CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

忠臣蔵~その義その愛~

2012-01-03 00:04:49 | ドラマ映画テレビ感想
毎年の行事としてはずせない
そんなことを思いながら
今年はながら見というか、がっちり鑑賞ではないものの
しかと見たのでありました

堀部安兵衛を主役にするという
なかなかステキな試みで、しかも主役を内野さんと
思い切ったなぁと感心高く見守っておったのですが
よもやの、ヨメさんが常盤貴子さんと
またかよと思ってしまった自分が悲しいですが、
今年というのか、何回この人のヨメさん役を見ただろうかなと
思ったり感じたりしつつも、ついつい引き込まれたのであります
綺麗なのにコミカル演技をするというのがステキですね
でも、今回のもちょっと時代劇としてはミスキャストではないか、
あんなに明るいのはいいんだが、引っ張りすぎたり
我をはりすぎる女性はいけないような
そう、思われたのでありました

で、話の筋としては安兵衛を中心にした忠臣蔵で
割とスタンダード、吉良様を柄本さんあてたあたりから、
なるほどそういう役割になるのかと
愛知県民として、少々複雑な気持ちを抱きつつも
その内容たるは見事でありました
吉良といい、なんというかな、かわいそうな爺役が
すっかりぴったりきてるなぁと絶賛であります
一癖も二クセもありそうだと思わせる感じが
ステキすぎてたまりません
朝ドラには向かないんだろうなと
余計なことまで考えてしまいます

考え直してみると、しっかりと忠臣蔵を
一度も見たことねぇなと思い出したりしながら、
奥野将監がでてきたりしたあたりマニアックだなというか、
これがあの奥野将監かと感心したりしたのでありました
実際は有名だったんだろうかな、まったくわからん

そして、忠臣蔵といえばと勝手に思っていた
清水一学がまさか出てこないというのに驚き
最後の殺陣シーンは安兵衛を主役とすえたため
その朋友の吉良方の人となっておったわけで、
それはそれで見事と思ったものの
一学がいないというのが、なんか、物足りなさを覚えた
私だけだろうかと煩悶するのであります

で、見ていて気になったところでは、
やっぱり安兵衛のヨメがちょと明るすぎるというか、
時代劇のヨメじゃねぇなぁという違和感と、
もう殺陣うまい人いないんじゃないかなという
不安感を抱かせる敵方のやられかたでありました
誰だったか、完全にやられ役として失敗じゃんみたいな
切られたあとに、あわててエビ沿っているシーンがあったのは
ちょとどうかなとクビをひねってしまったんですが
なんというか、悲しい限りであります
大雑把な殺陣だったし、なんというか、もう見られないのだなぁ
それを隠すためなのか、槍多めなのはステキでありましたが

じゃあ実際感想としてどうだったかというと
やっぱり面白かったというところになるのですが、
そんな、抜群に面白いというほどではなく、
安定していた、やっぱり内野さんはうまいなぁとか
そういうところでありましたけども、
時代劇が見られたというよろしさを含めて
よかったなぁと安心したのでありました
ちょっと安兵衛にしては、内野さんは強すぎたというか
なんか、もう一癖くらいある役のほうがいいんだろうなと
直情型の安兵衛は、もうひとつしっくりこなかったと
感じたのであります

まぁ、楽しめたんだから文句なんざいうつもりないんですが
来年も期待したいと書いておくのであります
時代劇はSPだけでもいいので
残ってほしいなぁ


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