Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

リアディレーラーを 交換する

2015-01-20 20:21:56 | 自転車整備 ディレーラー
前回はリアディレーラーを洗浄しオイルアップを行いました
今回はその変速機を今使っている物と取り換えます





Shimano Ultegra RD-6600 これを取り付けます 新しい物では有りませんが
程度の良い物です






先日より後ろの変速調整を行っていますが
まだ自分で納得が出来ないので 一度変速機も
交換して様子を見てみます まず今使っている
物を外しましょう






チェーンをインナー × トップに掛けます






チェーンを切ります ミッシングリンクを
使っているのでマスターリンクプライヤーを
使います






プライヤーをインナーリンクのローラーに掛け
お互いを引き寄せてやります






ミッシングリンクのピンが抜ける部分に移動するので
ミッシングリンクを外します




これでチェーンを外せました






DURA-ACE RD-7800 を使っています
変速機のワイヤーを外します






ワイヤーのクランプボルトを緩めます 5mm の
アーレンキーです






シフトワイヤーを変速機から抜き取りました






変速機の取付けボルトを緩めます ここも
5mm のアーレンキーです




特に難しい事は有りません ネジを最後まで緩めたら
変速機が外れます




変速機を外した時に少し気になる事が有りました






ディレーラーハンガーの取付けネジにバリが出ていました
最近何度も脱着をしているのが良く無いのでしょう
タップでネジをさらえておきます 10 mm です




交換用のアルテグラです






取付けネジにはグリスを塗っておきます






タップを建てたネジに変速機を取付けます
締め付けトルクは 8~10N.m の指定がされています






シフトワイヤーを取り付けます アウターは
アウター受けの奥まで確実に入れましょう




インナーワイヤーのクランプ部です ここには
ボルトの他にワイヤーを押える金属パーツが
付いています






そのパーツには方向が決まっており 上の写真が
正しい使い方で 下の写真は間違っています




変速機本体にはワイヤーを取付ける溝が切ってあり
ワイヤーはここへ入れます




ここは良く間違う部分なので気を付けましょう
このボルトの締め付けは 5~7 N.m の指定です




これで変速機が取り付きました






変速機のトップ位置と ローの位置を調整します






以前の DURA-ACE でも条件を変えて変速機の
移動量を計測しましたが今回もやってみました
でも今回はあまり得るものは無かったです






チェーンを張りましょう ギアはインナー×トップの
状態で行うのが良いですね 前の変速機にチェーンを
通します




後ろの変速機のプーリーケージの中を正しく通します






ミッシングリンクでチェーンを繋ぎ 繋いだ後で
オイルを一滴注しておきます






ホイールを取付け 汚れたチェーンステーは
綺麗に拭いておきます






変速機の調整を行います 今回は特に気を付け
基本通りに作業を進めます






トップ位置 ロー位置 ワイヤーの張り調整も
行いました






取り外したデュラエースの変速機は また保管して
おきましょう





前回 DURA-ACE のディレーラーの方でもほぼ期待通りに変速する様になっていました
変速機自体も問題は無いと思いますが こればかりは目視で歪みの判断まで出来ません
そんな事もあり違う変速機に交換してみました メンテスタンドの上では上手く変速しています
次は実走行で調子を見てみましょう

前回の作業 【 リアディレーラーの整備 ULTEGRA RD-6600 】 

次の記事 【 変速機の調整 実走する 】

コメント (2)
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サイクルコンピューターの 電池交換

2015-01-19 20:02:36 | よもやま話
今年のお正月の初乗りでサイクルコンピューターの文字が点滅していました
原因は解りませんが電池を交換しました




ロードレーサーを組んだ時、同時に取り付けた
キャットアイの CC-TR310TW V3n と言う商品です
止っている時間の方がはるかに長いのですが
電池が消耗しているのでしょうか




取説を読んでも 文字が点滅する症状は載っていません
取付け後丁度 2 年が経ちました 新しい電池にしましょう






サイコンの本体と心拍計センサーの電池を交換
蓋に付いている O リングが良く傷みます 薄く
シリコンを塗っておきました






自転車側のセンサーの電池も交換






三つとも同じ CR-2032 と言う奴でした 点滅の
原因は解りませんが直りました あまりスッキリ
した気にはなりませんが普通に動いているので
良い事にします





近所の空き地の切株 誰が切ったのでしょう ちょっと痛々しいです

この時期は綺麗に色着いた花を見掛けません そう言っているとあっと言う間に
桜の季節が来るのでしょうね まだ気が早いかな(笑)

コメント (3)
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リアディレーラーの整備 ULTEGRA RD-6600

2015-01-18 20:11:01 | 自転車整備 ディレーラー
自分のロードレーサーの変速調整が上手く出来ないと言う情けない状態です
一度変速機を交換しようとアルテグラ RD-6600 を用意しました 取り換える前に
洗浄とオイルアップをしてやりましょう





先日からの変速調整の一環作業です 自分の思い描いた変速状態にしたくて
変速機の交換をしてみる事にしました 用意したリアディレーラーは ULTEGRA RD-6600 です








