CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台北弾丸旅行 11 饒河街夜市で鳳梨釈迦を

2025-01-10 21:05:59 | 台北弾丸旅行(2024)
夜市はしごであります
なんとなく遊び足りないと思ったので、ホテルを通り越して松山まで移動
せっかくだからともう一つの有名観光夜市「饒河街夜市」へ


遠くから見える松山慈祐宮が実に神々しい



とりあえず、せっかく来たからとお宮の方もぐるっと一階だけを見て回る
夜でもしっかりと人がいて、みんなちゃんと拝んでいるのが印象的でありました



そしていよいよ夜市の方へ
こちらがまぁ、士林に劣らぬ人の多さでなかなか移動も大変な具合でありました
いかにも夜市にきたという雰囲気を十二分に感じられて、大変楽しい、もういるだけで楽しい


美味そうな煮物の数々、ハチノスと思われるが、牛肉麺的なものを出していたのかもしれない

うろうろと歩きながら、今回の旅でどうしても果たしておきたかった仕事として
鳳梨釈迦を食べるというミッションがあり、屋台を見て回っていたところ


暗闇に浮かぶ水果屋を発見、しかも鳳梨釈迦を取り扱っているではないですか
すぐに切ってもらって、小杯でもらったんだが、思いのほか高額で250元もしたんだが、
これひょっとしてボられてないか?と、思うが、もう気にすることもない
ともかく食べたかったからよしだと、さっそく知人と分け分けして食べる
ちょうど、小さい公園みたいな小スペースがあったので、そこで食べては
物凄く大きな種を花壇に吐き捨てると繰り返していたんだが、これがまた、釈迦頭とは違うけど非常に美味い
鳳梨とはよくいったもので、確かにほどよい酸味があって、
甘さ極限の釈迦頭より、さっぱりと食べやすくてすごくよかった
これにて、バンレイシ(釈迦頭)、アテモヤ(鳳梨釈迦)、チェリモヤを食べて、
この属のコンプリートを果たしたのである、チェリモヤは大学時代に和歌山産のを食べただけなので
いつか台湾でも探してみたいのだが、チェリモヤって何釈迦なんだろうか…




さておき、屋台めぐりはさらに続き、チョコバナナならぬ、チョココーンとか見たことないものやら、
相変わらず美味そうだけど一人で一杯は無理じゃないかという大きさのイカ揚げやら、
見ているだけで大変楽しいのでありました




そして、台湾あるある、日本で見たことないのに「日式(日本の)」を冠する謎の食べ物「日式蚵蛋焼」
たこ焼きっぽい感じで、中身がカキになってるという見たことない食べ物なんだが
台湾的には日本料理扱いっぽいのである、凄いな、美味そうだ
さらに、紅豆餅こと、大判焼き(仮名)の台湾版やら、なんだかんだ日本贔屓なそれこれが楽しいのである
途中に小さなお堂もあったりしつつ、いかにも夜市という雰囲気が大変楽しい



ぐるっと一周回って、結局アテモヤ食べただけで終わったのであるけども、
相変わらずものすごく混んでる胡椒餅屋の働きっぷりをみつつ、
台湾名物文鳥占いの店舗なんぞも横目に、大変よろしく台湾の夜を満喫したのでありました

と、まぁ、この日合計で3万5千歩というとんでもない強行軍を行ったのだが
大変満足して、二日目の観光を終えたのでありました

つづく
12 廸化街で朝食を

前の
10 士林夜市の18天ビール

【ドラマ】新☆暴れん坊将軍

2025-01-09 21:05:20 | ドラマ映画テレビ感想
正式名称は☆でいいんだろうか…
ともかくなんだかんだ楽しんでみてしまったので
レビウを書いておこうと思うのである

われらが上様が帰ってきた!
そんな感じで楽しみにして見ていたんだが、
物語の端々に、現代世相を変なアレンジで組み込むという必殺シリーズみたいな感じが見られて
そのあたりの違和感が凄かったわけだけども、
あれって、ひょっとするともともと必殺用に書いてた脚本を転用してるのか?とか
妙な勘繰りを働かせてしまったのだが、ともあれ、江戸前ホストクラブとか言われているそれこれで、
女の子が割とどうしようもなくて、かつ、その親父もロクデナシというのが
なかなか斬新だなと感心したのでありました

