Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパ 互換性

2009-03-06 00:10:03 | 自転車整備 その他 
先日、知り合いの競輪選手の方と カンパのハブシャフトなどの話しをさせて頂きました
その選手は仕事の競走用に カンパC(コルサ)レコードを使っています
NJS認定のカンパハブはシャフトを国産の規格に変更して有る、なんて私が知らなかった
お話しをお伺いし
じゃ私が使っている オールドカンパと呼ばれるレコードハブはどうなんだ?
国産の物とは互換性は無いのだろうかと 実地検証をしてみる事に・・






上はCAMPAGNOLO RECORD ピストハブ 1970年頃の物
下はデュラエース HB-7600 ピストハブ 最近の物です




部品箱に入っているハブ関係の補修部品






カンパと三信のパーツで試してみましょう
カンパのシャフトに国産の球押しやハブナットを入れてみましたが
ネジは全く掛かりませんでした やはり規格が違うんや・・

ところが 国産のシャフトにカンパの球押しやハブナットを入れると
入るじゃないですか それも違和感も無く
これは気付かずに使ってしまう事も有るでしょうね




これはカンパのパーツですが 球押しやロックナット又ハブナットのワッシャーは良く割れました 
材質が硬いのでしょうか
特に良く割れたのがハブナットのワッシャー これが試合で割れたら洒落にならないです 
試合には何時も予備を持って行っていたのを思い出します

※このハブナットは単品でも購入出来ますが カンパの資料を見ると一個、2670円だとか
なんと恐ろしいお値段・・





カンパのロックナットの裏には製造年が刻まれています 1966年と67年製です



 
カンパの球押しに規格が刻まれています リア10X26 フロント9X26と有ります
これはネジの寸法(太さ)とねじ山の事だと思いますが
ねじ山数 1インチ当り26山であればJISのBC規格と同じです

色々と知人などに聞くと カンパと国産ではねじ山の角度の違いが有る様です






またハブシャフトだけではなく
カンパのBBタップとホーザンのBBタップでは、ネジ山の角度が違うらしいです
カンパジャパンでは カンパのB.Bの組み付けには カンパのB.Bタップを使う様に
言っている様で
カンパのB.Bタップをたてた所に国産のB.Bを入れるのは問題が無いと言う話です

今回の国産との規格違い 考えたら今まで国産のハブを使ったのは
自転車に乗り始めた最初の一個だけで それ以降はカンパばかりだったので
こんな事も気が付かなかったんですね お恥ずかしい・・

コメント (4)
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