、その度に蔦十があれこれ正論ふっかけて
ぼっこぼこにされて、その後にわりとケロっとしてるというのが
なんというか、一種異様だなと思ったんだが
それもまた、クセになりそうな感じでよかったと思うのである

叱られて、あれくらいケロっとしてたら気持ちいいもんだなと
あれで、しょぼくれたりしたら物語として当世に向かないんだろうと思うほどに
なかなかよくできてると感心してしまったのである

とりあえず知らない時代のことなのは前回同様ながら
なんとなく、大河ドラマというよりは、時代劇を見ている感じで
楽しくもあり、これからどうなっていくかが楽しみになっているのでありました

顔見世という感じで、田沼、鬼平と出てくるところが、
まんま、池波世界のそれなんだなと思うと、色々感じるところが変わってくるわけだけど
鬼平はとりあえず、あの鬼平とは違うアプローチになりそうだし、
田沼はどのような政治家として描かれるかが
楽しみだなと思う反面というか、結構センシティブといっていいのか、
賄賂政治というものを取り扱うということ自体が、チャレンジブルだなと感じているのでありました
余計な横やりが入らずに走り切ってほしいと思うし
そういったメッセージを載せるものであってほしくないと願うばかりである

子役時代から始まるかと思っていたので、いきなり出演で大変そうだなと
主演を見守りつつ、気風のいい江戸言葉とダジャレの数々が
なんだかんだ、口癖に伝染りそうだと思いながら
とりあえずの一話を見終えたのでありました

しかし、店の旦那衆の悪そうな感じと、
眉潰してる女将の恐ろしさが、実に素晴らしいなと
啖呵きる安達祐実が見られるか、これまた楽しみでならんのでありました
気風のいいセリフで、ばんばんコンプライアンスなんか屁でもねぇみたいな
そういうドラマを期待してしまうのであった


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