夏のころ大堀川草地では、人の背丈より高いセイバンモロコシ(西播諸越)が大繁殖し、沢山の綺麗な花穂を風になびかせていたが、草刈りにもあわなかったものは、そのまま立ち枯れてみすぼらしい姿をさらしている(バックの茶色い草はすべてセイバンモロコシ)。そんな中に季節を勘違いしたらしい花を見つけた。大人の腰くらいの背丈で、健気にもしっかり花を咲かせていた。小さなブラシのような雌花が目立つ。この後、雄花が出てきて実を結ぶのだろうか。
イネ科モロコシ属
2015年12月6日午後4時
メモ
↓ セイバンモロコシの花穂(14/8/23撮影)
セイバンモロコシ(西播諸越)の花、先ずブラシのような雌花の柱頭があらわれる。
雌しべ(1)⇒雌しべ(2)⇒雄しべ