のっけから上様成敗でつかみにくるというのも、
こういうSPドラマならではだなと感激したものの、
じっと見ていて、やっぱり、色々とあった挙句残り15分くらいで
例のテーマとともにというのが見たいというのが
もう、自分の中に刻まれた「暴れん坊将軍」なんだなと、
今回のアレンジをきかせた音楽にもなんかもやっとしてしまったし、
なりたくないが、完全に老害ファンみたいになってしまったと
自分に驚いたわけだが、まぁそれはそれとして、70歳を超えて
未だ殺陣が衰えずといった感じで、凄くよかったと大満足でありました

話しの筋は正直どうでもよかったし、相変わらず吉宗の敵役といえば尾張大納言よなと
宗春公をあしざまに扱われるのが、個人的には納得いかないのだけども仕方なし
今回は、ガクトをあてるというある種の暴挙に出ていて、
それでいて、特に何もないという扱いだったから、まぁいいかと納得して見ていたのである

後継問題を取り扱うということで、家重をどう描くかが一つの眼目だったと思うところ
このあたりはうまいことといっていいのか、ドラマとしてよくできた内容になってて
なるほどなーと観て楽しんだし、序盤で、親子で共闘するあたりのシーンとか、
暴れん坊将軍だと思わなかったら、違和感ないというか
むしろ、かなり面白い時代劇だなと思えたところもあって、大変楽しかったのでありました
片手剣だからレイピアというのは、ちょっとやりすぎじゃないかと思うのだが
まぁ、それはそれとして、相手も鎖分銅とか渋い武器だったし
見知った暴れん坊将軍ではない魅力が詰まってて面白かったのである

何より大盤振る舞いだった殺陣シーンが、やっぱりマツケンのそれが素晴らしすぎて
見ているだけでほれぼれするのでありました
峰打ちであるというのは当たり前なんだけど、背後に忍び寄ったやつを
いきなり振り向きざまに撫でるという動作が機敏すぎて
本当、ほれぼれするほどかっこいい、あれこそ時代劇の殺陣と
喝采を送りたいほど見事、ややもすると手打ちになってしまいそうなところを
回転した時にちゃんと軸をぶらさず腰で斬ってるように動くのが物凄く美しくて
いわゆるぺちぺち剣法にまったくならないというのが、本当、凄いわ上様
ちょっと、敵をふるまいすぎじゃないかというくらい
山ほどでてきていたのはSPだからとしておくけども、
もう少し間引いて、殺陣の美しさを見たかったとも思うのだけど、
ごちゃっとしておくことによって、マツケンの動作環境を限定したということなんだろうかとも
考えたりするのである

なんだかんだ、大変楽しく見て、ほどよく過ごしたので
凄くよかったとメモっておく

台北弾丸旅行 10 士林夜市の18天ビール

2025-01-07 21:11:22 | 台北弾丸旅行(2024)

さて、続いて初心者向けというか、台湾といえばで出てくる超有名夜市
士林夜市へと移動、とりあえず観光夜市というものを味わってもらおうと
ぶらぶらすることに



剣潭の駅から歩いて少々、とりあえず名物であるダージーパイの店をやり過ごして
どれほどでかいかを見るだけ堪能しつつ、夜市入り口へと移動



こちらも流石と言った感じの混雑っぷりで、ものすごい人の数を見ながら
うろうろとあっちこっちと歩いてみることに
この日、グルメ区域がリニューアル完了と信じて行ったのだが
まったくそんな様子もなく、地下は完全閉鎖されていて残念でありました
綺麗になってしまうようだが、どれくらい手をいれるのか今後が楽しみである
街中の曲面ディスプレイも新作が公開されていたり、なかなか楽し気である




さて、今回は連れが酒を飲む人なので、私にしては珍しく台湾でアルコールを入れることに
前から気になっていた、18天ビールが飲める店があるはずと探し当てて、
しかも生ビール方式でもらえるということで喜んで飲んだのでありました
正直一杯100元くらいするのは高いだろうと思わなくもないが、
これは飲む価値のある素晴らしいすっきりっぷりで、まるでビールとは思わないような
実に不思議な、でもとても滑らかで口に涼しい飲み物を堪能できたのである
付け合せには臭豆腐を選んで、実によろしいアルコール摂取
ついでに、屋台で久しぶりの怪しい日本語も見られて大満足であった、スティックがそうなるか
もはやわざとなんじゃないかというくらいの混迷っぷりが見事



