さてさて今日のお仕事は ハブのメンテナンスをしましょう
と言っても使わず置いてあるハブなんですが・・

カンパレコード ロード用ラージフランジハブ 120mm巾 28穴のデッドストックです
Campagnoloのロードハブでラージの28穴は少ないのじゃないかな
最近の新しいハブはスモールが多くなりましたが やはり良いホイールを組もうと思えば
ラージハブの方に部が有ると思いますよ


グリスが結構固くなっていました カンパ独特のヌメリ感が無くなっていたので
グリスの交換をする事にしました
この手のアンティーク部品はオリジナルが良いなんて 触らずに死蔵させる人も居ますが
部品として産まれてきた以上 最高の状態にしてあげましょう


いつもの様に洗い油(ガソリン)で清掃、脱脂をします
洗い油に浸けブラシで洗い汚れが落ちる瞬間が好きです
綺麗になって行く~なんて(笑)

カンパのハブは ロックナットの裏に年号が刻んで有ります これは1974年の製造ですね
確かこの直ぐ後くらいに クイックレバーが曲がった物がリリースされました


バラ玉を玉受けに入れるのは グリスの粘度を利用すれば落ちる事も無く簡単に入れれます
しかし Microlonのルブリカントは粘度が低く玉がポロポロ落ちます 最初は苦労しました
でも最近はグリスなしでボールを入れれる様になりました もう怖い物無しだ!(笑)
今回もハブを組む前にメタルトリートメントで事前処理をしてあります

玉当りの調整は何回しても神経を集中する作業です
ガタが出る手前のギリギリの一点 終われば思わずふ~なんてため息が出ます


調整が終われば 磨いて磨いて磨いて(何時まで磨くんだ 笑)
カンパ特有のこの深い艶も大好きです 角が無い綺麗な姿ですよね


この直レバーはこの時代が最後です この後レバーが湾曲した物に代わります
湾曲したレバーは発売当初 我々はピスト用レバーって呼んでいました
実際に海外の選手がそのレバーをピストに使っている写真を見た記憶も有ります
でもピストにクイックレバーは無いでしょ・・
コニカルナットも直レバーはこの臼型ですが 曲レバーでは鼓型になります
自転車に組んで綺麗なのは やっぱり直レバーですよね


ちなみに曲レバーはコレ
私的にはオールドカンパと呼べるのは 直レバーまでかな?
と言っても使わず置いてあるハブなんですが・・

カンパレコード ロード用ラージフランジハブ 120mm巾 28穴のデッドストックです
Campagnoloのロードハブでラージの28穴は少ないのじゃないかな
最近の新しいハブはスモールが多くなりましたが やはり良いホイールを組もうと思えば
ラージハブの方に部が有ると思いますよ


グリスが結構固くなっていました カンパ独特のヌメリ感が無くなっていたので
グリスの交換をする事にしました
この手のアンティーク部品はオリジナルが良いなんて 触らずに死蔵させる人も居ますが
部品として産まれてきた以上 最高の状態にしてあげましょう


いつもの様に洗い油(ガソリン)で清掃、脱脂をします
洗い油に浸けブラシで洗い汚れが落ちる瞬間が好きです
綺麗になって行く~なんて(笑)

カンパのハブは ロックナットの裏に年号が刻んで有ります これは1974年の製造ですね
確かこの直ぐ後くらいに クイックレバーが曲がった物がリリースされました


バラ玉を玉受けに入れるのは グリスの粘度を利用すれば落ちる事も無く簡単に入れれます
しかし Microlonのルブリカントは粘度が低く玉がポロポロ落ちます 最初は苦労しました
でも最近はグリスなしでボールを入れれる様になりました もう怖い物無しだ!(笑)
今回もハブを組む前にメタルトリートメントで事前処理をしてあります

玉当りの調整は何回しても神経を集中する作業です
ガタが出る手前のギリギリの一点 終われば思わずふ~なんてため息が出ます


調整が終われば 磨いて磨いて磨いて(何時まで磨くんだ 笑)
カンパ特有のこの深い艶も大好きです 角が無い綺麗な姿ですよね


この直レバーはこの時代が最後です この後レバーが湾曲した物に代わります
湾曲したレバーは発売当初 我々はピスト用レバーって呼んでいました
実際に海外の選手がそのレバーをピストに使っている写真を見た記憶も有ります
でもピストにクイックレバーは無いでしょ・・
コニカルナットも直レバーはこの臼型ですが 曲レバーでは鼓型になります
自転車に組んで綺麗なのは やっぱり直レバーですよね


ちなみに曲レバーはコレ
私的にはオールドカンパと呼べるのは 直レバーまでかな?