CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

大人のピタゴラスイッチ かなりむず

2013-01-04 00:03:05 | ドラマ映画テレビ感想
やられた…

そんなことを思い知らされたりしながら、
この子供番組は本当に半端ねぇなと
つくづく思ってましたが、それの大人版ということで、
その基本の部分をわかりやすく教えてくれるという
きわめて面白い番組でありました
メイキングピタゴラスイッチといっても過言ではない
ただ、実際のあの装置を作る過程ではなく、
もっと基本のあの装置を作るために利用しているもの
歯車、カム、リンクなんていう
すごく重要でありながら、基礎的なそれを
さらっと見せておいて、そのの成り立ちを説明するだけで
それ以上の応用は、自分で見つけなさいといわぬばかりの
ああもう、なんだこの番組面白いなぁ

物理と美術と生理でいいんだろうか、
そのあたりのことをごたまぜにして面白いことをしている
ただ、それだけなんでありますが、
だからこそ面白いというかなんというか
正直、本編のピタゴラスイッチをちゃんと見たことなかったので
今回の大人版が、どれくらいそれを踏襲しているのか
まったくわかりませんでしたが、
あらゆる機構を見せた今回のそれは
もう見ているだけで、面白くてたまらなかった

いちコーナーでありましたが、
ブラックボックス人問題は衝撃的でありまして、
たったあれだけ、とても単純なそれによって
一つのことが出来上がるという素晴らしさ
あれに愕然というか、感動と悲しさを覚えたのであります

すごい面白かったけど、絶対に俺には解けない

大人なのに…
思ってしまうのですが、あれはもはや
考えてどうなるというレベルなのだが、
その高さまで知能が到達しないという
とてもシンプルかつ、素敵なことに気づかされてしまう
えせ数学好きの自分をまざまざと見たような
そんな悲しさも覚えながら、
なんというかとっかかりのない素晴らしいものにひれ伏した感じなのでありました

ただ、右から左に物体が流れていくだけで向きが揃う
そういう装置を作るわけなんだが、あれは、
どこにとっかかりを持ってきたら気づけるのか、
ああいう面白いののオリジナルバージョンを作ることができるだろうかと
アタマを抱えてしまうのですが、できるはずもないというか
まったく浮かばないのであります
あれは、向き不向きみたいなのもあるんだろうか
あると言ってくれ、そうでないと夢がない
などと、わけわからんちんなことを思うのですけども
ともかく、あれはすごく感激するけど
すごく感激する子供のうち、何人があれを作ろうと思うだろうか
いや、あれと同じものを理解というか、
その根底というのかな、あの底に広がる知識のそれが見えるんだろうかなと
考えさせられるのでありました
ああいう子供ではなかったなぁ
説明書ないとプラモデル作れない感じだった気がするなぁ

そんなおっさんのセンチメントも刺激しつつ
実にすばらしい番組だったと
年末年始のテレビ三昧の中で書いておくのでありました

ドラマ  御鑓拝借

2013-01-03 00:00:22 | ドラマ映画テレビ感想
NHK正月ドラマ「御鑓拝借」
恒例の正月ドラマなので楽しみにしてみました

あ、これは時代劇枠にシリーズ化するパターンか

そんなことを思ってしまいましたが、
昨今の情勢というのか、時代劇なのに、
ほとんど人が死なないというか、殺されないというそれが
貫かれてしまいながらも、そこそこの人情話を交えながら
見事に出来上がっていたと、そんな感じであります

正直、見終わったところで、
あれ、ここで終わり?割となだらかすぎないか?
そんな感じで、正直なところ、
ちょっと物足らない、なんというか、人情話なんだけど
もうちょっと悶着があってほしかった
そんなことを思ってしまうのであります

まだレビウしてませんが、先日やってた薄桜記なんかでは、
むしろ悲壮感が先立ちすぎだと思わなくもなかったんですが、
今回のこれは、ちょっとそれが足らなさすぎるというか
ひねりがなかったのが残念でありました
もっとも、なんか、どっかでというか、西行とか経盛とか
なんか、どっかで見たことある人もいっぱい出てきたし
なんだかんだ楽しかったんでありますが、
どうにも、割とあっさりで、もうちょっと謎であってほしかったというか
なんというかな、ちょっと残念でありました

ただ、豪華なキャストで、久しぶりにしっかり時代劇だと
楽しんでおったのも確かなところでありまして、
ちょっとびっくりしてしまったところでは、
竹中直人は案外殺陣に慣れてないんだなというところでありましょうか
殺陣指導のせいなのか、そういう設定なのかわかりませんでしたが、
やたら片手剣だったのが気になって仕方なかった
あれは、両手剣のほうが殺陣の迫力があったんじゃないかと
薄桜記の場合は仕方ないからと思いながらも
なんとなし、気になってしまったのであります
殺陣も基本的に殺さない殺陣という感じだったので
まぁ、それはそれなんでありますが、ちょっと残念でありましたとさ

そんなわけで、必ずしも時代劇だからと喜んでいたわけでもありませんが、
演者の熱演と、話のわかりやすさは十分でありまして、
これが時代劇枠に進出するのかどうか、
今年はそれを見守ることとなるだろうかなんて
思ったり考えたりするのであります

磐音見てなかったのが、ちょっと残念だったかなと
思ったりしてしまうのであります