さらにうろうろしながら、本当、どっち向いているかわからないほどの人出に四苦八苦しつつも
台湾らしいジュースも飲もうと、フルーツミルクを3種、アボカド、ドラゴンフルーツ、マンゴーと
定番のそれを飲んできたのだが、これまた大変旨くてよかった
特にアボカドが白眉で、ミルクの濃厚さが絶妙にコクを持つようになってて実にすばらしい
ジュースではあるのだが、これはしっかりお腹にもたまる感じで、おかずではないが
ただの飲み物という感じでもないのが新鮮でありました、凄いよかった
もう一回飲みたいわ


そして、夜市の海老釣り
こちらは夜市なので、いわゆるひっかけて釣る遊びのやつで、
本物の釣りを所望していた友人は見ているだけでスルーしてしまったのだが
現地少女のこの腰の入った座りっぷりにいたく感心してしまったのである
なんという安定感、なんという迫力、素晴らしいな台湾


というわけで、さらっと一周流しただけなのだけど、ビール飲んでジュース飲んで
なんだかんだと楽しんで過ごせたのでありました
夜もだんだん更けてきたが、もうちょっと時間あるのでもう一軒夜市行こうと移動するのである

つづく
11 饒河街夜市で鳳梨釈迦を

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09 龍山寺と夜市

【テレビ】NHK紅白歌合戦2024

2025-01-06 21:05:34 | ドラマ映画テレビ感想
毎年のことなので、今回もちゃんと見ていたので
感想をメモっておこうと思うところ

とはいえ、もう方々で書かれている通り、かつ、どストライクの世代なので
色々あったけど記憶がすべて、B’zに上書きされて終わってしまっているのだけども
全体通しても、凄くよかったのではないかと感じた次第でありました

何が、というと難しいのだが、演出が丁寧というか
結構おとなしいようにも思えて、粛々と歌が披露されるというのを
とても安心して見ていられるのがよかったと思うところ
相変わらず知らない歌ばっかりとは思うのだが、
それはそれとしてちゃんと見ていられたように思うのは
なぜなのかわからんのだけど、司会も含めて雰囲気がわちゃわちゃし過ぎてないのが
凄くよかったということなんだろうかと感じるのである
自分が年を食ったということの証左でしかないようでもあるが
掴みから、わいわい歌手がみんなで歌ったり踊ったりしつつというのが
なんとなく楽しかったのでありました

すっかりNHK贔屓になってしまったということもあるわけで、
企画部分は、やっぱり期待していた朝ドラ絡みがちゃんとあって安心して見てしまったし、
ドミノとけん玉は、もうやめておけと思うのだが
なんだかんだ見ていると楽しいというか、何かしら期待してしまう
生放送ならではの、また、NHKだから大事故にはならないだろうという奇妙な安心の上の危険というか
カイジのコングラチュレーション的な気分で見てしまえるところがあるように思うのである(気のせい)

さて、歌唱については、いつも通り後半になるにつれ
しっかりと聞かせる内容になってるのがよくて、じっくり聞き入ってしまったのだが
今年は、とうとう円環から離脱、いや、輪廻からの解脱をはたした石川さゆりが能登半島を歌うというのが
個人的にはかなり衝撃だったのだが、とてもよかったと改めて歌の力を感じたのでありました
同じように、能登はいらんかいねの坂本冬美もまた素晴らしくて
演歌というものの良さにようやく、自分が気づける年齢になったのかと熱く感じたのである
凄くよかった、歌もいいのだけど、そのまま能登の人たちと触れ合うというあの映像、
歌唱のすばらしさはそのままで、でも、ああいったことができてしまうというのが凄いと
感激して見たのでありました

結局のところ、かつて自分たちが演歌ばっかりでなんだかなーと言っていたポジションに、
アルフィーが、高橋真梨子が、南こうせつやイルカがいるということになって
やんやと楽しんでいるということが、変わったようで変わっていない紅白の姿を見たといっても
過言ではないように思えて、なんとも感慨深いのである

とはいえ、そことは少々離れて、やっぱり朝ドラ絡みというのが個人的にはよかったので
虎に翼SPだった米津は抜群によかったし、録画というのは残念だけど
見たいものを見せてくれた歌唱が凄い見事で、OPダンスとあわせてとか豪華すぎると感激するわ、
おむすびモードのまま、B’zが歌うというのも楽しいなと思えたので
大変よかったのです

