Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラータイヤ フンドシ補修 TUFO S33 PRO

2023-09-02 20:03:00 | タイヤ
チューブラータイヤの接着面には保護布が貼られています それをふんどしと呼びますが
それが剥がれた時には補修します その様子をご覧下さい





TUFO S33 PRO ツーホーのチューブラータイヤです 細身の 19mm 巾で今迄に何本も使いました
これは使っていた物を一旦外した物ですが その時にフンドシの一部が剥がれたので 過去に補修を
しています




TUFO S33 PRO 色々な意味でかなり癖の強いタイヤです
今回のフンドシもその一面を見せてくれます






実はこのフンドシの補修の様子は 一ヶ月程前に紹介させて
頂いています その時はここまで紹介出来ていませんが
結果として駄目でした




一度違う接着剤を使い やはり接着しなかったので 今迄に何度も
補修に使った事が有る ボンド G17 を使った結果がこれでした
全く着かない・・




このタイヤはもう廃棄しようかと思っていたのですが
こんな接着剤に出会いました ボンド G103 これを仕事で
使う機会が有ったのですが かなり環境の悪い場面で問題無く
使う事が出来ました これを試してみます




接着剤に依って使い方が異なりますが G103 は両面塗布
それが乾燥しかけた時に貼り合わせます






まず ペイント薄め液で 両方の接着面の汚れを取ります






フンドシの接着面に G103 を出します これを歯ブラシで
塗り拡げます 慎重に作業を進めます






タイヤの接着面にも同様に塗布します






接着剤の塗布が終わり 表面が乾けば 双方を貼り合わせます






使用説明では 今回の気温なら 塗布後乾燥まで 5~20分放置
貼り合せたあと直ぐ使えますが 強度を求めるなら 24時間放置
との事で  今回は板とシャコ万を使い挟みつけました





これで完全硬化までおいて置きます これで駄目なら
諦めもつきます





さて一日経ちました 接着剤は硬化しているはずです 板を外してみます 楽しみです






強く締めていたシャコ万を外します






板をめくります






随分強く板に貼り付いていました これリムセメントです
コンパネの築層を剥がす接着力は想像以上です
いや感心している場合じゃ無い これ剥がすの大変ですよ・・






肝心なフンドシは 駄目です 接着していません






ふんどし側に至っては 接着剤も残らないです この表面に
問題が有るのでしょうか




結構丁寧に、考えられる限りの方法でやりましたが
また返り討ちに合いました 





材質に依って接着出来ない物が有るのも 知っていますが このフンドシとタイヤに
その様な物が使われているのが不思議です 両方繊維なんですけどね これが上手く
出来ない限り このタイヤは廃棄するしか有りません

前回の補修記事です 【 タイヤ フンドシの補修 】


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ホイール 床作り | トップ | タイヤを貼る MAVIC HELIUM »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

タイヤ」カテゴリの最新記事