Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

タイヤの 取り付け方向

2009-06-14 22:09:00 | ホイール
自転車のタイヤにはトレッドと言う模様が タイヤの接地面に
刻まれています 最近このタイヤの装着方向は メーカーのロゴ
が書かれている方を右に取り付ける なんて話を良く耳にします
しかし こんな事を誰が言い出したか知りませんが これを信用
して良いのかな? タイヤの取り付け方向は あくまでトレッドを
基準に考えるのが本当だと思いますよ






例えば このタイヤは Panaracer パナレーサー
Practice Dual 270 巾22.5mm 重量 270g トレッドは
センターが絹目 サイドが杉目のチューブラです

タイヤの装着方向は タイヤにその指示や表示が無い場合
この杉目パターンでの正しい装着方向は

自転車の上から見ると トレッドの V字の先、尖った方は進行方向 
前向きです

自転車の正面から見ると トレッドの V字の先、尖った方は下向きです






前記 トレッドを基準にタイヤを正しくセットすると
このタイヤはメーカーロゴが 左側に来ます

このトレッドを基準にするのは
ウウェット路面での走行時 水の誘導、排水効率を考えての
事で トレッドが水をタイヤの外へと排出してくれます

下の写真は 自転車を正面から見ています
杉目の V字の先が下を向いています これが正しい方向です






こちらは TUFO JET-PRO 19mm巾で 230g のチューブラータイヤ
競技用のピストに履かせています
このトレッドはセンターがスリックで両サイドが杉目








この TUFO のタイヤもトレッドを基準にタイヤを装着すると
メーカーロゴは左側に来ます

中 上からタイヤを見ると 進行方向に向いているのは V字の先
下 前方より見ると V字の先は下を向いている

この方向が排水効率が良いのが分かって頂けますよね








これは Vittoria のチューブラー お買い物自転車に使っています
このトレッドのパターン センターが絹目で両サイドが V字の杉目
このタイプは私も少し迷います 走行時の接地面だけを考えたら
メーカーロゴは右で良い様ですね この写真は進行方向を右に見て
下さい




この様なトレッドは方向は関係ないですね



CLEMENT No 7 クレメントのセタ 145g スリック トラック用です






WOLBER PISTE ウォルバー ピスタ 175g のセタ トレッドは絹目






Panaracer パナレーサー ウルティマ トラック 18mm巾 170g 
のスリック




しかし派手なタイヤですね 自分の実力が伴い
使い方を間違わなければ この派手さが嫌味では無く
嫌いじゃないタイヤです

でも最近は高校生がこれを練習用に使っているとか・・


冒頭から書いて来ました タイヤの装着方向
メーカーロゴが右 なんて情報は良い加減でしょ?
ただ 排水効率だけの問題でも無く
MTB などはグリップ力を優先させ 後輪などは
敢えて逆に付ける選手も居る様です この辺は
自分がしっかりした考えを持っているなら それで
良い領域ですね

コメント (6)
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