で、そのB’zが、そりゃただ出るだけなわけないよなと
見ながら思わず呟いてしまったというか、もう釘付けになって、一気にもっていかれた
あの数分間の夢のような時間は代えがたいものを得たと感動したのでありました
NHKで、あのロング前奏のラブファントムが来て、さらに、ウルトラソウルで盛り上がってと
客席の温度が明らかに上がっているのも見えて、このあたりもまた、
そういう年齢の人たちがいたということだろうなと思うのだが
凄く楽しかった、本当、あれだけで見た甲斐と価値があったわ、すげぇ
ラブファントムの前奏長いよなーと30年くらい思ってたわけだけど、
期待を最大限にあげてくれる効果があるなんてまるで知らなかったわ
ライブで聞かないといけない曲だ

と、まぁ散文的な感想になってしまうわけだが
稲葉さんも還暦かよと、それが一番ショックだったんだが
自分がそういう年齢なんだなとも思えば、何も不思議ではないのだが
歌は年齢とともにあるものなんだなと改めて思い知ったのであった
今年の紅白が俺にも届いたなどと
ありきたりなことを書いておく

べらぼう  ありがた山の寒がらす

2025-01-05 21:01:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「べらぼう」
タイトルだけ見てると朝ドラ見たいだなと思ったのだが
癖になりそうな江戸ことばが飛び交って
景気の良いお話と見せかけて、のっけから大火だ、女郎が死ぬだわと
なかなか大変で、その度に蔦十があれこれ正論ふっかけて
ぼっこぼこにされて、その後にわりとケロっとしてるというのが
なんというか、一種異様だなと思ったんだが
それもまた、クセになりそうな感じでよかったと思うのである

叱られて、あれくらいケロっとしてたら気持ちいいもんだなと
あれで、しょぼくれたりしたら物語として当世に向かないんだろうと思うほどに
なかなかよくできてると感心してしまったのである

とりあえず知らない時代のことなのは前回同様ながら
なんとなく、大河ドラマというよりは、時代劇を見ている感じで
楽しくもあり、これからどうなっていくかが楽しみになっているのでありました

顔見世という感じで、田沼、鬼平と出てくるところが、
まんま、池波世界のそれなんだなと思うと、色々感じるところが変わってくるわけだけど
鬼平はとりあえず、あの鬼平とは違うアプローチになりそうだし、
田沼はどのような政治家として描かれるかが
楽しみだなと思う反面というか、結構センシティブといっていいのか、
賄賂政治というものを取り扱うということ自体が、チャレンジブルだなと感じているのでありました
余計な横やりが入らずに走り切ってほしいと思うし
そういったメッセージを載せるものであってほしくないと願うばかりである

子役時代から始まるかと思っていたので、いきなり出演で大変そうだなと
主演を見守りつつ、気風のいい江戸言葉とダジャレの数々が
なんだかんだ、口癖に伝染りそうだと思いながら
とりあえずの一話を見終えたのでありました

しかし、店の旦那衆の悪そうな感じと、
眉潰してる女将の恐ろしさが、実に素晴らしいなと
啖呵きる安達祐実が見られるか、これまた楽しみでならんのでありました
気風のいいセリフで、ばんばんコンプライアンスなんか屁でもねぇみたいな
そういうドラマを期待してしまうのであった

台北弾丸旅行 09 龍山寺と夜市

2025-01-04 21:05:06 | 台北弾丸旅行(2024)



さて、移動して龍山寺へ
こちらは流石に外せない観光地だろうと、うろうろとMRT駅から地下を歩いていくことに
途中、今までなかなかタイミングが合わずに入れなかった文創地区が空いているのを発見
これはしたりと、さっそく見てきたのであったが
こちらはまだまだ発展途中というか、とりあえずスペースは作られているけど
まだまだ他の文創地区のように賑わうという状況からは程遠い様子
若い人に開放はしているのだろうけど、まだ人通りが圧倒的に少ないので
これからじわじわと広がっていくのであろうと期待したいところである


とりあえず去年の干支は確認済
正直、このあたりの地理を忘れてしまっていたのであるが
かつてはカラオケ大会とか行われていた怪しげな地下街だったところだよなと思うのだけど
ここから占い通りの方へと出て、また昇ってとなるので
再開発がどういう過程を経ているのか今一わからないのでありました




そして龍山寺へ
おっさんというか、お爺さんも含めているくらいの組み合わせで旅行ということもあり
華佗先生のことを大分推しておいて、無理やり参拝させたりしていたんだが
実際ここの華佗先生についてはご利益あると見ているので
よいことをしたと個人的に満足であった
今回はランタンなどの展示もなく、厳かな雰囲気のみであったけど
この独特の中華趣味を夜に見るというのはよい気分だと思うばかりであった


