Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カンパニョーロ チェーンホイール 取付け

2017-12-05 20:17:11 | ロード
フレーム制作後 43年を過ぎたロードレーサーの整備をしています 今回はオールドカンパと呼ばれる
PCD 151 時代のチェーンホイールを取付けます





1974年に作った National ナショナルのオーダーフレームです 普段はあまり乗りませんが
定期的に整備はしています 前回にハンガー小物を取付けたので今回はチェーンホイールを
取付けましょう






最近のロードでは使われなくなった四角テーパー
と言うシャフトです チェーンホイールは Campagnolo
RECORD PCD151 52×47T の歯が付いています






チェーンが邪魔にならない様に吊っていましたが
下に降ろしておきます






当時物のカンパグリスです 今回は回転部分では有りませんが
要所に錆止めの為にグリスを塗布します






シャフトのテーパー部分とクランクの嵌め合い部分に
グリスを塗っておきます






クランクをシャフトに装着します 差し込むだけです




クランクの固定はこのシャフトのメスネジにボルトで
締め込む構造です






これがその為のフィキシングボルトです






ボルトとワッシャーにもグリスを塗っておきます






フィキシングボルトを取付けます






ボルトの締め付けには 15mm のレンチを使います
これはカンパの純正工具 UT-FC050






純正工具で無くても大丈夫ですが 余り厚さの有る工具では
クランクの穴の中に納まりません






工具をボルトにセットし締め込みます 締め具合は
このサイズの工具なら 目一杯締めれば OK です






ここでチェーンを掛けておきましょう






左側に移ります する事は右側と同じです






右側のクランク位置を確認して取り付けます






当然の事ですがこの様な位置に取り付けてはいけません






フィキシングボルトを入れ工具を掛けます




この工具を使う時は工具が外れない様に奥に押え込む様に
使います 結構外れやすい工具です ギア側では特に
注意が必要です






グリスで汚れた部分を拭き取って完了です






CAMPAGNOLO こんな刻印だけでも嬉しく思える
カンパニョーロです





これでハンガー周りの整備が終わりました すでにかなりの年数が経った部品ですが
特に何処が悪いと言う事もなく維持が出来ています もうしばらく整備を続けます
次回もどうぞお付き合い下さい 次はヘッド小物を分解するつもりです


前回の作業 【 Campagnolo ハンガー小物取付け 四角テーパー 】

次の作業 【 ヘッド小物 取外し スレッドタイプ 】

コメント (4)
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