蘇える変態 著:星野源
正直なところ、星野源という人物は急に出てきた人という感じで
歌手としても俳優としてもまったく知らなかったのだが、
ある時から急に出てくるようになって、どうやら、死の淵から帰ってきた人らしいと
そんな噂しか知らないでいたのだけども
まさに、その渦中を描いたエッセーというか、自身の記録、日記とも異なる読み物として
この本があったようだ
序盤は雑誌で連載していた内容の再録といった感じで、
実に気の抜けたというか、これ女性誌でやってて大丈夫なのかという
かなり下ネタに振った内容で、面白いけど、ノリが完全に深夜ラジオのそれだなと
苦笑い寄りの笑いを携えながら読んでいたわけだけども、
真ん中くらいで突然の暗転、まさに、本の体裁としても暗転して、
その事件とでもいうべきであろう、脳内出血になった前後の日々、
その後の苦しい復活までの日々、そして、復活してきたよといったところまで
その間の様々な葛藤というか、心情の吐露というか、吐瀉といった方がよさそうなものが
なぐりつけるように書かれていて、非常に読み応えあって面白かった
いや、面白かったというのは御幣があるな、
凄く興味深く、かたずをのんで読んだのである
基本的には根暗というか、絵にかいたようなヲタク趣味で、
そのまま生きてきていたけど、運よく音楽をやろうと思って、実際やってみてと
そういう人生だったのだけども、そこに至るルサンチマンといったらいいのか、
まぁ、やっぱりサブカルっぽい何か、ため込んでいるものというのをうまいこと昇華して
ミュージシャンとして活動してたんだなーと思わせる記述が山ほどでてきて
大層共感というか、男子高校生の会話然とした内容に
安心して読み進められていたわけだが、
病気といっていいのか、それを境に死にそうな瞬間が少々と
あとは、それを乗り越えて、当然ひどい裏側があろうけど
そこではなく、より前を向いた内容をなんとしても書こうという気概のもとに書かれているのが
大変よろしくて、読んでいて感動を催したのでありました
まぁ、そんな男も、復活して何かが変わったのであろうか
とても綺麗な嫁さんもらってる現状からすると、違和感というではないが
なんちゃって根暗かよ!と突っ込みたくなるわけだけども、
そんなことより、やっぱり、蘇って良かったな本当にと
そちらの気持ちが熱く湧き上がってくる、そういう気持ちになる本でありました
正直なところ、星野源という人物は急に出てきた人という感じで
歌手としても俳優としてもまったく知らなかったのだが、
ある時から急に出てくるようになって、どうやら、死の淵から帰ってきた人らしいと
そんな噂しか知らないでいたのだけども
まさに、その渦中を描いたエッセーというか、自身の記録、日記とも異なる読み物として
この本があったようだ
序盤は雑誌で連載していた内容の再録といった感じで、
実に気の抜けたというか、これ女性誌でやってて大丈夫なのかという
かなり下ネタに振った内容で、面白いけど、ノリが完全に深夜ラジオのそれだなと
苦笑い寄りの笑いを携えながら読んでいたわけだけども、
真ん中くらいで突然の暗転、まさに、本の体裁としても暗転して、
その事件とでもいうべきであろう、脳内出血になった前後の日々、
その後の苦しい復活までの日々、そして、復活してきたよといったところまで
その間の様々な葛藤というか、心情の吐露というか、吐瀉といった方がよさそうなものが
なぐりつけるように書かれていて、非常に読み応えあって面白かった
いや、面白かったというのは御幣があるな、
凄く興味深く、かたずをのんで読んだのである
基本的には根暗というか、絵にかいたようなヲタク趣味で、
そのまま生きてきていたけど、運よく音楽をやろうと思って、実際やってみてと
そういう人生だったのだけども、そこに至るルサンチマンといったらいいのか、
まぁ、やっぱりサブカルっぽい何か、ため込んでいるものというのをうまいこと昇華して
ミュージシャンとして活動してたんだなーと思わせる記述が山ほどでてきて
大層共感というか、男子高校生の会話然とした内容に
安心して読み進められていたわけだが、
病気といっていいのか、それを境に死にそうな瞬間が少々と
あとは、それを乗り越えて、当然ひどい裏側があろうけど
そこではなく、より前を向いた内容をなんとしても書こうという気概のもとに書かれているのが
大変よろしくて、読んでいて感動を催したのでありました
まぁ、そんな男も、復活して何かが変わったのであろうか
とても綺麗な嫁さんもらってる現状からすると、違和感というではないが
なんちゃって根暗かよ!と突っ込みたくなるわけだけども、
そんなことより、やっぱり、蘇って良かったな本当にと
そちらの気持ちが熱く湧き上がってくる、そういう気持ちになる本でありました
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