続いて艋舺夜市の方へと移動する


このあたりのちょい悪といったら、だいぶ聞こえがいいわけで、
なかなかの下町っぽさというか、若干のアウトローさを残す界隈が楽しく
おっさん旅が深まっていくのであった
薬局みたいな店だったと思うのだけど、お爺さんたちが熱心に日本の時代劇を見てて
思わず写真撮ってしまったんだが、こういう雰囲気がとても好き
もっとこういうのが見られる頃、20年前くらいに来たかったなと思うのである




さて、ずずいっと北へと向かって夜市というか、アーケードを移動していたのだが
途中でいかにも美味そうな麺線の店を発見して、ここらで腹ごしらえと一杯を所望
ついでに、台湾ソーセージも頼んで、軽い夜食の一つとして食べたのである

この豪華な麺線が相当に美味くてとてもよかった
値段が90元くらいだったか、結構お高めであるものの具が豪華で
あらゆる海産物が盛り込まれている上に、大腸も入ってて大変よかったのでありました
ここでもイカが凄い美味しくて、台湾ってイカ旨い国だったんだなと
改めて感激してあっという間に平らげたのでありました
小さいカキも入ってたけど、いずれも大変旨い代物であった
ソーセージの方は、ニンニクソースというかタレが挟んであって
こちらもまた、独特の風味と相まって大変旨い
食べごたえもあって実によいチョイスだったと大満足でありました


そのままアーケードのどんつまりまで移動したところ
何やら宴会をやっているところに遭遇、こりゃ結婚式かなと見学という名の冷やかしで
宴会場をガンガン横切ってみる



こんな感じで、テーブルに仲間が集まって、すでにあちこちで飲み会は始まっていた様子なのだが
参加している人たちが微妙に怖いというか、コワモテ、もっと平たくいうとやくざっぽいそれで
大丈夫なのかと一瞬ひるんでしまったけど、たぶんこの界隈の普通の家族の集まりではないかと判断して
にこやかに通り過ぎてみることに、別に誰かがこちらを気に留めることもないし
いい雰囲気そうなのでよかったのである


どうやら、艋舺青山宮のお祭りだったみたいで
やっぱり地元の人の集まりだった様子、やくざの宴会じゃなくてよかったと思ったけど
次々と結構豪華な車で怖そうな人が入場してくる様は、
やっぱりやくざの宴会にしか見えなかったのだが、みんな笑顔だったしいいもの見たと結論づけたのである
なかなか楽し気であった、もうちょっと待ってたら、もしかすると
台湾らしい、おねーちゃんがお宮で踊るやつとか見られたかもしれんな




と、まあ、そんなこんなで地元にも親しみつつ
しかと楽しんでこられたのでよしとして、台湾夜市の雰囲気も十分感じ取ってもらえたと
案内人として満足しつつ、また次の目的地へと移動をするのであった

つづく
10 士林夜市の18天ビール

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08 西門町と中正紀念堂

【読書】TRANSIT 66号 台湾の秘密を探しに。

2025-01-03 21:14:22 | 読書感想文とか読み物レビウー
珍しく雑誌といっていいのか、そういう本を読んだので
メモっておきがてら

昨今山のように出ている台湾本のひとつでありますが、
なかなか凝った雑誌で大変面白かった
みっちりと歴史とか文化の面から台湾をクローズアップしてて、
観光紹介的なそれとは一線を画しているのがよかったと
読みながら、なるほどなーと感心したのである
有益な情報として、南部のタピオカミルクティーはプーアル茶を使ってるというもので
本当かどうかわからんが、がぜん興味がわいたのでありました
考えてみると、タピオカミルクティーをほぼ飲んだことないな

歴史面の部分もかなり面白くて、そこを起点にしながら
台湾のアイデンティティとはというお話は、よくある展開なんだが
そこに至るまでの丁寧な解説がわかりやすくてよかったのと
さりげなく、日本語文化が残るところの紹介というのがよくて
めっちゃ行ってみたい、未だに日本語が言語として根付いている地域があるというのに
物凄く惹かれてしまったのだが、なんというか
そこを乱しにいくのもまた傲岸だなと反省もしたり
原住民の扱いについての部分とあいまって、考えさせられるのでありました
観光地に、それっぽいものを求めにいってしまうという気持ちは
物凄く強くあるので、それが迷惑であると、どこかで立ち止まらないといけないなと
反省するところ多くあったのでした

