その先の道に消える 作:中村 文則
かなりハードなSM小説でありました
官能小説なのかと見まがうほどの、執拗なSM描写、
それも緊縛と精神支配に特化したそれで、
なかなか面白く読めたのであります
形而上というか、精神を言葉でどうにかして、
文章だけで伝えるという、いかにも小説にうってつけな題材で
ステキだと思うのでありました
読み手の想像力次第で、どんどん怖いことになってしまうわ
当初主人公だと思っていた男が、錯乱に似た様相を呈していく様も、
かなり読み応えがあるのだけど、中盤になって、
こっちが主人公だったのかと気付いてからは、
主人公の一歩ひいたような生き方が、
引きすぎて、結局踏み込んだようにも見えてしまう
世間とのずれというか、虚無、捨て鉢みたいな姿、
ともかくかっこいいとすら思えなくもない内容でありました
ミステリ小説ではあるのだけど、
事件が入り組んでいるうえに、SMのパートナーシップや、
師匠弟子の筋だとか、人間関係もそうとうにややこしく、
把握するのにいささか骨が折れる小説でありました
謎をといてどうしたという物語というよりも、
この、独特の世界観を堪能して、
狂ったと形容したい、よくわからないものたちへの
接し方と、別れ方が、なんとも
読んでいて、面白かったと思わせてくれた
不思議な読後感を味わいましたとさ
何書いてんだか、さっぱりわからんな
面白かったんだよ、確かに
それ以上に、エロかったけどもさ
かなりハードなSM小説でありました
官能小説なのかと見まがうほどの、執拗なSM描写、
それも緊縛と精神支配に特化したそれで、
なかなか面白く読めたのであります
形而上というか、精神を言葉でどうにかして、
文章だけで伝えるという、いかにも小説にうってつけな題材で
ステキだと思うのでありました
読み手の想像力次第で、どんどん怖いことになってしまうわ
当初主人公だと思っていた男が、錯乱に似た様相を呈していく様も、
かなり読み応えがあるのだけど、中盤になって、
こっちが主人公だったのかと気付いてからは、
主人公の一歩ひいたような生き方が、
引きすぎて、結局踏み込んだようにも見えてしまう
世間とのずれというか、虚無、捨て鉢みたいな姿、
ともかくかっこいいとすら思えなくもない内容でありました
ミステリ小説ではあるのだけど、
事件が入り組んでいるうえに、SMのパートナーシップや、
師匠弟子の筋だとか、人間関係もそうとうにややこしく、
把握するのにいささか骨が折れる小説でありました
謎をといてどうしたという物語というよりも、
この、独特の世界観を堪能して、
狂ったと形容したい、よくわからないものたちへの
接し方と、別れ方が、なんとも
読んでいて、面白かったと思わせてくれた
不思議な読後感を味わいましたとさ
何書いてんだか、さっぱりわからんな
面白かったんだよ、確かに
それ以上に、エロかったけどもさ
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