Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

自転車を磨く ポリッシュ仕上げ

2017-12-11 20:16:35 | ロード
定期的に整備をしている私のロードレーサーですが 概ね整備が出来ました
今回は自転車の美装をします この時代の部品は磨けば光ります





今回整備をしている私のロードレーサーです 1974年に作ったフレームには
それより古い部品も沢山使っています 今回はそれらを綺麗にしてやります






ハンドル周りもバーテープを巻く前に 
磨きを掛けてやりましょう




CINELLI GIRO D'ITALIA チネリのジロド・イタリアです
まだアルマイト加工がされる前のとても古い物です






アルミの地肌の部品は気を抜くと汗で直ぐに塩が噴いたり
置いておくだけで酸化も進みます 絶えず金属磨きで
手入れをしてやる必要が有ります 最近はピカールを
使っていますが 以前はメリナを使っていました
でも最近は見なくなりました






ピカールを布に取って磨いて行きます






磨くにつれ布が黒くなって行きます 磨き始めは研磨材の
粒子も荒く磨いて行くうちに粒子が細かくなって行きます
布が黒光りするまで磨くと綺麗な艶が出ます




布を新しい物に替え拭き取ります




Before After



見比べてみましょう とても深い艶が出ています






手入れは必要ですがアルマイトでは味わえない
艶が良いですね




ハンドル周りはこれでおきます




ボトルケージも長く脱着していません 直付台座のネジの
状態を見ておきましょう








取付けネジを外し ボトルケージを外しました




ネジの頭寄りが錆びていますが これは表に出ている
部分ですね




もう片方のネジは特に問題は有りません








ネジにオイルを塗り台座にねじ込む事を何度か
繰り返します




ネジのオイルが綺麗になりました 台座の汚れが
取れましたね






次はステンレスのネジを使います 良い長さの
ものが有りました






ネジにグリスを塗ってからボトルケージを取付けました






フレームにワックスを掛けます ワックスは何でも良いですが
車用の液体ワックスを使っています 塗装を削る様な研磨材の
入った物は避けた方が良いと思います






フレームが汚れていたら別の作業が必要ですが
今回は大丈夫です ワックスを布に取り塗装面に
塗り込んでいきます




やはりワックスは使った方が良いですね 良い艶が出るのと
汚れも付き難くなります






布を変えてワックスを拭き取ります 目の細かい
ネルのウエスを使っています




サイコンのマウントベースを取付けます






CINELLI の騎士マークの上になりますが仕方がないですね






ワイヤレスでは無いのでコードの仕舞いも必要です






そのコードは何処かに止めて行かないといけません
ヘッドに貼っているテープが汚れているので貼り替えます






テープの糊が沸いているのでまずそれを綺麗にします






溶剤を使ったので良く洗い水分は拭き取り もう一度
ワックスを掛けておきました






テープは絶縁用のビニールテープでは持たないので
強度が有り接着力の強い、防食テープと言う物を使います




今度は少し小さく切って貼りました 
これで一通りの美装が完了です





これを見るとやはり綺麗ですよね CINELLI の騎士マークと言われる奴です
私もあまり知識は有りませんが、このアルマイトがされていない  GIRO D'ITALIA と
A1 ステムが作られていた時期は短かったのじゃないでしょか あまり見る事がありません
次回はバーテープを巻きましょう コットンテープを用意しています

前回の作業 【 ブレーキワイヤー交換 端末処理 フロント 】

次の作業 【 バーテープを巻く コットンテープ VEROX 】

コメント
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