グルメ紹介は結構抑え気味な感じで、しかもそこがメインじゃないから
お店の紹介も住所がそのまま書いてあるだけみたいな感じで
地図すらも省略といった体裁が、困るといえば困るわけだが
実際の話、次行ってある店なのかとか考えると
こういう雰囲気のお店が、今の台湾にはあるというその情報が重要なのかとか
色々、勝手に勘ぐって納得してしまうのでありました

あとは、若い人たちの意識と政治へのかかわりという部分が
はたして、書かれていることがどれくらい一般的というか
支持をされる事実なのかが気になるなと思ってしまったんだが
思った以上に、この事実が大多数であるならば
自身を含めて、日本において政治への失望という名の無関心が
とてもよくないのだなと思うばかりでありましたとさ
まぁ、気づくころには手遅れという警告を
ずっと発してくれているのに、気づいていないのだから仕方ないのだけどもと
そんな気持ちになってしまうのである

まぁ、そんな難しいことはさておき
今の台湾というものをよい角度から切り出した内容になってて
とても面白く読めたいい本だったとメモっておくのでありました
こういう雑誌というものが、減ってきてんだろうなと思うと
淋しくあるので、ほそぼそとでも見かけたら買って読もうと思うのである

台北弾丸旅行 08 西門町と中正紀念堂

2025-01-02 21:05:38 | 台北弾丸旅行(2024)


さて、植物園をあとにして、とりあえず少々休憩とばかりに
繁華街である西門町へと移動
おっさん旅なので、若者の街にいく必要もないのだが
とりあえず来たという事実が大切であろうと
案内がてらやってきたのでありました
相変わらず凄い混雑っぷり、この日土曜日でだんだんと人が増えてきている頃合いである


何やら歌謡ショーっぽいものもやってて、
これもまたレトロ風味を出していたせいか、日本の歌謡曲調で、
その物まねタレントみたいな人が熱唱という舞台でありました
昭和と切っても切れない関係だなと改めて思うのである



さておき、茶でもしばこうと西門紅樓へととりあえず入る
相変わらずのオシャレ空間というか、よくわからんデコレーションであるが
今回は筋肉推しだったのか、ただ面白いだけなのか
そういう飾りつけである
ついでに、ホールにある喫茶店にて甘い物でもとラテを喫する
こちら、写真で伝わりにくいが歯医者さんというコンセプトだったのか、
カップはビーカーで、かき混ぜ棒が歯医者の口の中を見る鏡のやつで、
お盆も医者が使いそうな金属製のトレーでなかなか趣深かったのである
見た目はともかく味はとてもよかった
台湾コーヒーだったのかもしれん

この後、中の若者ショップにてあれこれと無駄遣いして
消費金をかなり消費することができてよかったのであった
ヨーヨーカ入れとか買ったりして満足である
と、また観光に戻ろうというわけでMRTで移動


写真は左右の建物であるが、中正紀念堂に到着
時間的にちょうど旗降ろしの頃合いだったので足早にかけていく



夏過ぎくらいから、ここの儀式の様相が変わったと聞いていたので
ちょうどそれが見られればよいかと思っていたのだが
出遅れてしまったので、登場した時になんかしていたか見ることができなかったのだが
ドームから降りてくるのではなく、横からさらっとやってきて
まっすぐに旗の方へとやってくる
歩き方も普通の行進で、手を出して空中で一度止まるやつではなかった



写真的にはけっこういい感じで撮れたと思うのだが、
旗を降ろすところは厳かな雰囲気のまま、儀仗ではないけど、パフォーマンスは少なめだけど
丁寧に礼儀を尽くしてたたんでいたのでありました
そのまま回収してまた、もと来た道を戻っていって終わったのである
ちょっと物足りないけど、まあこういうものになったと覚えておこう




そんなわけで、日も落ちてきて、いよいよいい感じで台湾の夜が始まろうと
そんな空気になってきて、堂を後にしたのでありました
中は観なかったけどたぶん一緒であろう
とりあえずセレモニーが見られて、このバカでかい建物というのが確認できたそれだけで十分と
思ったりしつつ、先を急いだのでありました
飯を探して夜市を巡る旅にシフトである

つづく

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07 南門市場と台北植物園