新しい物では無いので汚れが残っています
洗浄して綺麗にしてやります




分解出来る範囲でばらします






外せるネジは外します ワイヤーのクランプネジです
5 mm のアーレンキーです




本体にはワイヤー用の溝が有りますが綺麗に残っています






シフトワイヤーのアジャストネジも外します






プーリーも外します こちらはガイドプーリーです
3 mm のアーレンキーを使います






プーリーの取付けネジです






白いのはセラミックでしょうか ブッシュですが
これもベアリングと呼ぶそうです でも自転車では
ベアリング無しのプーリーと言いますね








こちらはテンションプーリー やはり 3 mm の
アーレンキーを使います








テンションプーリーには回転方向の矢印が有り
シールドベアリングが使われています




分解はここまでです 部品を見ていると使用頻度の少なさそうな変速機です






各パーツの洗浄をします 場所を変えました






ワコーズのフィルタークリーナーを使います
別容器に必要量を取ります






刷毛でクリーナーを油で汚れた所に塗布します




直ぐに汚れたオイルが溶けだしますが それに伴い
私の手も良く汚れます 手がパシパシになります






部品にクリーナーを塗り終わりました






ワコーズのフィルタークリーナーは水で洗い流せば
O.K です 塗布後、時間を置く必要も有りません






小さなパーツ達は茶こしに入れてゆすいでやりました
フィルタークリーナーで水が白濁しますが 水が透明に
なるまで新しい水に替えてやります






部品が綺麗になりました その頃には私の手も綺麗に
なっています(笑) 
フィルタークリーナーがどの程度オイルを落すのか
試した事が有りますが 金属の表面が完全にオイルの
無い状態にはならず幾らかはオイルが残っているのを
感じます




使った容器の後片付けもしておきましょう 道具も
絶えず綺麗にしておきたいです






テンションプーリーはグリスアップがし難い
シールドベアリングが使われているので 
パーツクリーナーで表面の汚れを拭き取る
だけにしておきます




ベアリングに記号が書かれています S606RS 
内径 6mm 外径 17mm 厚さ 6mm ゴムシール 
波型保持器タイプと言う事でしょうか




エアブロワ―で内部の水分を良く吹き飛ばします
結構長い時間行いました



before and after



リターンスプリングも綺麗になりました






変速機取付部分も気持ちが良いです




部品の洗浄が終わったので作業テーブルに
帰って来ました オイルアップを行いましょう






本体の駆動部にはオイルをスプレー ワコーズの
チェーンルブです 用途の広いオイルで最近は
これを良く使っています






ワイヤーのクランプボルトやアジャストボルト
これらのネジにもグリスを塗っておきましょう
特にアジャストボルトは腐食して動かない物を
良く見ます






テンションプーリーはゴムシールドを捲ろうと
しましたが傷めそうだったのでそのまま取付けました




ガイドプーリーは左右に動く様に遊びを作ってあります
樹脂プーリーにゴム質のシールが入っています 結構
回転抵抗が大きそうです






その様な所には SPIN スピンのグリスを使いました






シールやセラミックのブッシュにグリスを塗布し
組付けます このプーリーは頻繁にグリスアップを
した方が良さそうですね と言うよりしないと駄目
だと思います




はみ出したグリスやオイルを綺麗に拭き取れば
完了です





現在は DURA-ACE RD-7800 を使っているので 部品とすればグレードダウンに
なりますが この様に触っていると ULTEGRA アルテグラもとても良い部品だと思います
でも実際に試合でも使うならガイドプーリーはデュラエースなどに交換した方が良いかな・・

前回の記事 【 変速状態は 改善されたのか 】

次の作業 【 リアディレーラーを 交換する 】

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男には解らない 女心

2015-01-16 20:06:32 | どうでもよい話
自分の事も良くわからないのに人の事なんて余計に解らない・・





こんな物がお誕生日に欲しいなんて言っていた 豪華な白い箱に入っています・・






その白い箱とガイドブック DURA-ACE の箱も
負けています






女性ならご存知でしょう 男性でも見た事が有る人も
いらっしゃるかな?
ReFa リファ と言う美顔器 顔だけじゃないから
美容器具かな




このローラーが実に気持ち良い 使ったんか!(笑)

お値段はデュラエースのカーボンペダルが余裕で買えます
自転車のペダルにそんなお金を出す人が美顔器が高い
なんて言っちゃいけません 
奥様や彼女にせがまれたら是非買ってあげて下さい





もうぼちぼちかなと思って表を歩いていると つぼみが有りました きっと梅ですよね

この美顔器に男性用も有ったのには驚きです 
【 プラチナ電子ローラー ReFa リファ 】 

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マビック チューブラーリム GP4 菱形の赤いシール

2015-01-15 20:31:25 | ホイール
昨年来より私がブログで記事にしている MAVIC マビックのパイプリム GP4
赤いシールの物を見てみます





マビックの GP4 これを何度か紹介しましたが この古いタイプの現物を
見掛けませんでした 今回それが有ったので写真を撮らせてもらって来ました






形はオーソドックスな平リムです ニップル穴には
コルクが詰められています タイヤを張る時に
一手間を掛けた丁寧な仕事です




この後、菱形からこのステッカーに変り リム自身も
細かな部分で変更になっています これも後に
もう一度マイナーチェンジされます






同じシールの新旧を見分けるのは 右側のシール




マイナーチェンジ直後の物は リムのタイヤ接着面に
溶接の様な跡が見えます






2度目のマイナーチェンジ後のシール 同じ形状をした
リムですが この 2種類のシールが有ります




新旧の違いの黄色いシール 末尾の文字が
新 650V 先程の古い方は 650W と記されています




2度目のマイナーチェンジ後は大きく形状と構造が
変わっています リムの両サイドに折り返しが有ります





現在は製造されていないリムなのでこんな事が解った処で役に立ちませんが
写真で残しておけばまた誰かがご覧になられるでしょう・・

関連記事 【 チューブラーリム マビック GP4 の新旧比較 】

コメント (8)
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